東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 高松八幡宮 夏祭り 御神幸とお迎え提灯 2017(2/9)

2017年07月13日 | ふるさと

 続いて蓮輪の志熊氏下に行きました。この地区では大正時代に神舞が盛んでした。隣近所の方々が神舞のそれぞれの役を担当したとのこと。例えば、当時の志熊氏は舞手だったそうで、倉氏は剣の舞が上手だったとの話が残っています。それぞれ明治後半生まれだったでしょうから、大正時代は若者だったに違いありません。おそらく、神事時にも舞われたのではないかと思います。

  5.志熊氏下         6.矢村氏下        7.米出
  

 次に同じ蓮輪の矢村氏下に行きました。そして、その次に米出に行きました。米出地区は江戸時代後半に、名前の通り麻郷地区で生産されたお米を出荷していました。米蔵がたくさんあったそうです。また、代官所に相当する上関宰判勘場がありました。明治時代にも、二階建ての呉服屋があるほど賑わっていたそうです。

        8.蓮輪集会所横、蓮輪,米出,鳥越,浜城を結ぶ十字路


 次に、蓮輪集会所前に行きました。かつて蓮輪集会所近くの山の上に金毘羅社のお社がありました。しかし、あまりに急な石段のためお年寄りが登れません。そのため、今は集会所でお祭りをしているそうです。ここ最近、山の上にあるお堂やお社を麓に移すケースが増えています。小子高齢化の顕著な表れだと思います。

  9.藤森商店前       10.伊藤作業所横     11.加藤氏前
  

 蓮輪集会所を過ぎると、浜城地区に入り藤森商店前に行きました。江戸時代、この近くで漢学者亘理南山が塾を開いていました。明治時代になって、教え子が立派な石碑を建てています。平生町からも教え子が通っていたとのこと。続いて、同じ浜城内の伊藤作業所に行きました。

         12.泊団地1               13.泊団地2
 

 次に国道188号線に出ました。南周防大橋近くの加藤氏前に着きました。次に、道を渡って泊団地に行きました。この団地は私が子供の頃には無かった団地です。城山の麓に作られた団地です。かつては城山が西側にそびえていましたが、山腹が削られかつての城山の威容はありません。泊団地の二ヶ所の御旅所を回った後、次に戎ヶ下地区に向かいました。

           高松八幡宮夏祭り御神幸のコース

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