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校長にご招待いただき、ミシュラン掲載の鎌倉『つるや』でご相伴に預かった。
扉を開けた途端に、甘い香りに食欲をそそられる。カレーとうなぎは、一気にモードに突入しますね(笑)。
お店の人が出てこないので、厨房への暖簾をあげてその旨を告げる。このあたりはネットで囁かれている通りだけど、ミシュランの採点には影響ないのかな?
とはいえ、丁寧にご案内いただき2階へ。1階はテーブル2つのコンパクトなスペースだったが、上は思いのほか広い。しかも、席はかなり余裕を持ってセットされているので落ち着ける。
向こうのテーブルから「今からだと50分ほどかかりますが」という声が聞こえてくる。そう、この店は注文を受けてから鰻を開き始めるのだ。ただし、予約してもらっていたので、ほどなく僕たちの前には肝吸い、そして鎌倉彫のお重が運ばれてきた。
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ちなみに、こちらは大。お重のデザインは普通サイズは折り鶴のようだ。
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フタを開ければ、店内で既に慣れてしまっていた鰻のタレの匂いが、さらに香ばしさを増して僕らを包み込む。そして、照りが食欲をそそる。
箸をさすと、分厚い身がほろりとほぐれた。分厚くふわっふわだけれど味はしっかりでおいしいぞ。ついついいつもカツ丼やら天丼を食べる調子でガバガバかきこんでしまい、あっというまに食べ終えちゃったのである。
ミシュランの、老舗の鰻なのだ、せっかくなのだから、ゆっくりしっかり味わわなければ・・・。
いや、やっぱり一気にガツガツ食ってこそ。だからこそ、また一段とうまくなったのだ。
ミシュランを、もっとうまくする一気食い。
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