毎年この季節は不眠不休の体力勝負を強いられる。
今年もこのひと月の間は一日も休みなく仕事に明け暮れていた。
もう限界だ~とぶち切れた瞬間、ふと幼馴染のオ-ちゃんの顔が浮かんで電話を入れた。
あのさ~、深大寺までママチャリ漕いで蕎麦喰いに行かね?
鮎の解禁前でヒマしてる蕎麦好きのオ-ちゃんがいともたやすく餌に喰いついてきた、Fi~sh!!
粉糠雨にそぼ濡れた桜の蕾のナント可憐なこと!
もう春なんだね~と、ロマンチストの僕たちは思わずホロリとさせられてしまう。
10時40分、先ずは『湧水』さんの暖簾を右手で払う。
10時半開店だというのに、もうあらかた席は埋まっていた、さすが一番人気のお店ですわねえ。
とにかく今日は寒い、蕎麦前は小松菜の辛し和えと蕗の薹の天ぷらをアテにヤケドしそうなほどの熱燗を頂いた。
焼き塩で頬張る蕗の薹の天ぷらのほろ苦さ、あぁホントにもう春なんだよねえ、春が、春が、、、もう来ているんだよねえ!
お蕎麦は10割でも8割でもなく9割蕎麦を頂く。
一口手繰るれば極細の細打ち麺の小気味よい食感と喉越しに酔いしれる、あぁなんという幸せ!
熱燗にほろ酔い、体もほかほかに温まって『湧水』さんを後にする。
この水車の先を左に折れて、、、、
この突き当りを右に折れると
また、お蕎麦屋さんが軒を連ねる通りになる。
2件目はオ-ちゃんが選んだ鰹出汁が評判の『一休庵』さん。
僕は鴨のロ-ス焼きと鴨汁蕎麦の『大師茶屋』さんなのだけれど、ここはオ-ちゃんに従うことにした。
お店に入ると若旦那なのだろうか、絶え間なく蕎麦を打ち蕎麦を裁っている、その手さばきの実に見事なこと。
これを見たオ-ちゃんが俺も蕎麦を打ってみようかなあと言い出した、ついにKちゃんのライバル出現の瞬間である。
先ずは蕎麦前、芋がらの油炒めとお新香をアテにぬる燗で頂くことにする。
ごま油の風味の効いた昔なつかしい芋がらの味に、ぬる燗がすすむこと、すすむこと!
お蕎麦は、そば粉8割の二八蕎麦をお願いした。
丁度よい太さの江戸打ちは歯ごたえの心地よさもさることながら鰹出汁の効いたツユの美味しさも際立ってついつい飲み干してしまった。
またまたほろ酔って気持ちよくお店を後にして深大寺の山門をくぐる。
神社仏閣を巡る旅が実に退屈でつまらないことと思っていたのは10年ほど前までのことだろうか。
それが今では往時を偲び、開祖の不屈の精神を垣間見、宮大工の技術と芸術性の高さに驚愕し、
それを育んだ権力と莫大な資金力に畏怖の念を抱いている。
山門を彩る枝垂れの紅梅、今が盛りであろうか?
温泉に向かう道すがら、鬼太郎の茶店があった。
4分ほど坂を登り、2分ほど坂を下れば『湯守りの里』に辿りつく。
黒褐色の薬草の湯が気に入って1時間も浸かったりあがったりと温泉を楽しみ3時間たっぷり午睡を楽しんだ。
人間という生き物は、息抜きしないと生きてはいけないんですね。
温泉と酒とお蕎麦、いやぁ日本人として生まれた幸せをしみじみ感じる一日でございました。
さあ、あと1週間がんばろう!
今年もこのひと月の間は一日も休みなく仕事に明け暮れていた。
もう限界だ~とぶち切れた瞬間、ふと幼馴染のオ-ちゃんの顔が浮かんで電話を入れた。
あのさ~、深大寺までママチャリ漕いで蕎麦喰いに行かね?
鮎の解禁前でヒマしてる蕎麦好きのオ-ちゃんがいともたやすく餌に喰いついてきた、Fi~sh!!
粉糠雨にそぼ濡れた桜の蕾のナント可憐なこと!
もう春なんだね~と、ロマンチストの僕たちは思わずホロリとさせられてしまう。
10時40分、先ずは『湧水』さんの暖簾を右手で払う。
10時半開店だというのに、もうあらかた席は埋まっていた、さすが一番人気のお店ですわねえ。
とにかく今日は寒い、蕎麦前は小松菜の辛し和えと蕗の薹の天ぷらをアテにヤケドしそうなほどの熱燗を頂いた。
焼き塩で頬張る蕗の薹の天ぷらのほろ苦さ、あぁホントにもう春なんだよねえ、春が、春が、、、もう来ているんだよねえ!
お蕎麦は10割でも8割でもなく9割蕎麦を頂く。
一口手繰るれば極細の細打ち麺の小気味よい食感と喉越しに酔いしれる、あぁなんという幸せ!
熱燗にほろ酔い、体もほかほかに温まって『湧水』さんを後にする。
この水車の先を左に折れて、、、、
この突き当りを右に折れると
また、お蕎麦屋さんが軒を連ねる通りになる。
2件目はオ-ちゃんが選んだ鰹出汁が評判の『一休庵』さん。
僕は鴨のロ-ス焼きと鴨汁蕎麦の『大師茶屋』さんなのだけれど、ここはオ-ちゃんに従うことにした。
お店に入ると若旦那なのだろうか、絶え間なく蕎麦を打ち蕎麦を裁っている、その手さばきの実に見事なこと。
これを見たオ-ちゃんが俺も蕎麦を打ってみようかなあと言い出した、ついにKちゃんのライバル出現の瞬間である。
先ずは蕎麦前、芋がらの油炒めとお新香をアテにぬる燗で頂くことにする。
ごま油の風味の効いた昔なつかしい芋がらの味に、ぬる燗がすすむこと、すすむこと!
