四川省の大地震はいまだ被害者の救出が捗(はかど)っていないみたいですが、支那政府は外国からの援助(主に人的支援)を断り続けています。
災害に遭って救助を待つ人の“体力の限界”は大体72時間と言われており、だからこそ支那得意の“人海戦術”で行く為にも、人手は幾らあっても困るものではないと思うのですが。
かつて日本でも、阪神大震災発生時、時の首相・村山富市が状況を全く把握しようともせず、しかも自衛隊への要請や外国からの人的支援をためらったばかりに数千人が亡くなったと言われています。
なのに張本人は反省するどころか、のうのうと生き続けて桐花大綬章なんてもらっている…納得行くか!(#゜Д゜)ゴルァ
又、支那が人的支援を拒むのには、この地区はかつてのチベット国の一部で、今でもチベット人が多く住む地域の為、彼らが外国人に不満をぶちまける事を恐れて救助を断っているのだ、とか、又、この混乱に乗じて“外国人のスパイ”が潜入する事を危惧しているからだ、との話が漏れ伝わってきています。
そういう問題では無いと思うのですがねえ…。
前置きが長くなりましたが、今回は四川大地震に絡んで、ちょっと支那に対する“斜め上”の検証をして見る事にします。
今回大地震が発生した地区ですが、実は一部では2年程前から「大地震が起こる可能性が高い」と“予言”されていたんです。
予言と言っても、あやしげなババアやデブがほざくようなオカルトまがいのネタや、ましてやジョン・タイターネタとかでは無く、純粋に科学的な見地による“予言”です。
人権センター:三峡ダムで強い地震の可能性
同センターは、向こう三年間に三峡ダムが強い地震を引き起こす可能性が極めて高く、震度は6・5に達するかもしれないという情報筋の判断を引用した。また、中国国務院の温家宝総理は向こう3年間に三峡ダムが強い地震を起こす可能性について憂慮しているという。
上記の記事が書かれたのは2006年8月ですが、震度まで殆ど当たっています。
しかも記事を信用するならば、大地震が発生する可能性には温家宝も気づいていた事になるわけで、つまり今回の大地震は“天災”ではなく、支那共産党による“人災”だと言えます!
それを知っていたからこそ、温家宝も慌てて現地入りしたのかも知れません。
なんか、現地でコケて怪我した上、救助隊に八つ当たりしてたみたいですが…本当に八つ当たりしたいのは誰でしょう?
しかし、共産党幹部の面子と銭に目が眩んで無理矢理ダム工事を決行した結果が“これ”ですか。
こんな連中の見栄と欲のせいで被害に遭った人達はたまらんなあ…。
尚、なぜダムを作ると地震が発生するか?ってのは、私も素人なのでここのサイトを読んでみてください。
このサイトによると水を増やせば増やす程地震が発生しやすくなる、と書かれています。
この三峡ダムは現在も建設中なので、貯水量は益々増加しているわけで、とすると建設を続ける限り今後もこのような巨大地震が発生する可能性が…((;゜Д゜)ガクガクブルブル
あともう一つ、今度は人民解放軍についても一言。
まずは以下の記事から。
「時間との闘い」 なぜ空軍活用せぬと不満の声 四川大地震
しかし、軍の落下傘部隊は、13日に降り出した雨で、空からの救援物資の投下を中止している。北川県では「十分なテントや食料品、医薬品が配布されていない」と話す被災者がいるなど、ヘリを使った物資、人員投入がないことに被災者から不満の声が出ている。
これは投入しないのでは無く、出来ないのではないか?と推測されます。
かつて、新谷かおる氏の漫画「エリア88」内でも語られていましたが、軍人を“一人前”に育て上げるのには、もの凄い費用と時間が掛かります。
特に戦闘機などはいわばかなりの“特殊技術”を習得せねばならず、戦闘機パイロットがエリートと言われる所以でもあります。
又、ヘリコプターの操縦もある意味飛行機よりも難しく、且つ熟練度が要求されます。
(何せ飛行機と違って慣性飛行も出来ず、エンジン停止=即落下ですから“腕”が確かでないと操縦出来ません)
更に、所謂落下傘部隊も、いかなる気象条件においても確実に落下し現地に到達出来るか、が重要視されます。
その為に軍人は日々訓練を重ねているわけですが、今回の様な大事件でもそういった部隊が一切投入されていない所を見ると、やはり熟練度に問題があるのではないか?と考えられます。
ここまで来ると何が言いたいのかお判りでしょうが、つまり人民解放軍の兵士は練度が低い、いわば“使い物”にならない兵士が多いのではないか?と、素人に毛が生えた程度の知識しか無い私は考えているわけです。
この辺は北朝鮮・韓国にも通じる物があるのですが、例え金を掛けて最新兵器を配備していても、それを操れる“腕”が無くては猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏、すなわち宝の持ち腐れとなってしまうわけです。
