東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

麻郷,平生町,上関町,そして柳井市方面の神社を初詣(7/9)

2017年01月09日 | 歴史探訪他ウォーキング

 黒島を一回りして黒島神社に行きました。周りの木々で日陰になった静かな神社です。本殿と氏子会館が一つになっている、普通の民家のような建物です。黒島は古代において島だったのではないかと思います。今の烏島(からすじま)のように海に浮かんだ島だったと思います。また、この近くで遺跡が見つかっています。古代から人が住んでいたのでしょう。

             黒島の西側山麓に鎮座する黒島神社


 続いて、厳島神社に行きました。この神社は海を見下ろす小山の頂上にあります。この神社は巨石がご神体ではないかと思われます。海に向かう石鳥居の入口付近に巨石がゴロゴロしているのです。そして、その巨石の一つに灯篭が建てられています。目の前に火力発電所がありますが、私が子供の頃、発電所はなく反対側の柳井港まで延々と海が広がっていました。大昔、山から転げ落ちた巨石なのでしょうか。

  厳島神社の本殿      鳥居近くの巨石の一つ      人麻呂神社
  

 続いて山に入りました。そのまま道を登りつめると、平生町の般若寺に着く道です。その道の途中にある人麻呂神社に行きました。注意しながら通らないと、この神社に気が付きません。万葉集の歌人である柿本人麻呂を祀った神社と言われています。人丸神社とも言いいます。田布施町麻郷鳥越には柿本大明神と刻まれた祠があります。鳥越の方はこれを人丸様と呼んでいます。

     谷筋にある常楽寺         火力発電所がよく見下ろせる専称寺
 

 人麻呂神社を過ぎて、どんどん坂道を登りました。そのまま上り詰めれば安城寺(あじょうじ)地区又は般若寺に着くのですが、今回は常楽寺でおしまいにしました。常楽寺は谷筋に建てられています。谷筋沿いにたくさんのお地蔵様が並ぶように安置されています。常楽寺で道を引き返しました。そして、途中にある専称寺を訪れました。お社のようにも見える本堂がありました。庭には白砂が撒かれていて綺麗に掃かれていました。

  小烏神社、石段の中間付近から下      小烏神社本殿から下を見て
 

 坂を降りると次に小烏神社に行きました。名前からすると優しい神社のようですが、とんでもありません。急斜面に延々と石階段が続くのです。もうそろそろかと思うと、中ほどなのです。この周辺では一番長い石階段だと思います。また、一つ一つの階段の段差もあるため高齢者はとても無理です。ちなみに段数を数えてみました。334段ありました。石階段の登り口近くは、海に面して鳥居がありました。元々は海から石階段が続いていたのでしょう。足ががくがくです。何度も休みながら石階段を登りました。

      初詣のために通った、麻郷,平生町,上関町,柳井市のコース

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