湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

味の新感覚

2015-05-09 20:55:44 | B食の道


鴨宮といえば・・・
「新幹線」と思い浮かぶ人は、鉄分の多い人。
そう、昭和39年に東海道新幹線が開通する前、鴨宮を起点に綾瀬市までモデル線が敷かれテスト走行が繰り返されたことから、新幹線発祥の地といわれている。
その駅前に立ち食いそば屋ができているというウワサを聞きつけ出かけてみた。

店名は『味の新幹線』(笑)。
立ち食いそば屋なのでそばやうどんが中心なのだが、人気ナンバー1は「0系ラーメン」(480円)とのこと(「0系」とは初代の新幹線で、味玉の半切りが真ん中にトッピングされている)。
頼んだのは僕が「こだま定食」(850円)、妻は「ひかり定食」(1,050円)という、立ち食いそば屋では考えられない価格(笑)。



「こだま定食」には、半そばに小田原メンチ、三島コロッケ、そして0系を模した目玉焼き載せご飯がセットされていた。
メンチがでかくて驚く。コロッケもアツアツホカホカでおいしい。そばは普通の立ち食いレベル。立ち食いそば屋でこんなにお腹がいっぱいになったことないな(笑)。

「こだま定食」は各駅の名物が並んでいたが、「ひかり定食」には天ぷらと「博多丼」がセットされていた。



すべて注文を受けてから調理開始(といっても他にお客なし)。天ぷらのカボチャなんてカットするところからスタート。すべてアツアツで供された。



食べていると「よろしかったらお持ちください」と店主がくれた硬券。ちゃんと日付が入り、パチンとハサミを入れてくれた。
記されている「鴨宮基地」は、新幹線のテスト走行を行ったモデル線区の拠点の名称。でも、この店でもらうと、秘密基地的な響きあり。ちなみに、裏面には「本券はご来店記念です。旅客列車内はもちろん駅や鴨宮基地にも立ち入ることはできません」とある。

お腹いっぱいで表に出たが、立ち食いそば屋で食べた後の感覚ではなかったね(笑)。
振り返ると、外観も「0系」(笑)。