横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

大錦と小錦

2007-09-17 07:12:13 | 近所

オオニシキソウ(トウダイグサ科)
大相撲秋場所で青森出身の関脇・安美錦(185cm,138kg)が全勝で勝ち越し一番乗りだ。
柔道も日本選手が不調な中、後半戦も力を発揮して優勝してほしいものだ。


~錦といえば、子供のころは栃錦が一番だった。
小さいながら名横綱として活躍し若乃花との名勝負も思い出される。
そして栃錦と同期生で、大関にはなれなかったが長く幕内にいた。
大量の塩を巻く若秩父との対戦で一つまみの塩しか巻かず場内の笑いを誘った。


記憶に新しいのは小錦だろう。
小錦がいれば大錦もいて、どちらも歴代数名が名乗っている。


まず大錦だが、大錦卯一郎は大正6年に26代横綱。
大錦大五郎は大阪相撲で大正7年に28代横綱。
同時期に二人の大錦がいたことに驚く。
もう一人、昭和48年に新入幕した大錦充周(一徹)はいきなり三賞を独占し
佐渡の怪童と騒がれたが、小結が最高位だった。



コニシキソウ(トウダイグサ科)
KONISHIKIの小錦八十吉は幕内力士としては3代目、十両以下を含めると6代目だそうだ。
初代は明治29年に17代横綱になった名力士であった。
3代目は圧倒的に大きな体で活躍したが、いろんな理由で横綱にはなれなかった。


オオニシキソウはコニシキソウより大きいわけだが、相撲ではどうだろうか。
大錦卯一郎   175cm  139kg
大錦大五郎   176cm  113kg
大錦充周    183cm  150kg
小錦八十吉(初代) 168cm  143kg
小錦八十吉(3代) 184cm  285kg

たしかに初代は小錦の名前に相応しい。しかし大錦たちも体重はさほどではない。
3代目小錦は初代の2倍の体重だから改めて大きさに驚く。

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37 コメント

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草木と相撲道 (縄文人)
2007-09-17 09:15:51
御見事御見事
アッパレ
 横浜お~チャン山の勝ちイイイ・・・~~
相撲道で固めるには大変な労苦があったでしょう。

日本の国技もチョイト、チョイト
モンゴル国に横綱は奪われて・・・・
  あの朝???は母国に帰ってしまい・・・ハテサテどうなりますやら。

あの柔道も日本のお家芸
   委員が選に漏れていなくなったとか・・・・?
  日本丸も・・????危うし
   今夜は柔らちゃんが出るとか・・・・・・・・・。
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地味な植物 (ひらりん)
2007-09-17 10:36:26
私はミーハーなので、何か話題がないと、プロ野球も大相撲も関心がありませんが、大相撲が面白くなってきましたね。
大錦、小錦が何人も居たというのは初めて知りました。
最近、聞きなれない、見慣れない、目立たない植物が掲載されていて、ふーん…と感心しながらブログを眺めています。
植物学に精通しようというほどの根性はありませんが、こういう知識が、私の頭の隅っこに残って、いつか、実物を見たときに役立つことを楽しみにしながら拝見してます。
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植物と大相撲 (naoママ)
2007-09-17 11:18:52
植物の「大錦」と「小錦」は随分としぶ~いお花なんですね。

お相撲の方では三代目の「小錦八十吉」しか知りませんが、こちらはあの巨体も振舞いもずぶんと派手でしたね。

そうそう栃錦も知っています。
しぶ~いけどキラリと光る技がありましたね
晩年は相撲協会で活躍したと聞いていましたが・・・

この植物もキラリと光るものがどこかにあるかも知れませんね。
実が食べられるとか・・体に良いとか・・???
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慌てました? (sagano)
2007-09-17 11:20:22
最初、植物の名前が出てこないので、調べたら
オオニシキソウ、コニシキソウと言うのがあって
納得。
よく拝見したら、一番最後にありました。
慌てもんですんません。
ひらりんさんの仰る通りです。
相撲 お好きなんですね。
私は 以前はよく観てましたが、詳しくありません。
まあ、面食いなので、大鵬、現九重親方(忘れ)
若貴時代・・もう一人、最近引退し、幕内に
長く居た スマートな美形の名前も忘れました。
朝・・は 態度がふてぶてしく、賞金もらうにも
ひったくるようで、嫌いです。
大きい方の小錦は、愛嬌があったのに、
今と違った状況で横綱になれなくて同情しました。
恥ずかしながら、全部 感情論です。
しかし、この結び付き 絶妙です!
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コニシキソウ (ポージィ)
2007-09-17 12:50:11
私が初めてコニシキソウの名前を知ったのは、ちょうどまだ
小錦関が現役で土俵に上がっていた頃のこと。あの大きな小錦と
この小さなコニシキソウが同じ名前というのが可笑しくて
ならなかったことを覚えています。
大相撲には大錦も小錦もこんなにいたのですね。私は3代目小錦しか
知りませんでした。

今あちこちでコニシキソウが実りの時を迎えていますね。
でもあまりに小さくて、最近目が見えにくくなってきた(^^;)私は
肉眼じゃ何がなんだかどうなっているのかよく分かりません。
オオニシキソウには会ったことがないです。花と実の様子は
オオニシキソウの方が可愛いなと思っています。会ってみたいな~
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う~ん 流石です! (ヤマト)
2007-09-17 15:38:33
びっくりです。
相撲談議に、何でこの花なの
流石おーちゃんでないと、この発想はないと思いました。
名前は知りませんでしたが、オニシキもコニシキも多分見ていると思います。
特にコニシキは地面を這うように生息してますよね。
小錦には踏みつけられてしまいそう
とても楽しく読ませて頂きました。
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こんにちは! (cocoa)
2007-09-17 16:09:19
今日は暑いですね。
歴代の力士に同じような名前があったのですね。
初代小錦は名前の通りですが三大小錦は特大ですね。
舞の海はシリコンを頭に注入したのに昔は小兵力士が結構いたのですね。
植物と四股名 面白い取り合わせです。
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草にも ()
2007-09-17 16:59:14
オオニシキ、コニシキがあったとは!
それにしてもお相撲の歴代、よく調べましたね!!!
感心して拝見させていただきました。

我々のころは、栃若、全盛でしたね!
国技もモンゴル勢にお株を取られて
とても淋しいですね。

横綱は強いだけではなくて
心技一体をつくづく感ずるこの頃です。
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縄文人 さん (おーちゃん)
2007-09-17 17:03:04
相撲や柔道のような国技は、やはり日本人に活躍してもらいたいですね。
四股名だって数々の歴史があるのですから。
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追記 ()
2007-09-17 17:04:21
ご心配お掛けいたしましたが
今日病院へ行って来ました。
案の定、肋骨にひびが入っていました。
肋骨固定帯なるものを巻かれて帰って来ました。
暫く大人しくしていなさいと言う事のようです。
大丈夫です。自然治癒を待ちます。
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