![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/40/3c9767e9a486e4a7ccef910d6a1c644e.jpg)
花や赤トンボや蝶を観察しながら、1929mの鉢伏山頂へ向かう。
もやの向こうになにか見たことがありそうな山が見える。
たぶん、学生時代に行ったことのある美ヶ原だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/02/8e0998b3c6873dded8e28dd74fb1ea33.jpg)
歩く道から草花たちの中へは入らないので、道に近いところの花を見ることになる。
ハクサンフウロやイタドリ、アキノキリンソウは多く見かけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/4d/05178006fea3159dbddafb654052a08d.jpg)
ハクサンフウロ(フウロソウ科)
先生の話だと、昔に比べて土が乾いている。
そのせいか、花の数がかなり少なくなっているそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c5/7fb614bff72b3443c1910ccb2da7cc2e.jpg)
イタドリ(タデ科)
イタドリは白い花と赤い花の両方を見たが、この写真はすでに実をつけている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ef/346ea0213516c868c8f1e8ec60098ffd.jpg)
イブキトラノオ(タデ科)
タデ科としてはママコノシリヌグイも咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/cb/6a48214af530385c1ba635841a8f0527.jpg)
ウメバチソウ(ユキノシタ科)
なにげなく撮ったが帰って見ると花弁もシベも面白い。
5本のオシベはメシベの柱頭を抱いているが、
1日に1本ずつ立ち上がって花粉を出す。
そのほかに仮オシベがあって、細く分かれた先端に腺体がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6b/8a26dfdb04c1f265041332825d2277bf.jpg)
分かりにくい写真が残念なので、ちょっと加工してみた。
鉢伏山頂について塩尻市街や諏訪湖を眺めていると、
遅れてきた女性の両足がハンカチでくるまれている。
どうしたのかと聞くと、靴底がはがれたのだと言う。
少し前に同じような例をブログで読んだことがあるが、身近に見てしまった。
しかも両足同時とは。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/fa/18aef0d4c137ae94913347f9619b5023.jpg)
マツムシソウ(マツムシソウ科)
キク科の花のように筒状花と舌状花からなるが、
舌状花のほうは唇弁になっていて下唇が3裂しているのが面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a1/04859aa930971a2d28f3b92b1fdc431f.jpg)
タチコゴメグサ(ゴマノハグサ科)
とても小さく、コゴメと呼ばれるのが納得できる。
下の唇弁に黄色い斑紋が入っている。
ほかにもいくつかゴマノハグサの仲間が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a1/f376f18030cdb29f02619fa4624e77e3.jpg)
ルリトラノオ(ゴマノハグサ科)
クガイソウにちょっと似ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ff/55aa99be7b52237f286ef01ddd4d03e2.jpg)
シオガマギク(ゴマノハグサ科) 塩竃菊
葉の形が菊に似ているが、菊の仲間ではない。
浜で海水を煮る塩竃は『浜で美しい』」ということから「葉まで美しい」にかけて
「塩竃菊」の名がついたという。
茎のあちこち何段かに巴に近い形の花をつける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/24/c279aab3b0da3f4a4e0a2530c3f44105.jpg)
トモエシオガマ(ゴマノハグサ科) 巴塩竃
トモエシオガマはシオガマギクの変種で、
茎の先端だけに巴状に花をつける。
ほかにもユウスゲやヨツバヒヨドリなども咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/49/ac998aaea84305eb3122b80744d9c87a.jpg)
帰り道、諏訪大社にお参りし名物の塩羊羹を買って帰った。
でいだらぼっちの足跡が諏訪湖らしいです。
高ボッチと鉢伏山は高山植物の宝庫ですね。
じっくり見て回ったら、何日居ても飽きないそうです。
おーちゃんも、これもこれも…ってお忙しいことだったでしょう。
毎週のように出かけておられるお友だちの高ボッチのHPです。
http://www.geocities.jp/thmt77/
靴底はがれの件、NZの旅のときに、同じツアーの人がやられて、ガイドさんのガムテープで応急処置してました。
山登りする人にはガムテープは便利品みたいですね。
花はどれも好きですが、自己主張の強い、色鮮やかな栽培種よりも、人知れず咲く野の花、高原の花が良いですねぇ
今年はマツムシソウを見られませんでした。
ウメバチソウ、我が家でも咲かせておりましたが、今年は絶えてしまった様、5本のオシベが1日1本立ち上がって・・・!良い事を教わりました。
素敵な高ボッチ行きでしたね!
良い運動と、美味しい空気でリフレッシュ出来たでしょうか。
マツムシソウ。
面白いですね。ヒラヒラが芸術的です(笑)。
両方の靴底が同時に!珍しいというか
やっぱり高原の花たちですね。どれもみな高山植物らしい魅力に
あふれていると感じました。
野に咲く花の美しさはいちばんですね。
ウメバチソウの面白い姿にも目を奪われました(^^)
この日は諏訪湖が少しかすんで見えました。
花をゆっくり見るには団体でないほうがよかったかもしれません。今回は山野草を駆け足で見ましたが、それなりに有意義でした。
いいHPですね。ありがとうございました。
靴底はがれは結構あるのですね。今回もガムテープじゃないけれど幅広テープで応急処置しました。
高原を歩きながら目に入ってくる花は、どれも魅力がいっぱいです。
初めて見る花がほとんどで、ポイントを押さえた撮り方が出来ませんでした。