東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ナス苗,トマト苗,キュウリ苗,そしてサツマイモ苗の植え付け

2013年05月07日 | 野菜:果菜

 今は春の種まきや植え付けで一番忙しい時期です。今回は、一番スタンダードな野菜であるナス,トマト,キュウリの苗を植え付けました。そして、植え残していたサツマイモ苗を植え付けました。まずは、植えるための畝作りから始めました。去年は雑草がはびこって困ったため、今年は黒マルチを使って草が生えない工夫をしてみました。

           ナス,トマト,キュウリの苗を植え付ける畝を作るための耕耘 


 雑草が生えないためのマルチはふつうビニールの黒マルチかシルバーマルチを使います。シルバーマルチが良いのですが、高価なため黒マルチを使いました。ただし普通のビニール黒マルチではなく、雑草が生えない除草用黒シートを使いました。やや高価ですが、厚くて丈夫ですので何回も再生して使えます。なお、その除草用の黒シート10mを半分に切って5mで使いました。

   耕耘後、平クワで畝を鞍型に整形        除草用の黒シートを畝に張る
 

 除草用の黒シートを畝に張り終わると、その黒シートに120cm間隔で丸い穴を開けました。その黒シートを再生して使うときは、穴を追加して60cm間隔で使っても構いません。穴を開け終ると、野菜の苗を植え付けました。

         除草用の黒シートに120cm間隔で穴を開け、ナスの苗を植え付け


 最初はナスの苗を植え付けました。続いて、トマトの苗を植え付けました。植え付けたトマトの品種は、中玉赤X2,小玉赤,小玉黄の4品種です。トマトの苗を植え付けると、最後にキュウリの苗を植え付けました。キュウリは時差で収穫したいので、今回は二つの苗を植え、約一ヶ月後に二つの苗を追加して植え付けます。

      トマトの苗を四個植え付け             キュウリの苗は二つ植え付け
 

 夏は雑草がどんどん生えます。畑が何か所かに分散していることもあり、いちいち手で除草していては追いつきません。除草作業をなるべく機械化したいので、機械が通ることができるように畝間を十分広くしました。

               機械で除草作業したいので、十分広くした畝間隔


 ナス,トマト,キュウリ苗の植え付けが終わると、残していたサツマイモの苗を植え付けました。前回植え付けたのは安納芋でしたが、今回植え付けたのはハヤトとベルベットです。両品種共に甘味が強く焼き芋用品種です。焼き芋に最適だった安納芋に追加してこれらの苗を購入しました。さて、ナス,トマト,キュウリ,そしてサツマイモ、ちゃんと根付いてくれるでしょうか。

                 今回植え付けたサツマイモ苗(ハヤト,ベルベット)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桃の幼果に袋かけ、スモモの幼果 | トップ | 林の小さな住人、オトシブミ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さつま芋 (かずみ)
2013-05-07 19:39:31
 早いですね。
 この辺でも量販店では芋の蔓を売っていますが農家の苗場の蔓はまだ短いです。
 「紅あずま」が甘いとか聞いています。
 友人は紫芋を栽培しています。
返信する
Unknown (東京里山農業日誌)
2013-05-08 19:53:43
私は、今回は年末に苗を注文しました。以外に早く届いたので、植えるのも早くなりました。紅あずまも良いですね。私は、ねっとりして透明感があり黄色の安納芋が個人的に好きです。収量は少ないのですが、芋も巨大にならず小さいので扱いやすいです。その芋を使って、地区のお祭りなどで焼芋にしてみんなに配っています。昔は、農家で温床で苗を自給していました。私も一時、東京で踏込温床で苗を作ったことがありますが、発酵熱の管理が大変でした。
返信する

コメントを投稿

野菜:果菜」カテゴリの最新記事