塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 動物集合 極光

2017-05-25 02:29:44 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、寺井直次(1912〜98)さんの「極光」(1956年、
漆・卵殻、Kokko、polar light)。
 金沢生まれの漆工芸家、寺井さんは旧東京芸大を卒業すると理
化学研究所に入りアルミを用いた金胎漆器の研究を始める。終戦
後は故郷に帰り作家活動を再開。1985年に蒔絵技法で人間国宝
に認定。
 これまで同館で、寺井さんの卵殻作品を多く鑑賞してきたが、
鶴をメインとした鳥や風景作品が多かった。しかし、この作品は
狐をあしらった二曲屏風で、卵殻の使用数が半端なく多い大作だ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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