昭和に巻き戻される

久しぶりに、娘と二人で横浜の実家へ。夏休み以来になる。
そのときは、娘より母のほうが背丈が少し大きかったのに、今日は完全に逆転していた。
毎日見ているとあまり変わらないようなで、成長に驚く。
いったい何センチなのだと、出してきたのが写真の巻尺。この中に、ビニール製の巻尺がぐるぐる入っている。何十年ぶりに出してきたので中はベトベトになっていたが、子供の頃はこのグルグルをゼンマイよろしくキューッときつく巻いては、パッと放す作業を何度も何度も繰り返したことを思い出した。何の意味もないのだが、生き物のように輪を広げていく様子が面白かったのだ。
実はこの巻尺、ご覧の通り大丸百貨店特製。昔はよく、届いたダイレクトメールを持っていくと景品と引き換えてくれるという販促用サービスがあった。かつて東京（千代田区1-1！）に勤めていた父が、帰りに東京店で引き換えてきたものだという。
ということは、やはり昭和30年代。半世紀ほど前の商品である。それをしっかりとってあるというのも、やっぱり昭和の人々である。いやあ、懐かしい、すばらしい。
その一方で、大丸は先日クローズして新しいビルに移ってしまったが。

仙台に行きたかった！あとは仙台と京都の直接対決がスコアレスでの引き分ける奇跡を祈りたい。もちろん、こちらは勝つのみ！