東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 ハゼの実ろうそく祭り 2012 に参加して

2012年08月08日 | イベント,行事



 5日の夜、田布施町のろうそく祭りに行ってきました。これまで、このお祭りについては知人からいろいろ聞いていました。そして、これにまつわる、城南に残っているハゼの大木を見てきました。最初、単にろうそくの明かりが並んでいるだけかと思っていたら、コンサートなどがある誰でも参加できる楽しいイベントでした。

              ろうそくが並ぶ田布施川をバックに演奏会


 前日の交流館夏祭りがあった場所に、バイクを止めて会場に行きました。行くと、心地よいミュージックが流れていました。中に入ると、田布施川をバックにしたステージで音楽を演奏していました。私は大学時代にジャズなどを演奏するオーケストラに所属していました。バイトで、ダンスホールなどで演奏していた自分を思い出しました。夏、上野の京成デパート完成か改築時のビアガーデンで生演奏したこともあります。その時、京成電鉄が開通したか何かの記念でしょうか、たくさん出演料をいただきました。若いころ演奏していた自分をちょいと思い出しました。

 田布施川に浮かぶろうそくの明かり          フラダンスを披露する方々
 

 「ろうそく祭り」と冠しているように、江戸時代に田布施で作られていたハゼの実を原料とする和ろうそく作りの実演がありました。鍋に溶かされたろうを、芯の周りに少しずつ重ねてだんだんろうそくの形にする実演です。とても気長な仕事で、江戸時代の長州藩の三大事業(ろうそく、塩、製紙)の一つです。このハゼの実を使ったろうそく作りを伝承している方は、日本では数人もいないのではないかと思います。本業の片手間か、副業か、趣味でないとできない仕事ではないかと思いました。

             江戸時代さながらのハゼの実によるろうそく作りの実演


 ろうそく祭りでは、その他に焼きそば、お好み焼きなどいくつか出店していました。そのお店の1つに、ハゼの実を使った和ろうそくを売っている店がありました。ちょっと高価でしたが、父親のお盆にこの和ろうそくを使ってみたいと思い一本購入(400円)しました。ろうそく祭り、出店、フラダンスや生演奏などを楽しんで、一時間ほどで家に帰りました。

        焼きそばなどの出店          右下の和ろうそくを一本購入
 

コメント (2)
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