東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋雨で稲刈り断念,雑穀収穫(ヒエ,シコクビエ)

2006年10月05日 | 田舎暮らし

 今年最初の稲刈りをしようと思っていましたが、あいにくの雨で中止です。かと言って家にブラブラしているのと体がなまるので、雨具を着て田んぼと畑を見に行きました。稲は雨のしずくで穂が重くなり垂れていました。また、田んぼ内は雨水がたまって普段の靴ではぬかるんで入れません。

        雨のしずくで重く垂れた古代米の稲穂


 田んぼはぬかるんでいるため稲刈りは断念して畑に行きました。畑ではやはり雑穀が雨に当たって傾いていました。しかし、ぬかるんでいないので雑穀の収穫をしました。雨の降りしきる雑穀畑をかき分けながらカマで穂を刈り取っていきました。ヒエはだいぶスズメが食べてしまったので、とても食べる量は収穫できません。スズメのおこぼれの収穫です。来年の種を収穫といったところです。
 一方雑穀のシコクビエはあまりスズメの被害にあっていませんでした。茶色に熟した穂を丁寧にカマで刈り取っていきました。この雑穀は稲のように一度に熟さないので二度三度と収穫を繰り返さなければなりません。古代人のように「食べる量だけ収穫する生活」に合った熟し方をする変わった雑穀です。

               熟し始めた雑穀(シコクビエ)の穂


 雑穀の収穫が終わると葉物野菜の見回り点検をしました。9月に植えた白菜、キャベツは旺盛に育っており11月終わりには収穫できる見込みです。ほうれん草とチンゲンサイはいっせいに並んで競争するように育っています。来週には一度目の間引きをします。

         白菜                     キャベツ
 

        ほうれん草                  チンゲンサイ
 

 ついでにトマトや豆類を見ると、ミニトマトが少し熟していました。赤や黄色のミニトマトは一口サイズでとても美味しいです。雨のしずくが付いたミニトマトを手でもいで食べました。甘すっぱい味が口内に広がります。
 今日収穫した雑穀類は乾燥させて殻を取り、今年中にはご飯に混ぜるなどして食べてみようと思います。別途収監したツルムラサキの葉とシカクマメのさやは、今日の夕食の具に使います。

  今日の収穫(左上:ヒエ,右:シカクマメ,左下:ツルムラサキ,他:シコクビエ)

コメント (1)
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