東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 石走山古墳と国森古墳周辺を調査(2/2)

2017年01月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 石原璋(たまき)の顕彰碑を見終わると、次に石走山古墳に行くことにしました。途中田布施の名木の一つを見上げました。その樹木の種類は忘れてしまいました。バイクを駐車するため石走山下の駐車場に行きました。この駐車場はどこのだれが管理しているのかよく分かりませんが駐車させていただきました。なお、その駐車場の向かい側は川に面しているのですが、侵入禁止になっています。ここはバスを止めることができるほどの広い空地です。駐車場として管理できれば便利ではないかと思います。

  田布施の名木の一つ     駐車場前の道路標示  左が空地、右は駐車場
  

 石走山古墳へは、北側から登るコースを取りました。舗装され手すりがついた坂道です。緩くて登りやすい坂道なのですが、ここ最近草刈りできなかったのか灌木が生えています。登りきると墓所があります。その少し横に祠があります。さらにその小道を進むと、石走山古墳の案内板が建っていました。錆びて茶色に変色した案内板です。
 
  手すりがついた登り坂     墓所横の祠       錆びた案内板
  

 錆びた案内板から数十m進むと、石走山古墳です。古墳周辺が少し草刈りしてありました。数年前は灌木だらけで歩けないほどでしたが、少し訪れやすくなっていました。古墳の南側に石室の入口が開いています。中に入ってみました。入口は狭いものの、中は立つことができます。古代において、どんな人が葬られたのでしようか。

           石室に入ることができる石走山古墳


 石走山古墳の周りを一回りして、西側に通じる道を通ってみました。灌木が生えているため道がよく分かりません。それでも突き進むと山道に着きました。ところが、その場所の地面に案内板が落ちていました。元々は立ててあったのが落下したのでしょうか。石走山古墳へのルートは三つあります。そのうちの民家を脇を通るルートは、とても分かりにくく初めての方は道に迷ってしまうか不安に思うのではないかと思います。生活道路と畑との境が少し分かりにくいルートです。

 山道に落ちていた案内板    お地蔵様        石走山古墳の案内板
  

 登ったのとは反対側の下山ルートで降りました。真下に舗装道路が見える場所に立派なお地蔵様の立像があります。お地蔵様の横を下ると、ルート7,8の石走山古墳案内板が建っています。全体的に見て、石走山古墳は石室内に入れる貴重な古墳だと思いますが、周りは灌木だらけで道の整備が遅れているように思えます。もう少し道を歩きやすくしたり案内板を整備すれは魅力的になると思われます。

           国森古墳と石走山古墳の周辺ルート

コメント
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