東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いNEC製 真空管式ラジオ付き小型アンプ(S-101M)の修理(4/x)

2017年01月23日 | 古ラジオ修理工房

 去年からラジオ付き小型アンプの修理をしています。しかし、一本の定電圧真空管が無かったために修理が滞っていました。普通の電気屋さんで真空管を売っていないため、オークションで見つけた定電圧真空管VR105を購入しました。思っていたより安価でしたので良かったです。一方同じ真空管でも2A3のような出力管は、とても高価で手に入れることができません。

  手に入れた定電圧真空管VR105               真空管VR105をソケットに挿す
  

 手に入れた定電圧真空管VR105を所定のソケットに挿し込みました。これで、すべての真空管がそろいましたので、電源の100Vを入れてみようと思いました。しかし、電源100Vのソケットが家庭用のソケットと違うのです。そのため、電源を入れることができません。仕方がないため、電源コードを直付けすることにしました。

        すべての真空管がそろったラジオ付きの小型アンプ


 直付けして100Vの電源を投入しました。すると、電源ランプが赤く点灯しました。そして、しばらくすると各真空管のフィラメントが点灯しました。ざっとみて異常はないようです。しかし、この小型アンプはスピーカーがないため動作しているかいないのかさっぱり分かりません。そもそも、スピーカー出力端子が無いのです。スピーカー側に付いている出力トランスに高圧線を繋ぐのでしょうか。通常のラジオとは構造が違うようです。その構造を調べてから、次の段階の修理に入ろうと思います。

  電源コードを直付け    点灯した電源ランプ    点灯したフィラメント
  

コメント (4)
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