塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り おもちゃ絵-2 白浪五人男稲瀬川勢揃組上ヶ五枚続

2024-06-06 04:45:05 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「白浪五人男稲瀬川勢揃組上ヶ五枚続」(明治31年・1898、
五代歌川国政画、版元:牧金之助)で、盗賊5人が追ってくる捕り手に向
かい、一人ずつ口上を述べ見得を切る芝居の名場面。配役が1889年に
興業された「横島田鹿子振袖」と一致するため、その演目を取材した
後摺だろう。

 次は、「第5回内国勧業博覧会組上之図二枚続」(明治36年・1903、
作者不明、版元:藤川忠七)で、同年に大坂・天王寺で開催された勧業
博覧会の組上灯籠で、会場の広さを生かして遠近法が使われている。

 その完成図。
tabashio(墨田区横川1-16-3)

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