東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

遅れてしまった、オートミールの種まき

2022年12月08日 | 麦,穀類,雑穀

 先日小麦の種まきを済ませ、今は発芽して背が伸びしつつあります。ところが、オートミールの種まきをすっかり忘れていました。オートミールはオート麦とも言い、正式には裸性燕麦と言うようです。
 燕麦は穂の殻がはずれないのですが、オートミールは収穫時には殻が外れます。これは脱穀しやすい性質で、人間が粒を収穫する時に役に立ちます。ところが、これは野鳥にとっても食べやすい性質です。そのため、鳥の食害に悩まされます。栽培しやすいのですが、鳥に食害されないよう工夫しないと収穫がおぼつきません。今は、種を絶やさないためだけに少量栽培しています。

         大根を収穫した跡にオートミールの種をまく


 畑を耕す時間がなかったため、大根を収穫した跡にわずかばかり種まきしました。大根を収穫した跡は深い穴になっています。そのため、その穴を平らに慣らしてから種まきしました。数粒のオートミールの種をまいて土を薄く被せておきました。ただ、今は早朝に霜が降りる季節です。種まきする季節から遅れすぎています。寒さ,霜,そして霜柱にやられないように透明なビニールを覆っておきました。こうすることによって、日中は地温が上がり、夜は保温されます。これで何とか発芽すると思います。

   オートミールの穂    オートミールの粒     ビニールで保温
  

コメント (2)
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