他の事を書こうと思ったんですが、こんな速報が流れてきたので一応紹介しておきます。
国会敷地で自衛官自殺未遂 建造物侵入現行犯で逮捕
8日午後9時半ごろ、東京都千代田区永田町の国会議事堂の正面玄関に通じる階段で男が自殺を図った。
男は自衛隊体育学校(東京都練馬区)の陸士長(20)で、制服姿で短刀のようなものを使い、腹を数回、刺したという。警視庁麹町署は建造物侵入の現行犯で逮捕、病院に搬送したが軽傷だった。家族にあてた遺書のようなものを持っていたといい、同署が詳しい動機を捜査している。
調べなどによると、陸士長は国会議事堂北門の玄関から西に約30メートルにある、高さ約2・5メートルの柵を乗り越え、敷地内に侵入した。
参院警務部によると、柵の上に設置されたワイヤが切れ、防犯センサーが作動、衛視らが取り押さえた。その際、陸士長は「武士の情けだ、死なせてくれ」と口走ったという。
う~む、現時点では動機が判らないので何とも言えませんが、国会議事堂で割腹したと言う事は、政治家への抗議でしょうか?
確かに今の政治家のヘタレぶりには私もイライラして、時々「ぶん殴りてえ!」と叫んでいるので偉そうな事は言えませんが、それでもやはり“自殺”はいけません。
それ程の覚悟を持っている方ならば、いや、むしろそういう方こそ死なずに生き続けて国の為に努力していただきたい!
ここでちょっと切腹に関する豆知識を。
江戸時代初期までは、主君が亡くなると家臣が後追い切腹する“殉死”が当たり前の様に行われていましたが、三代将軍の異母兄弟で、後に松平の姓を受け会津藩主となる保科正之がそれを禁止する制度を設立。
以降、後追い切腹は激減しましたが、それでも主君を諫めたりする為の切腹などは、何時の時代でも絶えませんでした。
但し上記に書いた通り、幕府では“自分勝手な切腹”は禁止していたので、後で家族がお咎めを受けていたようですが…。
歴史資料などでこういう“抗議の切腹”を見る度に、腹切る根性など全く持ち合わせていない私などは「そういう忠臣こそ生き続けるべきなのに」と思うのですが、あまりにも言う事を聞かないバカ殿相手には、文字通り命を賭して「抗議」するしか無かったのかもしれませんね…。
確か、「海国兵談」「三国通覧図説」で有名な林子平の父親もそういう抗議の切腹をして亡くなっていたはず。
今回の割腹も確かに良い事とは思いませんが、反面、「その心意気や良し!」と心の中で密かに“賞賛”してもいるわけでして…すいません、矛盾してますね(^^;)
でも、本当に自殺だけは絶対にいけません!
前にも書きましたが、昔知り合いの坊さんにこう言われたんです。
「まだ生きていけるのに自分で命を断つと言うのは極めて我が儘な行為であるから、とても罪が重く、それ故死んでも決して楽にはなれない」と。
上記の話を全面的に信じているわけではありませんけど、かつて本当に辛かった時、上記の言葉のおかげで私は自殺だけは決して考えませんでした。
そうやって生きてきたからこそ、今の様にブログで好き放題書けているわけですし(^^)
でも最近、「自分は霊が見える」とかヌカしてる怪しげなデブ等の適当な言葉によって「死んで来世で良い魂になる」と言って自殺した子もいましたが、とんでもない!
そんな自分勝手な死に方をした人は、来世どころか人間にすら生まれ変われないんだそうです。
信じる信じないは別にして、少なくとも、病気等で「もっと生きていたい」と願いながらも死んでいった人達から見れば、自分で命を断つなんて行為はきっと許せないんだろうな、どうせ命を捨てるのならば自分と変わって欲しかった、と思うんだろうな、と私なんかついつい考えてしまい、そう考えるとやっぱり自殺ってのは良くないよな、勿体ないよな、と思うのですが、最近の人はそうは思わないのかな?
