東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

我家の干柿作り・・田布施町のかつての名産「大波野柿」について

2022年12月04日 | 樹木,果樹

 先日収穫した渋柿の皮を剥いで吊るしておきました。その吊るしていた渋柿が、美味しい干柿になりました。我家はまだ渋柿の収穫量が少ないため、別に渋柿を100個ばかり購入しました。届いた渋柿をすぐに干柿にすべく皮を剥いては吊るしました。
 田布施町の大波野地区はその昔、干柿のブランド「大波野柿」の名産地でした。お正月の鏡餅と一緒に飾る串柿です。今は一軒もその干柿を作っていません。干柿作りに使う渋柿の大木だけが、寂しく数本残っています。田布施町は今、イチジクの生産地ですが、かつては干柿の生産地だったことを知っている人はほとんどいません。昔の名産を復活させる動きはないものでしょうか。

           渋柿の皮を剥いで吊るし、美味しい干柿に


 我家は3年位前から渋柿の苗木を購入して植えました。その渋柿がやっと収穫できるようになりました。ただ、今年は11個の渋柿を収穫できただけです。来年は何個収穫できるでしょう。100個ほど収穫できるようになれば購入しなくてもよくなります。友達と一緒に収穫できるような個数になれば嬉しいです。
 今年も渋柿と甘柿の苗木をそれぞれ2個位注文しようかと思います。ただし、古希の私があと何年間安全に収穫できるか心配です。そのため、脚立を使わないで収穫できるように毎冬剪定しようと思います。

  皮を剥いた渋柿をぶら下げ乾燥       干柿完成の我家産渋柿
 

コメント
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