オカタツナミソウ(シソ科)
丘の道などを歩いていると斜面などにオカタツナミソウが見られるようになった。
オカタツナミソウは仲間のタツナミソウとかヤマタツナミソウとの区別が難しい。
茎に生えるうぶ毛の方向で区別するのが確実らしい。
オカタツナミソウは茎から出た産毛が下に向いている。
タツナミソウは横、ヤマタツナミソウは上向きだそうだ。
近所の農道の脇の草むらなどではナヨクサフジの紫色の花が目立つ。
ナヨクサフジ(マメ科)
山地で見ることの多いクサフジに比べてナヨクサフジは近所で多く見ることができる。
またクサフジとちがって帰化植物だそうだ。
ヒゲナガハナバチはナヨクサフジの常連さんだ。
知りもしませんでした。オカタツナミソウは「茎に生えるうぶ毛の方向で区別」
とはまた、なんと僅かで悩ましい差を見分けなくてはいけないのでしょう。
頭が痛くなりそうです。家の近くでは、ご近所の門のところに
少しだけ植えられていますが、何タツナミソウなのやら。
立浪草 という名前がぴったりの花の姿も色も好きなのですが、
区別が難しいと知ってから、敬遠の気持ちが働くようになってしまいました。
ナヨクサフジも咲き始めていますね。今年は川沿いの群生を
見に行けていませんが、帰化植物ではあってもなかなか魅力的な
お花と思っています。赤紫色に染まる様子は遠目で見ても見事ですね。
区別すると悩ましいのでおしなべて立浪草でもいいですよね。
どんな草花も家庭で植えられているものは園芸種的なものがあるので名前の判別は難しすぎます。
ナヨクサフジは毎年咲いている場所があるのですが、今回のところは初めて見ました。
でも帰化植物にしては広がり過ぎるということもなく、楽しませてくれます。