横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

保護センターの生き物

2008-03-17 16:32:36 | 近所

いつも自然の語り部サークルでお世話になっているA先生に誘われて、
自然保護センターの観察会に参加した。

ぐっと暖かくなって小さな蜘蛛たちも動き始めて網を完成させたのもいた。


この葉の間にはジョロウグモの卵のうがあって、もう少し暖かくなるのを待っている。


日曜日の午後、現地募集で大人ばかり16名の観察会になった。
あれこれ見ながら水辺に下りる。
ヤマアカガエルの卵塊やヤゴなどを見ていると、2cmぐらいのクモが水面を走っている。
写りが悪いが、スジブトハシリグモというそうだ。
ハシリグモの仲間は網を張らず獲物を求めて徘徊するという。


ムラサキシジミ
チョウやガの仲間もかなり飛びはじめている。
ムラサキシジミは飛ぶと分かりやすい色だが、枯葉の上に止まられると見分けがつかない。
ほかにキタテハ、キチョウ、スジグロシロチョウがヒラヒラ飛んでいたが、
ルリタテハを見たという人もいた。


ミヤマセセリ
ミヤマセセリはセセリチョウの中では最も早く活動をはじめ、いわば春告げ蝶らしい。
羽の模様が渋くて良い。


チョウや花を追って地面を見つめると、ここにも卵のようなものがあった。
カタツムリの仲間の卵らしい。
孵化するころに見たいものだ。


カエルも冬眠から覚めて動き始めている。


上のより少し大きいこちらは、アマガエルではないかということになった。
アマガエルといえば緑色のがおなじみだが保護色で色が変わるという。

2時間のツアーで花、どんぐり、冬芽、小鳥など見るものが大変多く、
参加者みんな大いに楽しんだ。