F対J観戦のため東海道線に乗って、まずは小田原駅に向かっていた。先々週の日曜日のことだ(けっこう前のことで恐縮です)。
Suicaにチャージしていかないと帰りがちょっとだけ危うい気がして、バッグの中の財布を探した。
ところが、あるはずの財布がない。中をひっかき回してみたが、出てこない。出てくるのは冷や汗ばかり(笑)。落ち着け、落ち着け、落ち着いてよーく考えてみるんだ・・・
あーーーーーっ!
昨日買い物にクルマを出してくれと言われて、免許証が入っている財布だけ別のバッグに入れ替えちゃったんだ!
とはいえ、まぁ在りかがわかったんだから安心だ。ほっ。
いやいや、安心してる場合じゃないぞ。財布なしではマズイだろ。
ん? でもまてよ、Suicaとナナコがあるんだから、なんとかイケルかもな。ポッケに小銭もあるし。しかも、もうすぐ2駅目の二宮だ。これから戻るのもシンドイしな。行っちゃおーかー。よし、よし、そうしよう。そうしようとは思ってみたのだが、なんとなくちょっとヤな予感が・・・
あーーーーーっ!
チケットが財布の中じゃん!
結局、引き返すことになった(笑)。なにやってるんだろ。
だけどこのまま家まで引き返していたら、キックオフ間際になってしまう恐れがある。そうだ、今日は娘が家にいたから、メールして駅まで持って来てもらおう。
おぉ、なかなか素晴らしい対応策ではないか。
上りの電車を待つ間に、緊急事態であること、財布の場所などをショートメールで次々に飛ばす。四六時中ケータイをいじっているイマドキの女子高生だから、チェックしているはず。よーし、これで大丈夫だ。
それにしても、なかなか電車が来ないなぁ。じゃあ、念のため電話もしておくか!
「メール見てくれた?」
「見てない」
「おいおい、たのむよ~。まあいい、実はさ、財布を忘れて・・・」
というやりとりがあり、結局駅まで届けてもらい、なんとか事態は収拾されたのであった。
そして、めでたく小田原アリーナに到着、いよいよキックオフという頃、妻から意味不明のショートメールが届く。
「バレーの試合だからムリ」
なんのコトだろう?
あーーーーーっ!
よく見たら、さっき娘に何度も送ったつもりになっていたショートメールは、ママさんバレーに出かけている妻に送っていたのだった(笑)。
どちらかというと几帳面なほうで、今までこんな失敗をやらかしたことはほとんどないのだ(そうでもないか)。ところが、最近よくやる(たしかに)。「だいじょうぶ~?」と、家族にも心配されることが多くなった(まいどまいど)。
人はこうして年をとっていくのだなと実感する今日この頃である(しみじみ)。
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