東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲刈りと脱穀、心地よい疲労感

2005年10月22日 | 田舎暮らし

 今日は3グループの稲刈りや脱穀などをしました。雨による延期のため、3グループの作業日が偶然重なったものです。いやあもう、ほんとに疲れました。

 今日の農作業ですが、早朝に雨が降ったので、これは稲刈り中止かと思いながら、不安な気持ちで朝8時頃に田んぼに行きました。稲刈りをするか中止にするかほんとに迷いました。

 9時頃に「多摩丘陵の自然を守る会」の方が来て、彼らも今日自分達が稲刈りして干した稲を脱穀するかしないか空を見上げながら悩んでいるようでした。この時、曇り空の下でパラパラと小粒の雨が降ってきてたため、天候の見定めのため脱穀の時間を遅らせてはと話をしました。その結果、その後の天気の変化を見てから、会の方が脱穀するかしないかを判断することにしました。

 そのうち、今日稲刈りする大学生が来ました。どんよりとした曇り空でしたが、稲刈りそのものは出来るので大学生達の稲刈りはスタートさせました。

 その後、ほんのりと空が明るくなり始めたので「多摩丘陵の自然を守る会」の方が脱穀をすると決めたようでした。これで脱穀はスタートが決まりましたので、私は農業用発動機を動かすためのお湯作りや脱穀機のセッティングを始めました。

 脱穀を始めた頃に、今度は瑞穂農芸高校の女子生徒が4人ほど田んぼに到着しました。この4人の生徒には、最初「多摩丘陵の自然を守る会」の脱穀を手伝ってもらいながら脱穀を体験してもらいました。

  多摩丘陵の自然を守る会と一緒に脱穀する瑞穂農芸高校の女子生徒4人               


 脱穀が終わった頃、12時を過ぎていたので昼食タイムにしました。広いビニールシートを田んぼに広げて、大学生と高校生が車座になって和気あいあいに昼食をとりました。大学生の一人は、瑞穂農芸高校の生徒の先輩だったので、学校やごはんCUPなどの話題で話が弾みました。

 昼食後は、まず「ごはんCUP」に使うお米のキヌヒカリの脱穀をしました。そして、次に大学生と高校生で稲刈りをしました。稲刈りが終わる頃には15時になっていたので、そこで農作業を終わることにしました。

 私一人で3グループの世話をしたようなものだったので、ほんとにくたびれました。途中、脱穀に使う農業用発動機が動かなくなるトラブルもありましたが、代替の発動機を用意していたのでそれを田んぼに運びこんで無事脱穀を続けました。天候の不調やトラブルで心身ともに疲れましたが、無事終えたので今は心地よい疲労感でいっぱいです。

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