東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

織機の整経作業としての経糸作り

2019年06月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 このところ忙しくて布を織る暇がなかなか取れません。当初、自分が紡いだ糸で布を織ろうと思っていました。しかし、糸紡ぎする時間も取れません。そのため、売っている白糸を使って布を織ろうと思い立ちました。私が持っている織機は、持ち運び型織機ですのでテーブルクロス程度の布しか織れません。忘れないうちに布を織ってみようと思います。まずは整経しなればなりません。江戸時代から明治にかけて、田布施町では盛んに布が織られました。当時はどのように整経していたのでしょうか。

        整形台を使って、気長に経糸(16本 x 2組  x 8)を作る


 整形する前に、経糸を何本にするか、長さを何センチにするか決めなければなりません。私は、経糸を三色に染めてチェック模様の布を作りたいと思っています。三色とは、藍で染めた青、紅花で染めた赤、タマネギで染めた茶です。そして、染めない白色を含めた四色でチェック模様ができたらと思っています。染めの素人ですので、薄く染まった経糸で十分です。

  縦横兼用にする糸     長さ2mの経糸      整形台を糸が往復
  

 経糸の長さは2mとしました。縦縞の色の順番は今のところ、青,赤,茶,白,青,赤,茶,白の予定です。この順番は、各色の染め具合を見てから再考しようと思います。経糸の本数は、16本 x 2組 x 8の256本の予定です。糸の配分は、青32本、赤32本・・・・白32本です。また、横糸も32本ごとに色を変えようかと思っています。整経,染め,織りと気長な作業が続きます。暇を見ての作業になるので、布ができるのに1年位はかかるのではないかと思っています。気の長い話です。

   綜絖で交差する経糸部分         経糸16本分の出来上がり
 


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