数年前の1月だった。
神奈川新聞を開いていると、突然すごい見出しが飛び込んできたのだ。
「頼朝 遂に挙兵」
そのページは新聞仕立てになっていて、いわゆる1面トップがこの見出し。
びっくりした。
神奈川新聞の中面に「鎌倉新聞」が入っていたのだ。
ブックinブックならぬ新聞in新聞(笑)。
「もしも、鎌倉時代に新聞があったら」というアプローチで、その後も毎月1回発行された。
鎌倉は好きなのに、特に歴史好きではなかったものの、新聞みたいな体裁になっているとあんがい読みやすく引き込まれていったのを覚えている。
昨日たまたま入った書店で、この時の記事がまとまった「鎌倉新聞」という本を見つけた。発売されたという記事は読んでいたが、実物を手にしたのは初めてだった。
ただ120ページ程度で1650円+税という価格と、小さめのサイズになったので好きだった新聞のレイアウトが崩れていたのが気になり書棚に戻した。
ところがだ、今日職場に現れた男性(72歳)が、この本をどうぞと「贈書」してくれたのだ。
しかも、その方こそが筆者だというから、さらにびっくり!
こんなこと、あるんですねぇ。
こんなこと、始めていなければぜったいに起こらなかった奇跡です。
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