東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

スズメなどに食害される麦畑、その傍を耕す

2021年05月31日 | 麦,穀類,雑穀

 麦畑の傍を耕運機で耕しました。先日、草刈機で綺麗に雑草を刈っておいたので、比較的楽に耕すことができました。今日は久しぶりの晴天で、しばらく作業していると汗ばんできました。作業が終わるころには喉が渇きましたが、うっかり飲み物を忘れてしまいました。次回からは必ず水分補給の準備を怠らないようにしようと思います。せめてジュースを買えるくらいのお金をポケットに入れて来ようと思います。
 今日は全体を広く耕しました。明日は移植したり種まきする場所をもう一度耕します。明日は耕した後、次の作業をしようと思います。藍の苗を移植、綿(緑)の種まき、キビやモロコシやハト麦などの種まきです。時間があれば渋柿周りの草刈りをしようと思います。

           快晴の中、麦畑の隣をのんびりと耕運


 ところで、麦畑が散々です。私が耕運機を運び込むと、麦畑からいっせいにスズメが飛び立ちました。先日、スズメなどの害鳥に食べられないように糸を張っておいたのですが効果がなかったようです。スズメにはその糸が見えるようで、糸を避けるようにホバリングしています。これはもう、スズメが羽を広げた幅より狭く糸を張るしかありません。

    明日もう一度耕せばOK      あーあ、スズメに食べられた麦穂
 

 以前、糸ではなく網を張っていたことがありました。スズメたちを見ていて驚きました。その網の上に来てホバリングすると、羽を閉じるのです。羽を閉じて網の間を落ちるようにして通っていました。スズメは羽を閉じると、体の大きさが2cm位しかありません。そんな細かな網はありません。私だけが麦を作っている現状では、スズメの餌場を作っているようなものです。何軒かが一緒に麦を作らないと被害は避けられません。防鳥に一番良いのはカスミ網ですが、野鳥保護のため今はもう販売していません。やれやれ!

         かろうじてまだ食べられていない麦

コメント
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