東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小学生時代の思い出のカンナ、赤い花が咲き始める

2011年08月10日 | 花,野草

 私は大型の花の中では、カンナがとても好きです。それも真っ赤な花のカンナが好きです。なぜ好きかと言うと、小学生の頃にこの花で苦労した思い出があるからです。それは、私が小学6年生の時に東京オリンピックが開催されました。その時に聖火が小学校近くの国道(188号線)を通ることになりました。その聖火を向かえるため、私を含む小学生がたくさんかり出されて道路の両側に数百メートルにわたってカンナを植えたことがあるからです。

                  真っ赤で大きな花を咲かせたカンナ


 かり出された小学生達は、クワやスコップでカンナの球根を植えました。確か数メートル間隔で植えました。暑い中、汗を拭きながらみんなと一緒に植えました。カンナはとても丈夫で、何十年もその場所で育つと聞きました。確かにその通りで、私が夏に山口県に帰省したときに、そのカンナの球根を植えた場所を通ると、数株のカンナが今でも花を咲かせています。しかし、その後の道路の拡張で次々にカンナが消えています。さびしい限りです。

                1m程度に育ったカンナと、頂上に咲く赤い花

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