まあ、私は年の割には(?)結構古い考えの持ち主の様ですから(^^)
・・・・・何かいつの間にか自殺防止キャンペーンの文章みたいになってしまいましたが、本来は下記の内容を紹介したかったんですよね。
「無事釈放を…」安倍前首相発言で緊張走る 主席と歴代首相との朝食会
会場には緊張感が走り、出席者はみな一様に黙り込んだが、安倍氏はさらにウイグル問題にも言及した。東大に留学中の平成10年の一時帰国中、国家分裂を扇動したとして中国に逮捕されたトフティ・テュニヤズさんについて「彼の奥さん、家族は日本にいる。無事釈放されることを希望する」と求めたのだ。
安倍さんよくぞ言ってくれました!
安倍さんがわざわざ朝食会に出る、と聞いた時に「何かやってくれるかも?」と期待してたのですが、その期待に応えてくれました!
でも、このトフティさんの話は私も知りませんでしたが、さすがは安倍さん、正面から堂々と言ってくれて胸がスッとしましたよ!
だって、他の政治家は媚び売るばっかりで、苦言を呈しようなんて輩は一人もいなかったんですから。
在任中コイツらと対立していた小泉さんはちゃっかりと“逃げ”ちまうし…ホント、この人は小狡(こずる)いよなあ。
で、そんな媚中派の中でも、昨日、ひときわ満面の笑みを浮かべていたのが河野洋平!
「北京五輪を成功させる<WBR>連盟総会」を発足させた事で胡錦涛から“お褒めの言葉”を頂いた瞬間の、あの笑顔の気色の悪い事!
又、胡錦涛の“金魚の糞”よろしく、早稲田大学の講義にまでノコノコ付いてきて、講演中や講演後も後ろの方でニコニコし通しだったのには、もはや気色悪いって言葉すら超越して若干の殺意を憶えましたよ!
…いかん、いかん、すぐ上で命の大切さを訴えてたってのに(^^;)
大体、この「北京五輪を成功させる連盟総会」ってのも、実は自発的なものではなく、支那政府からの要請で設立させたもので、これを“立てる”交換条件として、河野洋平は支那でと~っても美味しい“ビジネス”にありついたんだとか…。
金のために国を売る事も厭わずかよ !(" ̄д ̄)けっ!
そんなに支那が好きなら国会議員辞めてとっとと支那に帰化しろよ!
ついでに息子も連れて行ってくれると助かるんだが。
又、どうも福田を始めとした媚中連中は何とかして天皇陛下を北京五輪に参加させたい様ですが、そんな事は絶対に認められません!
かつてもそうやって政治利用されてしまっているのに、その“愚”を繰り返す気か!
本当に福田ってのは「百害あって一利なし」「日本国の獅子身中の虫」でしかありません。
それにしても、国民の大半を敵に回しても、それでもあそこまで支那に媚びる理由を是非とも知りたいものです。
どうも金だけではなさそうなんですけどねえ…。
しかし、今の状況って、(勉強不足なのであくまで何となくですが)2.26事件が起こった状況と似てる気がします。
そして、今なら、あの時一念発起した青年将校達の気持ちが多少なりとも判るような気がします。
それ位国民の大半が政治家や財界人に対して苛立ってきている、と言うのに、肝心の政治家や財界人と来たら、民意を全く無視して支那に媚びるだけ(--;)。
これじゃ、最初に上げた自衛官の様に、“バカ殿”を諫める為の“命を賭けた抗議”もしたくなりますよ!
う~む、最初の方の文とは完全に矛盾してますが、決して自殺をしても良いと言っているわけではありませんのでご了承の程を。
命は確かに大切ですが、それと同じ位人は“心”と言う物も大切なのではないか 、と。
すいません、何か判りづらいですね。
こういう時、つくづく自分の頭の悪さと文章力の無さを痛感してしまいますな(--;)。