まったく期待していなかったスーパーの中にある小さな本屋さんで、まったく行くチャンスもないだろうという遠い場所のガイドブックと出会う。
『函館はぐれ本』( ぶらんとマガジン社 HO増刊 580円 )というちょっとコンパクトサイズ(B5変形)の本である。
そりゃ行けるならいつかは行きたいとは思うけど、当分というか生きている間に行けるイメージがまったくない場所でもある。万一、行けたとしてもかなり先の話で、掲載されている情報が役に立つとも思えない、まったく(笑)。
なのに、なぜこんな本を買ったのか、まったくもう。
それがですね、一つ一つの情報の中身というより、まとめ方、打ち出し方、見せ方が、ちょっとステキな本だったから。地元を知り尽くし、地元愛に満ちた人たちがどうしてもみんなに知ってもらいたくて作っちゃいました的な楽しさが、でも情熱的ではなくゆる~い感じで伝わってくるのだ。
こういう本が大好き。ここのところ毎晩パラパラやっている。かなり行きたくなってきたけど、相変わらずまったく行けるイメージだけは湧いてこないなあ(笑)。
それより何より、なんでこんな本が、あんな本屋さんに置いてあったのかが今もまったくもって不思議。いや、だからこそ、そこがどんな店構えだとしても、本屋だとわかるとちょっと覗いちゃうんだけどね。
ネットの書店は確かに便利だけど、やっぱり足を運んでぶらぶら見て歩くからこそ、ちょっといい出会いもあると思うのだ。いつか函館に出かけて、ぶらりと本屋さんを覗いてみたいものである。
ステキな出版社ですね。
こういう良心的な本が出る街はいい街のはずです。
しかもご出身者の推薦ともなれば
そりゃあもちろん、行きたいッス。
表紙の右上を見て、地元のコミュニティ誌が作ってるとわかりましたがよく関東にありましたねぇ(笑)
帰省しないと買えない本だと思ってました。
えっと、ぜひ行ってください(笑)地元出身者が胸を張って勧めることのできる街です。ほ~ら、行きたくなってきた(煽り)(^^;