昨日昼ご飯を済ませ洗い物をしていると、ただいま~と息子が帰ってきた。
たしか帰宅が遅くなると言っていたはずだけど…
「ハンコ、忘れちゃってさ」
その日に申請する書類と一緒に印鑑を持参しなければならなかったのだが、またまたやらかしてしまったらしい。
「ちょうど授業が空いたから、ちょっと取りに帰ってきた」
という。おいおい待てよ。「ちょっと」と言っているが、実は片道10キロもあるのだ。しかも、重~いママチャリこいで!
「メール寄越せば届けてやったのによ(もちろんオレも自転車でだけど)」
と言って僕は呆れてみせた。
しかし、彼にしてみれば入学式前後に、あんなことやこんなことがあって迷惑をかけたという負い目もあったのだろう。ん~、けなだなぁ(笑)。
しばらくしてから、息子はまたママチャリにまたがって平塚のはずれに向かったのである。
ところが、暗くなって帰宅した彼の第一声は
「ハンコ、いらなかったよ」
である。往復20キロの道のりをママチャリで走ったのに、だ。
念のため、印鑑持参と書いてあるのですがと尋ねたところ「いや、だいじょうぶですよ」と軽く答えられてしまったという。
「あ~あ、時間がムダだった」と嘆きながらも「まあ今晩はぐっすり眠れそうだからいいや」と笑っている。このあたりの感覚が、どうも僕の血を引いていると思えて、こっちも笑顔になってしまった。それにしても…
ママチャリで2往復、40キロ!
もう、この記録は更新しなくていいと思うよ(笑)。
ちなみに、あさ雨が降っていてバスで登校した日の帰りに、小降りになったからと10キロをぶらぶら歩いて帰ってきたことがあった。あの日も、呆れる一方で親のDNAの存在を感じずにはいられなかったものである(笑)。
写真は先日歩いた横浜橋商店街で。本文とは関係ありません。ママチャリが写っていたもので(笑)。
若いって凄いな~。羨ましい。
時々、チャントを歌いながら、すいすいと走る爺っ様
を見るけど、あれも憧れちゃいますけど(笑)。
40キロを、
しかもママチャリというところが凄い!
ふだんは1日20キロですが、
それをこれから4年やるというのだから
やっぱり凄い!
チャント口ずさんで走る爺って
見られているようで…(笑)