塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 華塩 で 牡蠣

2024-06-29 13:32:00 | 麺_2024
 本日6月29日、南烏山にオープンした麺処「中華そば華塩」(かしょ
う)へGO。

 こちらは、南烏山3丁目の「成城青果」の姉妹店で、メニューは牡蠣
と煮干しの2バージョンが提供される。オープン時には30名以上の並び
が・・・。

 券売機で「牡蠣そば中」950円に味玉150円のチケットを買って再び
並び直し。隣の陽気な帰化された方としばし情報交換。30数分で入店。
 L字カウンター5席の中央に着席し着丼を待ちます。
 で、登場した一杯、麺線やそれぞれの具の配置が食欲をそそる。チャ
ーシューの上には牡蠣のムースがのり、ブランデーに浸されたレモンの
輪切りが、この後良い仕事をする。

 舌の上で転がしたスープは、最初お澄ましのようなサラリとした味か
ら旨味がじんわりと現れ、パツンとした麺に絡み抜群のコーディネート
だ。
 途中から牡蠣ムースを絡めたり、レモンを搾ると牡蠣の滋味が特別な
旨味に昇華していく。これは素晴らしい演出効果を醸し出している。
 美味しく頂いた、ご馳走様。
 
中華そば 華塩
世田谷区南烏山6-5-3
11:00〜15:00、木曜定休日

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 兼氏

2024-06-29 05:18:33 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「短刀 銘 兼氏 金象眼 花形見」(鎌倉〜南北朝時代、志津兼
氏作、鍛鉄製、刃長23.9/反り0.05cm、一口)、光悦の指料と伝わる
唯一の短刀。
 兼氏は、美濃国志津で活躍した刀工で、大和手掻派の出身、初銘は
包氏と伝わる。地刃を強調した相州伝作風から正宗十哲の一人に数え
られる。在名作は極めて少なく、多くは磨上無銘の極品。本品は貴重
な在名作。特筆は、指裏に光悦の筆と伝わる“花形見”の金象嵌がある。

 兼氏の銘字は2タイプに分けられ、“兼”の字の肩が角張るものと丸
みを帯びるものがある。本品は丸みを帯びており、同風の銘振りのも
のに庄内藩主酒井家旧蔵の太刀がある。
TNM(台東区上野公園13-9)

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