東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

國木田独歩について1年ぶり講演 (去年コロナ惨禍で講演できず)

2022年09月30日 | ふるさと

 去年は國木田独歩生誕150年でした。そのため、去年國木田独歩に関わる展示会を開催したり、独歩に関わる史跡巡りウォーキングで解説ををしました。その後、各公民館で國木田独歩に関わる講演をする予定でした。ところが、コロナ惨禍ですべての公演が中止になってしまいました。その原稿や資料などがすべて無駄になってしまいました。
 改めて今年、國木田独歩に関わる第1回目の講演を麻郷公民館で実施しました。1度休憩をはさんで2時間ほど喋り続けました。少しばかり疲れました。1年遅れでしたが講演できて良かったです。

        講演15分前、プロジェクタやスクリーンなどを調整


 話をした内容は、國木田独歩が銚子で生まれてから南湖院で亡くなるまでの生涯です。主に田布施時代の関わりを解説しました。さらに、独歩に関わる史跡の現在を解説しました。例えば、独歩の「帰去来」や「欺かざるの記」によく出てくる高塔山を実際に歩きました。歩いたと言うよりも踏破したと言った方がよいくらい、山頂や尾根は荒れ果てていました。また、独歩に富永有隣を紹介した東久治の写真を麻郷小学校で発見した話などもしました。そして、独歩が仮寓した吉見家跡、独歩が登った吉見山、独歩が訪れた麻郷神社、独歩と交流があった八海の桂糺の家跡なども訪れました。・・・などなど、制限時間いっぱいにお話をさせていただきました。

   独歩講演最初のタイトル映像     個別質問を受けた10分間の休憩中
 

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