東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

国木田独歩生誕150年を祝う記念行事開催 田布施町

2021年07月16日 | ふるさと

 150年前の今日(7月15日)、国木田独歩は生まれました。その生誕150年を祝う記念行事が田布施町のサリジェで開催されました。さて、独歩は150年前に今の千葉県で誕生しました。独歩が生まれる前、父親の専八は千葉沖で難破して地元の娘に助けられたとのこと。専八を介抱し続けたその娘が独歩の母親になったのです。専八には今の兵庫県に正妻がいたために大騒動になったそうです。・・・そんな生誕に関わるお話,独歩の挫折,そして独歩の二重性などについて、興味深く松島先生の講演を聞くことができました。この講演の内容を、10~11月に田布施町郷土館で開催する「国木田独歩生誕150年記念展示会」に生かせたらと思います。また、同じころに開催する独歩関連史跡巡りウォーキングの解説にも生かそうと思っています。

       興味深く聞いた、国木田独歩に関わる松島先生の講演


 私は、国木田独歩が吉見家に仮寓していた事を高校生の頃に知りました。なんと、私は子供の頃に吉見家があった場所によく遊びに行っていたのです。鮮明に覚えている井戸や池が国木田独歩時代の物だと知ってさらに驚きました。また、はげ山だった吉見家の裏山である吉見山や高塔山にもよく登っていました。その頂上から見た景色を、独歩も見たのだと思うと考え深いものがあります。先日、独歩時代の吉見山や高塔山の景色がまだ残っているか探索しました。しかし、山は木々や蔓に覆われており、はげ山だった頃の吉見山や高塔山は残っていませんでした。10~11月の国木田独歩に関わる史跡巡りウォーキングでは、私が子供の頃に登った吉見山や高塔山の解説もしようと思っています。

  田布施町サリジェ     祝う会開催の挨拶     独歩の詞を歌う
  


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