お蕎麦は、そば粉8割の二八蕎麦をお願いした。
丁度よい太さの江戸打ちは歯ごたえの心地よさもさることながら鰹出汁の効いたツユの美味しさも際立ってついつい飲み干してしまった。
またまたほろ酔って気持ちよくお店を後にして深大寺の山門をくぐる。
神社仏閣を巡る旅が実に退屈でつまらないことと思っていたのは10年ほど前までのことだろうか。
それが今では往時を偲び、開祖の不屈の精神を垣間見、宮大工の技術と芸術性の高さに驚愕し、
それを育んだ権力と莫大な資金力に畏怖の念を抱いている。
山門を彩る枝垂れの紅梅、今が盛りであろうか?
温泉に向かう道すがら、鬼太郎の茶店があった。
4分ほど坂を登り、2分ほど坂を下れば『湯守りの里』に辿りつく。
黒褐色の薬草の湯が気に入って1時間も浸かったりあがったりと温泉を楽しみ3時間たっぷり午睡を楽しんだ。
人間という生き物は、息抜きしないと生きてはいけないんですね。
温泉と酒とお蕎麦、いやぁ日本人として生まれた幸せをしみじみ感じる一日でございました。
さあ、あと1週間がんばろう!
なんだか歌の題のようですね!!
お酒はいつでも飲めますが、温泉に蕎麦は羨ましいです。
でも、お酒も雰囲気で飲むものなので 家で飲むより味が違うんでしょうね。
休養も大事です。
先日 歳だと指摘されてちょっとショックを受けています。
でも 気をつけるのも必要ですから受け止めました。
気分転換しつつ 気をつけて頑張ってください。
自転車で 行動できるって羨ましいです。
まったく…この季節の先輩は別の意味で心配です。
山に行けば遭難の心配、渓に行けば出水の心配、酒飲めば、血糖値の心配。
しかし、この節は仕事のし過ぎの心配。
どうぞ息抜きしてください。
でも、先輩の凄いところは、ちょっとの息抜きが私どもの羨望を浴びる程素敵だということ…
温泉イイな~。蕎麦が旨そう~。
今度の休みは、♨浸って蕎麦でもたべるかなぁ~
毎年恒例の体力勝負、もちろん神経もすり減らしておられることでしょう。
そんななかで一日くらいはこんな風にのんびり過ごしてもバチは当たりませんよ。
熱燗で軽く蕎麦前を頂いて美味しいお蕎麦を手繰る
またちょっと散策して蕎麦前のあとのお蕎麦を楽しむ。
最後はやっぱり温泉でまったりなんですね。
のんびりして鋭気を養えて本当にようございました。
あと1週間、そのあとの解放感も何とも言えないのでしょうね。
それにしても深大寺のお蕎麦屋さん通りはしっとりといい雰囲気ではございませんか。
お手伝いしたいけど、かえって足手纏いになるのは必須・・・
終わるまでおとなしくしてます。
こちら、サンデー毎日脱出計画は計画倒れになりそうでやばい感じ
終わったら是非憂さ晴らしに連れてってくださいな
ありがとうございます。
将来の自分の為に始めたいと思います。
深大寺は路線バスにも看板を掲げている多聞しか入ったことありません。
蕗の薹まだ今年は口に入れてません。
もう少しでタラの芽も出てきますね。
本当に四季を感じられる日本に産まれて幸せだと思います。
チャリで行けるなんて良いですねU+1F3B6
私もここ暫くは年度末を楽しんで(?)おります。
祝2015解禁‥ポカポカと暖かそうな日に春を覗きに行こうと思っています。
「Fi~sh!!」→最高でしたぁ~!
さすが都会の真ん中の蕎麦屋さん、何もかもセンスがある、何だか田舎よりも自然がいっぱいあるような錯覚、身近にそして友と朝から酒を飲み蕎麦。
山親爺はいつ死んでもよい、いまだに日々を完全燃焼し生きて田舎で頑張っております。
オイラなんぞ一冬、、、なんて3、4年前に書いた気がしますが、
最近その気持ちしみじみ、しみじみ分かります。
良かったですねえ♪オーさんとチャリ乗り蕎麦と温泉、小さな旅。
在京時代、深大寺までは10分ほどだったのでよく行きました。
食べ盛りの子供が3人いたので、そばも質より量でしたがね。
この夏こそ手打ちの富倉そば背負って山へ行きます。
もちろん ちと辛口のソバツユも一緒ですぜえ 親分!
年を取るというのも、まんざらではないと最近思えるようになりました。
お寺めぐりも、温泉も、お蕎麦もお酒も、のんびりゆったり楽しめるのも年を重ねたからかもしれません。
身体が弱り、記憶がおぼろ気になっても、それはそれで受け入れましょうかね。
ご無沙汰でした。
とにかく忙しくて気持ちの余裕もなくてネットを見ている時間もなくて。
1年に四季の移ろいがあるように、仕事にもメリハリがある方が面白いよね。
これが終われば、また目が回るような5月の忙しさがやってくる。
問題は、こんな生活がいつまで続けられるかということだね。
まあ、お酒とお蕎麦と温泉で息抜きしながら頑張り続けたいものですわ。
季節の変わり目、君も少しは体を労わりなされ!