道路を走っていると、時々遭遇する動物。
いろいろいますね。
野良ネコや野良犬など。
さらに、イノシシ、サル、クマ(←怖いですね…)などには、地域によっては遭遇するかもしれません。
今日は、
私が犬に追いかけられた話をしようと思います。(笑)
5回以上はありますね。
どれも自転車で走っている時ばっかりです。
一番恐ろしかったのは、今でもよく覚えています。
3年くらい前だったでしょうか、一人でロードバイクで走っていた時のことでした。
車同士はすれ違うことができない、くねくねした狭い海岸沿いの道でした。
(私が走っている状態で、右手に海が見える状態です)
そこは初めて通った道です。
右カーブにかかる手前で、そのカーブの途中の左側の家の庭のような少し広い所から、
ものすごく大きい犬が3~4匹小走りで、こちらの道に出て来そうな感じで向かって来ているのが見えました。
私の姿が見えてから動き出したのでしょう。
「つないではあるだろう」と特に気にせずにその前を通り過ぎようとしたら、その犬たちがさらに加速して一斉に吠えながら道路に出てきたのです。
見ると、放し飼いのよう。(飼われているのか、野良なのかは分かりませんけど)
もの凄い大きい犬で、「
これは襲われる」と判断しました。
逃げたら追いかけられるというのは分かりますが、逃げなくて一斉に襲われるより、一か八かで逃げた方が良いと、とっさに体が動いたのです。
そうそう、こちらは、
ロードバイク乗りです。
平地なら、本気で加速すれば
50km/hくらいは簡単に出ます。
犬も、50~60km/hくらいは出るはずですが、野犬で餌も十分食べられていないようだったら、そこまでの力は発揮できないはずです。
とっさに逃げ出してから
レースは始まりました。(笑)
犬が出てきた時点で20km/hくらいで走っていたので、そこから全力で加速しました。
吠える声と、犬の走る音と、
気配で追いかけてきているというのが良く分かるんです。
全力で加速し始めてから、10秒くらい経ったところで、向こうから車が一台来ました。
自転車対車なら、何とかすれ違うことができるので、
そのままのスピードですれ違いました。(笑)
おそらく、40km/h 以上は出ていたのではないかと…。
「なんでこんな道でこんなにスピードを出しているんだ??」とドライバーに思われたかもしれませんが、こちらは大型犬から必死で逃げているんです。
すれ違った時点で、「やばい、犬が車に轢かれるかもしれん!」と思いました。
その時点では、いつの間にか犬の気配はなくなっているように感じたので、そこで初めて後ろを振り返りました。
すると、、、
あの大型犬たちはもう追いかけてきていませんでした。
直後は、心拍数と息がもの凄い状態でした。(笑)
あれほど全力で走ったのは初めてでした。
と、
なんとか逃げ切れた訳です(笑)
実は、その時、ちょうど車載動画を撮っていたのです。
後で動画を見てみると、白と灰色の大きな犬が道路に出てきているのが映っていました。
その直後、私がフル加速をしてからの5秒間ほどは、ずっと犬が吠えている音声が入っていました。
残念ながら、現在動画が
行方不明になっています…。
どこへ行ったのやら・・・。
ちなみに、あの道を自転車で通るのは、あの時が
最初で最後です。
特に目的もなく走っていたのです。
もう自転車ではあの道は通りません。
また同じようになって、無駄な体力を消耗するのはもう嫌です。
もし、あのとき逃げなかったらどうなっていたのでしょうね?
犬が本気で襲う気でいれば、私は大変なことになっていたかもしれません。
襲う気はなく、人に慣れた犬で、じゃれるつもりで私の方に向かってきたのであれば、犬にとって悪いことをしたかなぁと思います。
でも、吠えながら一斉に走ってこられたら、こっちだってびっくりして逃げたくなります。
こちらが車にでも乗っていればそれほど驚かないと思いますが、自転車なので、下手したら襲われます。
どんな犬だったかというのはよく覚えていません。
そのうちの1匹は、白色だったのは覚えています。
↓いろいろ調べてみると、こんな感じだったかもしれません。
画像のは、
グレート・ピレニーズという種類です。
いや…、でもなんか違うような…。
でも、どれもこのくらいの大きさでした。
とにかく、怪我がなくて良かったです。
あとは、他の自転車乗りたちが同じ目に遭わないことを願うばかりです。
あまり好き好んで通るような道ではないんですけどね…。