東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ほうきモロコシの苗を畑に移植

2021年05月27日 | 麦,穀類,雑穀

 穂モロコシ(高キビ,コーリャンとも言う)を栽培しています。今回、穂が長くてほうきの材料になる品種の苗を畑に植えました。去年せっかく収穫した穂でしたが、中古で手に入れたハーベスタの脱穀力が強すぎて穂が大部分ちぎれてしまいました。ほうきを作るどころではありませんでした。今年もう一度栽培して、ハーベスタのドラム回転数を落として脱穀しようと思います。また、収穫した実を精米して食べてみようと思います。私の亡き父親が戦前に中国にいた頃、小豆の代用品として穂モロコシの実が入った赤飯を食べたとのこと。まずくて食べられなかったそうです。栄養価は分かりませんが、美味しくなかったようです。その昔、私が山梨県の山奥で雑穀栽培の調査したことがありました。穂モロコシの実を搗いて、餅のようにして食べていた家がありました。

        穂モロコシの苗を、去年のジャガイモ畑跡に移植


 2週間ほど前に苗箱で育てていたほうきモロコシ、苗箱から取り出して移植しました。植えた場所は去年ジャガイモを育てた畑です。去年にイノシシにやられてから、この畑で芋類を育てることができくなりました。芋類の代わりに、今年はほうきモロコシを育ててみることにしました。クワで苗を植える筋を掘り、10cm位の間隔で植えました。ただ、この畑は根土質であるためうまく育つか分かりません。うまく育ては高さ2m位に育ちます。この秋に立派な穂を収穫できるでしょうか。

  移植を持つ苗束      苗を数本持つ     移植された苗
  

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