新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

「内なる敵」は団塊だけにあらず!

2010-11-30 01:49:35 | 日本

沖縄知事選、とりあえず現役の仲井真氏が当選したのにはホッとしました。

いえ、民主党は敵前逃亡してしまったので全く考慮には入れていませんが、仲井真氏の方が、その後の情勢の変化によっては、普天間基地問題もある程度「柔軟な対応」が出来るだろう、と思っているもので。

でも、一番“まともな”事を言っていたのは、実は幸福実現党の候補者だったワケですが(^^;)

昨日のTVタックルでも、田母神さんが同じツッコミいれてましたね。

そういえば、同番組で“軍事評論家”の田岡氏を久しぶりに見たのですが、あのオッサン大丈夫か?

以前よりもかなり早口になっていて、しかもロレツがまともに回っていないので、何を言っているのかさっぱり判りませんでした。

とりあえず、“的外れ”且つ“反日より”の意見言っていた事だけは理解出来ましたが。

あのオッサン、前はあそこまでヒドくなかったんだけどなあ・・・・・・やっぱり金か?

 

さてその普天間問題。

以前から団塊世代が沖縄に住み着き始め、「かつての夢再び」宜しく、反政府運動をやらかしている連中がいる、と言うのは書きました。

更に、基地移転反対派の中には「金がもらえなくなるから」と言う事情を抱えた連中もいるので、移転問題はややこしくなっているワケです。

なにせ、米軍に土地貸している連中は本当に働かなくても、“十分食っていける”位金もらってますからねえ。

しかも、日本政府はなぜか今日に至るまで「誰が、どこの部分の、どれだけの土地を所有している」と言う調査を全く行っていない為、申告されている米軍基地土地所有者の面積を合計すると、(人によって違いますが)基地の軽く三倍は超えてしまうそうです。

もっと極端な例では「米軍基地使用土地所有者だけで、沖縄本島に匹敵する」って話もありましたね。

そりゃあ、いくら沖縄に金注ぎ込んでも追っつかないわけですわ!

しかも、その土地所有者の中には当然ながら「日本人じゃない連中」も含まれています。

そういう部分すら精査されていないんですから、我々としては呆れる他ありません。

 

で、私はそういう“様々な事情を持っている連中”が反対しまくっていたのだろう、と思っていたのですが、昨日、元自衛官の佐藤守氏のブログを見て、「沖縄の闇」が実際はかなり“深い”事を知りました。

沖縄県民、安定を選ぶ

読んでいただくと判りますが、上記連中に加えて、何と!銀行まで「反米運動」に加担してたんですねえ。

確かに、米軍基地が存在している限り「取りっパグれ」が無いと判っているのなら、銀行屋も、言われるままにホイホイと金を貸すであろう、って事は想像に難くありません。

しかも、土地を担保にしておけば、いざとなれば「日本政府」が金払ってくれるのですから、金貸しに取っては正に理想的な話。

しかしそういった「オイシイ話」も、肝心要の米軍基地が無くなれば全てが“飛沫”となって「パァ」になってしまうのですから、そりゃあ「移転反対」に必死にもなりますわな!

つまり、イデオロギーと、差別意識と、反米感情と、反日感情と、支那工作員による煽りと、それに加えて銭ゲバが混じり合った結果が、今の沖縄の状態である、と。

欲と欲のぶつかり合いである、と。

 

渾沌だ!

カオスだ!

コングロマリットだ!・・・は違うか(^^;)

 

ここまで色んな“生”の欲望がぶつかり合っているトコロって、世界中探してもそうはないんじゃないかな?

そういう意味では非常に希有なサンプルと言えるでしょう。

日本国にとってはシャレにならないどころではありませんが・・・。

 

しかし、道理でなかなか簡単には解決しないワケですわ。

一つ“解決”する度に、別の問題が新たに不浄・・・じゃなかった、浮上してくるんだもんなあ・・・。

私なんか単純だから、沖縄問題は「団塊世代」だけが敵だと思っていたのですが、実際には鬼やら般若やらゼニクレージーなどの魑魅魍魎がひしめき合う、妖怪番外地だったんですねえ。

 

怖いねえ~。

怖いから、俺寝る。(by 次元大介)