だから人民解放軍は、実は言われている程“驚異”とはならないのではないか?と。
まあ実を言いますと、この“指摘”は、以前から一部の軍事専門家が言っていた事の受け売りなんですけどね(^^;)
又、今回被災地の映像を見ると、兵隊を現地に運ぶ為の人員輸送トラックを殆ど見かけません。
ある歩兵部隊は、文字通り数十キロを歩いて現地入りした、との報道もあり、その情報から見ても未舗装路を走破出来る非戦闘車両(輸送トラック等)をあまり保有していないのでは?と推測出来ます。
それを裏付ける情報の一つが“チベット問題”の時にありました。
あの時も“暴動”を起こしたチベット人を“制圧”する為に人民解放軍は大量の兵士を送りこんだのですが、その輸送手段は人員輸送トラックなどではなく、何と!列車で兵士を大量に現地に送り込んでいたんです。
世界中探しても、列車で“現地入り”した軍隊って、おそらく人民解放軍ぐらいのもんでしょうなあ。
戦闘においては現地に如何に大量の兵士や武器・弾薬を送り込む事が出来るか?と言うのも重要な課題です。
だからこそ陸海空全てに「輸送部隊」と言うものが存在し、あらゆる条件下でも使用出来る輸送車両等を多数保有しているわけです。
しかし、上記の事から人民解放軍はそれらの課題にあまり重きをおいていないのではないか?と考えられます。
これも人民解放軍があまり驚異にならないのではないか?と言われている理由の一つです。
ま、もしかすると、支那共産党が兵士に“自由な移動手段”を与える事を怖がっているのかもしれませんが…。
何せ油断してたら国家主席すら撃ちかねない連中ですからねえ ( ̄ー ̄)ニヤリッ
かつて、清は「眠れる獅子」と言われ各国から一目おかれていましたが、イギリスとの「アヘン戦争」で“実は大した事がなかった”事がバレてしまって、後に「眠ったまま起きなかった獅子」とか「眠れる獅子、実は眠れる豚だった」とか揶揄される様になってしまったわけですが、もしかすると、現支那政府も意外とこんな風なのかもしれません。
まあ、ただ連中は核ミサイルを保有しており、尚且つ数十基が日本の各主要都市を“標的”としているので、その点“だけ”は驚異と言えますが、総合的に見ると、おそらく日本の自衛隊の方がはるかに優秀だと思われます。
・・・・・とか言うと、又いわゆる“九条信者”の連中が騒ぐんでしょうなあ。
でも、世界中見ても、軍隊・軍人を尊敬しない国って日本だけなんですよねえ。
尊敬しないどころか、隙あらばコケにしようとするその神経が私には判りません。
自分達の代わりに戦って生命財産を守ってくれる軍人を尊敬するのはいわば“世界標準”なんですよ。
左翼連中は事ある毎に「他国を見習え!」って騒ぐくせに、こういった所ではダンマリ決め込むからなあ。
まあ、連中にしてみれば自衛隊が強くなっては宗主国が侵略しにくくなって困るからなんでしょうけどね ( ̄ー ̄)ニヤリッ
あ、そうそう。
今回の四川大地震の支援として日本は5億円を出す事を決定しましたが…
外国指導者、相次いで四川大地震に支援を表明
ベトナム、キューバ、ロシア、モンゴル、タイ、シンガポール、バングラデシュ、韓国、カンボジア、ウルグアイ、ドイツ、フランス、オーストラリアなどの指導者も中国政府と国民にお見舞いの気持ちを表し、救援物資や義捐金の提供などを表明しました。
このほか、スロベニア、スペイン、チリ、セルビア、チュニジア、オランダ、ニュージーランド、イギリス、イスラエル、ギリシャ、フランス、カナダなどの指導者や外相も相次いで、被害に対してお見舞いの気持ちを表しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本は無視かよ!
所詮、こんなヤツらなんですなあ。
これで日中友好とか互恵関係とか、どの口がヌカしてやがるんでしょうな!
後、募金を考えておられる方は是非以下の記事を読んで再検討の程を。
被災支援金の99%流用 中国陝西省
【北京13日共同】中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。支援費用の拠出元である国家発展改革委員会系の中国紙、中国経済時報が同日までに伝えた。 同紙によると、地方政府はさらに、不満を訴え抗議した農民らを拘束、最長3年間の「労働教育」処分としており、住民を全く顧みない地方政府が存在する実態が浮き彫りになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、予想通りと言えば予想通りですが、ヒドイ話ですなぁ(--;)
だから私は例え「冷たいヤツ」と言われても、募金を一切しなくなったんですよね。