コロナのおかげで放課後学習成器塾が散々です。1月は調理を教えようと、小豆や製粉機などを準備していましたが中止になってしまいました。ちなみに、去年は果物を使った調理やホットケーキ作りをしました。今年度は調理は一度もできずに終わります。2月は幸いにもコロナが収まり放課後学習が再開となりました。今回は、子供達が織りやすい簡単な織物体験を実施しました。段ボール枠を使った織物体験です。
簡単な織物作品を見たり、好きな色の毛糸を選ぶ
最初、私の方から段ボール枠への糸の張り方を教えました。往復して張る方法とぐるぐる巻きして張る方法の二種類あります。今回は、出来上がった後にフリンジ加工しやすいぐるぐる巻きを教えました。経糸をぐるぐる巻き終わると、子供達に好きな色の毛糸を選んでもらいました。その毛糸を段ボール製シャトルに巻きました。そして、経糸の間を段ボール製シャトルを通しながら織りました。ちなみに、筬の代わりはフォークで綜絖の代わりは園芸用名札です。
経糸をぐるぐる巻き 横糸を丁寧に通す もう少しで完成
出来上がると、横糸を変えた時のはみ出し糸を結んでまとめました。それが終わると、段ボール枠から切り離しました。そして、フリンジ加工しました。ここまでの作業はとても簡単です。一度教えれば、小学生でも楽しく織物を作りことができます。楽しかったのか、居残って織りたい子供が何人もいました。そのため、少し時間オーバーして冷や冷やしました。来週も段ボール枠を使い、今度は円状に織る織物を教えます。来週が今年度最後の放課後学習となります。
段ボール枠から外して、末端をフリンジ加工して完成