塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 棗のエトセトラ 暈繝錦 天皇挿鞋御料

2019-04-17 05:43:04 | ミュージアム巡り_2019
 次は、喜多川平朗(1898〜1988)さんの「暈繝錦 天皇挿鞋御
料」(1961年、絹・錦、Nishiki type silk、gradation of colors)。
 染職工芸家の喜多川さんは、京都西陣織の老舗・俵屋の十七代
目で、裂などの古典染織の研究と復元に尽力されている。1956
年に羅で、また1960年に有職織物で2度人間国宝に認定。

 挿鞋とは、天皇が束帯着用の際に履く沓の外側に錦織が貼って
ある織物のこと。喜多川さんは昔の文献や正倉院の宝物を参考に
して復元された貴重な逸品。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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