東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

干した大根を使って、たくあんを漬ける(1/2)

2022年12月13日 | 料理、食品加工

  12月も中旬になり、何かとせわしくなりました。先日、たくあんにする大根を何本か干していました。その大根がだいぶしなってきました。急いでたくあん漬けをしなければなりません。まずは、浸けるための樽などを用意して、糠などの具材を調合しました。なお、他の用事と重複したため漬けるのは次の日にしました。
 漬けるための糠はいただいたものを使いました。重さを測ると1.76kgでした。この糠の重さに合わせて、食塩、昆布、唐辛子、昆布を用意しました。色付け用のクチナシは我家で収穫した実を使いました。隠し味として先日干し柿を作るために剥いた渋柿の皮やミカンの皮を使いました。これらの調合は各家によって違うでしょうが、糠と食塩だけは共通ではないかと思います。

     糠,食塩,昆布,唐辛子,昆布,果実の皮などを混ぜ合わせる 


 ところで、以前使っていた樽に小さなヒビが入っていました。そのため、新しい樽を購入しました。昔、樽は木でできていましたが今はプラスチック製が主流です。ついでに、樽に合った大きさのビニール袋も購入しました。蓋や押さえ蓋は樽に付いていました。重石ですが、代用品として作業小屋にある機械を重しとして載せようと思います。

  糠の重さは1.76kg    食塩を糠に混ぜる    乾燥した我家産クチナシ
  

 最初、バケツに糠を入れました。そして、食塩などを次々に放り込みました。昆布はハサミで切ったものを、クチナシはミキサーを使って細かく砕いた物を、果実の皮は手で細かく千切って入れました。
 ところで、調合した糠を保管のためビニール袋に入れる時、うっかりこぼしてしまいました。ズボンなどが糠だらけになりました。やれやれ、湿らせた布巾で拭いたり、はたきで叩いたりと大変でした。素人の私は、こんな失敗は日常茶飯事です。次の日はいよいよ、吊るした大根を下ろして漬けます。

   砕いた唐辛子を糠に混ぜ込む    丁寧に糠や塩などを混ぜ合わせる
 

コメント
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