東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲の脱穀と最後の稲刈り

2009年11月08日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 やや曇りの日曜日、今日は最後の稲刈りをしました。まず稲刈りの前にこれまで干してきた稲を脱穀作業をしました。脱穀した稲は、ボーイスカウト別所小学校5年生恵泉女学園生,そして私の勤める病院の同僚が稲刈りして竹竿に掛けて干した稲です。どれも稲刈りして1週間以上経っているため十分乾いています。

   小学生などが足踏み脱穀した籾      脱穀機におかれた籾入れ袋
 

 稲刈りした稲はあまり長い間田んぼに干しておくと、雨にあたって穂発芽して品質が低下します。また、りスズメに食べられたりもします。このところ晴天が続いているため仕事が休みの今日、昨日稲刈りした稲を除いて一気に脱穀しました。

         最初乾いた稲を脱穀機のそばに積んでから脱穀開始


 脱穀した稲藁はあとで細かく裁断して畑に撒きます。このため、脱穀が終わるたびに藁カッターまで持って行きました。束になった稲藁を両手を広げて包んで運びました。運んだ稲藁は藁カッターのそばに山積みしました。

            籾は脱穀機そばに置いた籾袋に排出され貯まる


 脱穀機を動かす発動機は2台あります。しかし、より古い脱穀機は故障で動きませんでした。予備の古い発動機を使って脱穀機を動かしました。寒いせいかガソリンを数滴空気吸入口にたらしてから動かしました。動かすとすぐ、冷却用の水を小川からくんで発動機に注ぎました。

     籾袋に排出される籾            古い予備の発動機、快調!
 

 古代米も脱穀しようかと思いましたが今日は止めました。古代米はとても茎が長いため、脱穀機の脱穀口に稲穂を揃えて入れることがやや困難です。次回脱穀することにしました。普通米を脱穀し終わった時点でお昼になったため、いったん休憩してお昼にしました。

            私を除く今日の参加者、歓談しながら楽しく昼食


 1時間ほど休憩すると、田んぼに残った普通米をすべて刈り取りました。古代米(イタリア人夫婦が田植え)が少し残っていましたが、台風で倒れた上に田んぼの水がなかなか抜けず長靴でもはまり込むため後日刈り取ることにしました。

              最後に残った普通米を残さずすべて刈り取り

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