何の話だったか失念しましたが、昔読んだ本で、人を食らっていた鬼だかろくろ首だかが退治されて首から上だけになった際、その生首が武士の袖に噛みついたまま絶命し、更にその武士はその生首をそのままぶら下げて歩いて帰り、人々を驚かせた、ってのがありました。
・・・どうしても出典が気になってネットで色々と調べてみたら、どうやら小泉八雲の「ろくろ首」だった様です。
退治されたのはろくろ首で、退治したのも武士ではなくて、元武士の僧侶だったんですね。
そういえば、小泉八雲は中学生の時に読んだ記憶が・・・昔は何でも読んでいたからなあ。
怖い話は基本的に嫌いなのに(^^;)
で、何が言いたいのか？と言うと、今の民主党政権はまさしく「袖にぶら下がった生首状態である」ってのが言いたかったわけでして。
しかも、その裏の親分である仙谷はろくろ首も真っ青になる位、権力を伸ばしまくろうと必死ですし！
例えば・・・
【法相辞任】官邸で辞表を提出 後任は仙谷氏が兼任民主党幹部は２２日午前、柳田稔法相が首相官邸で菅直人首相と会談した際、辞表を提出したことを明らかにした。後任は仙谷由人官房長官が兼務するという。
いやあ、コレにはマジでビックリしましたわ！
どこまでも斜め上の反応する党ですなあ。
しかし仙谷は今や、裏の総理大臣、官房長官に次いで法務大臣まで就任ですか！
いやあ、スゴイスゴイ！（棒読み）
これで国家公安委員長と防衛大臣も兼任すれば、正に「独裁者」の誕生ですな！
次は国民に自分の事を「最高司令長官」とか「総書記」とでも呼ばせて、「ハイル仙谷！」「マインフューラー！」「仙谷総書記マンセー」とでも叫ばせるつもりかな？
お～い、誰かコイツにチャップリンの映画でも見せてやれ～！
("￣д￣)けっ！
しかし、国家公安委員長は分かるけど、どうして防衛大臣も？とお思いでしょうけど、昨日の午前中に開かれた参院予算委員会において、「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏によって、先日防衛省が通達した内容について、防衛大臣がウソをついていた事が判明したんです！
その辺に関する質疑応答は、ニコニコ動画になりますけど、以下の動画を見ていただいた方が早いですね。
【ニコニコ動画】平成22年11月22日参院予算委ヒゲの隊長【北澤も詰み！とっとと辞めろ！】
これによると、防衛省が出した民間人への言論統制とも取れる通達は、実は件の会長が本当にそんな発言をしたかどうかすら本人や現場にいた自衛艦達には一切聞き取り調査さえされてもらず、実際には、たった一人の民主党議員による「抗議」を元にしていた、と言うのですから驚きです！
そのたった一人の民主党議員とは松崎哲久！
では、なぜそんな人物が“抗議”したのか、と言うと・・・
民主・松崎議員が自衛官を「恫喝」か 「俺を誰だと思っている」
民主党の松崎哲久衆院議員（６０）＝埼玉１０区＝が今年７月、航空自衛隊入間基地（埼玉県狭山市）で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝（どうかつ）”ともとれる発言をしていたことが１７日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。
（中略）
別の隊員が松崎氏の秘書が運転する車を逆走させる形で寄せると、「やればできるじゃないか」という趣旨の発言もした。誘導担当の隊員が「２度と来るな」とつぶやくと、松崎氏は「もう１度、言ってみろ」と迫ったとされる。こうした過程で、松崎氏が誘導担当の胸をわしづかみにする場面もあったという。
どうもこの時の「二度と来るな」を逆恨みし、それで件の会長の「民主党政権はダメだ」発言を“注進”したんだとか。
ちなみにネットでは、コイツの「俺を誰だと思っている」発言から
「リアルジャギ様かよ（笑）」
と揶揄され、昨今では「松ジャギ様」と呼ばれる様になりましたとさ。
(*￣m￣)プッ
一応、当人はブログで「事実無根だ！」と抗議しています。
しかし、そのブログの内容で
後日、基地側から謝罪にきましたが、私が謝罪を求めたのではなく、あくまで誘導システムに問題があることを指摘したのです。
などと、如何にも自衛隊の方が非を認めて、自分のトコロに謝罪に来たかの様に書かれていますが、上記動画の６分半過ぎ、佐藤正久氏の質疑により、実際は自分が基地指令を呼びつけた事が判明！
しかも、この件に関して北澤もあくまで「自分達のトコロに抗議は無かった」と言い張り、「誰からも苦情が無かったのならば、なぜ、あんな通達を出したんですか？」とツッコミ入れられても、的外れな回答をして煙に巻こうとする始末。
民主党議員ってのは、ホンッットに皆、息吐くように嘘付く連中ばかりですな！
( ゜д゜)、ペッ
国会でも、昨日丸川珠代氏が同様の指摘してました。
菅政権、柳田法相辞任と支持率急落のダブルパンチ もはや死に体
で、法相辞任した事で、民主党は「これで禊ぎは済んだ」とばかりに、今度は野党に「補正予算案を承認しろ」と取引を持ちかけたんだそうですが、さすがに野党の殆どから「ふざけるな！」と一蹴されたようです。
そりゃあ、そうだわな。
