<中><小>の概念が、やっぱり西日本では異なっているようだ。
先日、久しぶりに『長田本庄軒』で「そばめし<中>」を食べた。
ここは注文後、鉄板の上で出来上がっていく様子を眺めることができるのだが、その過程ではそれほどボリューミーだとは思えなかった。思えなかったどころか、ご飯なんて少なすぎるんじゃないかとさえ見えたのだ。
ところがお皿に盛り始められると、その迫力に圧倒された。こんなに食べられないぞと弱気になった。
味も濃いし、アツアツだし、おまけに店内は暑いし(笑)。
失敗した。
そういえば、『はなまるうどん』や『丸亀製麺所』などのサイズの基準は、関東とは違うのだ。関東の<大>が、西日本では<中>。つまり、西日本の方がワンサイズ大きい設定だったのだ。
それをすっかり忘れちゃって、渡されたエアーズロックの大きさ、重さに愕然としたのである。
それでメニューを見返したら、「そばめし」は<中>と<小>だけで、<大>は存在していなかった。それで理解せなあかんやろ、関東人はん、ケケケ…と言われているような気がした。
こうなったら負けちゃおれん。バカにされたまま引き下がっちゃあ関東人の名がすたる。どんなに多くとも、どんなに熱くとも暑くとも、ここは完食しなければ!
頑張りました。
いくら食べても食べても変わらない、一本調子の味と闘いながら…アレアレ?あっという間に完食じゃん。
あ~ぁ、うまかった。
脂っこいようで、実はそれほど脂っこくない。これは「ぼっかけ」のおかげか。味も濃いようなのに、慣れてくると逆にアトを引くのだ。
ん~、満腹、満足。
いいじゃないか(中)。
というわけで、結局たぶん次回も<中>で(笑)。
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