東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

遅れに遅れ、ようやく小麦の種をまく

2017年12月01日 | 麦,穀類,雑穀



 東京に行く前に小麦の種まきを終わらせようと思っていました。しかし、雨続きで種まきできませんでした。結局、東京から帰った後に種まきをすることになりました。標準的には、11月中旬までには種まきを済ませておかなければなりません。11月29日になってしまい、これほど遅く種まきをしたのは初めてです。おそらく麦が芽生えるのは12月20日頃ではないかと思います。分げつは期待できそうもありません。来年初夏の収量も少なくなると思われます。

  種まき器に種を入れる   種を入れ終わる     種まき器を押して播種
  

 毎年使っている種まき器が錆て使えなくなりました。そのため、さらに古い時代の種まき器を使って種まきをしました。小麦を栽培するプロ農家ではありませんので、このような古い種まき器でも十分です。種を入れた後、コロコロと押しながら畑に種を蒔きました。

      古い種まき器をコロコロ押しながら、畑に小麦の種をまく    


 最新型の種まき器は種を蒔いた後に土を被せてくれます。しかし、今回使った古い種まき器は、種を蒔いた後に人力で土を被せます。平クワを使うか足で土を寄せるようにして被せます。種まきよりも、この土を被せるのに時間がかかります。夕方遅くまでには種をすべて蒔き終わり、土を被せ終わりました。今後は、芽が出た後に施肥や麦踏みの作業が待っています。

  足で寄せるようにして土を被覆     種まきと土被覆が終わった麦畑
 


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