それどころか、法相一人では終わらず、民主党が危惧していた「ドミノ倒し」にまで発展しそうな勢いです。
仙谷、馬淵氏問責提出を自民検討 公明、補正後なら賛成ま、公明が相変わらず「どっちつかず」の様ですが、そもそもこの補正予算、ちゃんと精査されてましたっけ？
なんか、仙谷を始めとした現内閣の失言と謝罪ばかりで、肝心の補正予算の中身についてはマスコミも殆ど触れていないので、良く分からないんですよねえ。
と言う事は、どうせロクでもない内容なんだろうな、と察しは付きますが。
だったら、そんな補正予算通すよりも、現政権を引きずり下ろした方が、後々の為にはよほどマシじゃねえの？
と、私などは考えるのですけど、ここに来て又もマスコミは民主党擁護と、自民党への責任転嫁キャンペーンを張り始めました！
柳田法相更迭：識者たちはこう見る
◇ここまで必要？－－「検察の在り方検討会議」委員でジャーナリストの江川紹子さんの話
ユーモアセンスのない人が自虐ギャグを言い、外してしまった。おきゅうを据えるのはいいが、辞める必要があるのか。柳田氏は素人で心もとないとは思ったが、検察改革は「素人だからこそできる」という面も大きかったはず。法の専門家が大臣になれば変革を望まない検事は大喜びするだろう。
◇誰が知恵付けた－－ジャーナリストの大谷昭宏さんの話
国会を、軽視どころかばかにした発言で更迭は当然だ。菅首相は即座にやめさせるべきだった。そもそも法務行政に暗い柳田氏に、いかにも役人が使いそうな「法と証拠に基づいて」などというフレーズを吹き込んだのは、法務官僚ではないのか。柳田氏は誰に知恵を付けられたのかを明らかにし、その人物の責任も問うべきだ。
ま、大谷のオバカ発言は置いておいて、テレ朝やＴＢＳに出ていた連中は殆どが上記の様に
「辞任させる程の失言だったのか？」
と、なぜか辞任要求していた野党の方が悪いかの様な印象操作をしていました。
アイツが辞任に追い込まれたのは、失言だけじゃねえだろうが！
どう見ても“勉強”もしておらず、法務大臣としての“資質”に欠けていたからだろうが！
だったら伺いたいのだが！
君らマスコミ従事者は、安倍政権、麻生政権の時、例えば松岡農水大臣や、中山国交大臣が辞任させられた時、一度でもそんな風に「辞めさせる必要があるのか？」なんて、言った事があったか？
蓮舫が松岡氏の事務所にまで行って「部屋を見せろ！」と息巻いていた時、ちょっとでも「やりすぎ」と抗議したヤツがいたか？
更には後任の赤城氏が絆創膏を貼っていた時、散々追い回し、結果、大した話じゃなかった、と分かったら「誤解を招くような事をするヤツは辞めろ」キャンペーンを張ってわずか二か月で辞任に追い込んだ時も、マスコミの過剰報道を誰か諫めたヤツがいたか？
又、昨日はテレ朝御用達の太鼓持ち川村などは
「法相が責任取って辞めたんだから、この問題はこれでおしまい！後は粛々と予算を通すように野党も協力すべき。もし通らなかったらかえって自民党が恥を掻く事になる」
と、自民党へ責任転嫁して、何が何でも予算を通させようと必死！
又、民主党も法相辞任だけで済まそうと必死になっていて、例えば岡田などはこんな発言をしています。
【法相辞任】岡田幹事長「大変残念だ」 仙谷氏の問責案には「国民の支持得られない」と牽制民主党の岡田克也幹事長は２２日、国会軽視発言を受けた柳田稔法相の辞任について、「大変残念だが、（平成２２年度）補正予算案を早く成立させるために決断いただいた」と述べた。
野党側が仙谷由人官房長官らの問責決議案提出などを検討していることについて「政党が行うことだ。出すのであれば止めることはできないが、補正（予算案）の審議が遅れかねない。国民の支持を得られない」と野党側を牽制（けんせい）した。
え～っと、岡田が言っているのはどこの国の国民なんでしょうね？
少なくとも日本人ではないようですが・・・。
【世論調査】内閣支持率が急落２１．８％ 不支持は６割に迫る 指導力「評価しない」８割超 自民・民主は政権交代後、初逆転
産経新聞社とＦＮＮ（フジニュースネットワーク）が１１月２０、２１両日に実施した合同世論調査で、菅直人内閣の支持率は前回調査（１０月３０、３１日実施）の３６．４％から１４．６ポイント急落し、６月の政権発足後最低の２１．８％となった。不支持率は５９．８％（１３．３ポイント増）と６割に迫った。柳田稔法相らの相次ぐ失言や、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への対応など菅政権の失政に世論は厳しい視線を送っている。
（中略）
事件に対する一連の対応をめぐって野党側は、仙谷由人官房長官や馬淵澄夫国土交通相の責任を追及しているが、不信任決議案や問責決議案の提出の是非については、６３．２％が仙谷氏への提出を「妥当」、５０．４％が馬淵氏についても「妥当」とした。
もはや国民の声すら聞こえない、
聞こうとしない菅政権と民主党。
やはりここは一度国民の信を問う為、解散総選挙すべきではないでしょうか？
・・・・・それあｙったら、民主党が消滅する可能性大なので、多分意地でもやらんでしょうなあ。
仙谷を始めとして、馬淵、トミ子、前原、北澤の不信任案が決議される・・・等の、“よほどの事”が起きなければ、の話ですが。