東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷北部 史跡巡り下見ウォーキング(3/3)

2021年02月06日 | 歴史探訪他ウォーキング

 毘沙門様周辺はとても綺麗に管理されていました。ここで少し休憩しました。ところで、この毘沙門様前で一年に一度「杵崎さまの火祭り」が行われます。このお祭りは江戸時代以前に起源があるようで、祭り時に「虫追い」などの言葉が使われます。記録によると、昔はどの地域でもこのお祭りが行われていたようです。お祭り時には、あちこちの地域で火の手が上がっていたようです。

          旧平和霊場二番札所の新川寮前で休憩


 毘沙門様を出ると、トイレ休憩するためにMaxValueに行きました。この近くにトイレの場所が無いため、本番ウォーキングでもMaxValueに寄ることにしました。MaxValueで小休止すると新川の浮島神社に向かいました。途中、古い道を通って旧関戸橋袂に立ち寄りしました。続いて、そこから田布施川に沿って下流に向かって右岸を歩きました。

 MaxValueで小休止     旧関戸橋たもと    五人力の清三郎の石柱 
  

 しばらく歩くと、五人力の清三郎の石柱に着きました。この石柱の前で立ち止まって五人力の清三郎の民話を皆さんにお話をしました。続いて、田布施川を離れて平和霊場二番札所だった新川寮に行きました。80年位前に尼さんが住んでいたそうです。次に最後の史跡である浮島神社に行きました。新川寮の西隣にある神社です。

      新川寮に到着           最後に浮島神社を見学
 

 江戸時代、この付近が干拓された頃に浮島神社は創建されました。しかしながら、なぜ「浮島」なのか誰に聞いても分かりません。遠い古代、浮島神社付近は島でした。遠くから見た時、蜃気楼で島が浮いたように見えたのでしょうか。ところで、私が子供の頃に浮島神社で花火大会がありました。この付近に花火師が住んでいたとの話を聞きます。しかし、火薬の届出や管理が厳しくなってから花火をしなくなったようです。浮島神社を出ると、スタートした麻郷公民館に向かって帰りました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。

        田布施町麻郷北部下見ウォーキングのコース

コメント
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