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実家で片付けをしていると、お宝発見。
世界初のカセットマルチテープレコーダ「TEAC144」である。
普通のカセットテープに片面4トラック録音できるという、1979年当時としては画期的な代物だった。つまり、プロが8トラックや16トラックで多重録音していたように、ささやかながら一人で歌、ギター、キーボード、リコーダー(リコーダー?)なんかを順々に吹き込んでおいて一気に再生&ミキシングができたんですね。
調べてみると、当時の販売価格は175,000円。
なかなかの値段だったけど、けっこう遊べたオモチャではあった。ミュージシャン気取りにもなれたし(笑)。
それにしても、当時の僕の“作品”たちはいったいどこにあるのだろう。聴いてみたいものだ。
ちなみに、この144はを使ったデモテープを「雰囲気がある」とそのままマスターテープにしてしまったのが、ブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」(1982年)である。
ライナーノーツには「4・トラックのカセット・レコーダーで録音されるという非常に簡素なレコーディング・スタイルがとられている」と書かれていたのでもしやとは思っていたんだけどね。
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