東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

毛糸を使って織物、斜め模様を試みるも

2021年05月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 これまで、リジット織機を使って経糸に青色の横糸を通してきました。今回から桃色の横糸を加えて斜め模様を入れることにしました。これまで織物に斜め模様を入れたことが無かったため、二色の横糸をどう交わらせるか悩みました。さっそく失敗してしまいました。青の横糸を経糸の左端に出した時に、桃色の毛糸を経糸の右端から入れました。すると、二色の毛糸がうまく重ならないのです。何度か試行錯誤して織り直しました。青色は経糸の左端から、桃色は経糸の右端から挿入すれば良いことに気が付きました。他にも良い方法があるのかも知れませんが。私は教わることをしないので、最初はいつも失敗ばかりです。

      青色と桃色の横糸を斜め模様にするも、段差が気になる


 青色だけを20段ほど織った所から、桃色を割り込むようにして斜め模様にしようと考えました。経糸は128本あります。経糸8本ごとに青色を短く織り、逆に桃色を長く織ります。そうすれば、計算上16段で斜め模様が完成するはずです。青色の毛糸を巻いたシャトルと桃色の毛糸を巻いたシャトルを使って斜め模様に挑戦です。

  桃色の毛糸の選別    桃色をシャトルに巻く   斜め模様の一段目
  

 単純な斜め模様ですが意外に大変です。特に両者の色が接する部分です。両者を重ねると、その部分がどうしても厚くなるのです。他の方はどう織っているのでしょうか。模様が複雑になるほど、そして色が増えるほどシャトルが増えます。当然ながら労力も時間も増えます。今回は織物に模様を入れる大変さを体験するつもりで、のんびり織ろうと思います。

    二色の毛糸が交わる箇所       斜め模様、ようやく6段目
 

コメント (1)
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