外資系企業や大使館などもあり、外国人の姿が多い神谷町あたり。住所は虎ノ門になるか。
大きなオフィスビルの間に、古いくて小さな日本家屋や商店も見える。その中に、畳屋さんがあった。この辺りでは張り替える畳もなかろうにと覗きこむと、お父さんが作業中。ただし、ずいぶん小さな畳に針を通している。一辺が20センチほど。0.何畳と呼ぶべきなのだろうか。
聞けば、一輪挿しや置物の下にと重宝されているのだという。1枚1200円から。
「手触りもいいし、匂いもいいからねぇ」
と鼻先に差し出された。
確かに、まだ青い畳は井草の匂いが清々しい。子供のころ庭で畳屋さんが、やかんの注ぎ口から直接口いっぱいに水を含むと、畳に向けてプーッと勢いよく霧状に吹きいかけた光景がよみがえった。
こんな都会のど真ん中で、土間に座って仕事をしている職人がいるのが不思議な気がする。
道の向こうにはガラス張りの近代的なビルが建ち並ぶが、これらがなかった頃は丘の上に東京タワーも見えたのではないだろうか。
まだあるんですね。
こういうのをみると長い間培われたものが
淘汰されてしまうのが???です。
すみません、勝手にBlogリンクさせていただきました。
NGであれば遠慮なくご連絡ください!
土間の硬いデコボコ、足の裏で実感。
しかも、都会ですからびっくりしました。
キョロキョロしてみるものですね。
ブログリンクまったく問題ありません。
お引越しされたのですね。