山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

年の初めに思うこと

2023-01-04 14:24:07 | 独り言
皆様あけましておめでとうございます
今年も皆様にとりまして幸多き一年になりますよう心より祈念致します
そして山仲間や釣り仲間の皆さんには一年を通して安全に留意しつつ今年一年が終わるとき
あぁ今年もおもしろい一年だったなあと心から思えるような充実感を味わえる年になりますように!

さて我が家では、例年どおり息子の家族4人を迎えて和やかに年の初めを祝うことができました
こうして孫娘にお屠蘇を注いでもらうのも幸せなことでございます



呑んベえ揃いの我が家では孫たちとのすごろくやゲームを挟みながら昼から夜まで呑み続けておりました

 

ホロ酔った後はカミさんの実家から送ってもらった麺で〆るのが恒例になっています(喜多方ラーメンは孫たちの分です)

 

会津の十割蕎麦は細く長く人生を送れるようにと先ずは鶏で出汁をとった温かいつゆ蕎麦を
次に辛味大根のおろし汁に鰹節、刻み葱、一味、醤油を加えたつゆで高遠蕎麦を味わいます

 

1月6日に誕生日を迎えるカミさんの祝いにと息子たちがケ-キを用意してくれました



さて、今年4月で私は71歳になります
『自分の人生は、自分でデザインしたい!』
昨年、天に召されたデザイナ-の森 英恵さんがことあるごとに語られていた言葉です

私も今年から仕事を減らしつつ来年いっぱいで元気なうちに現役を退こうかと考えています
そして学生時代に日本一周した足跡を辿りつつ各地の温泉や地の酒や食を楽しみつつ
行く先々の渓でロッドを振り、のんびり山を歩こうかと計画しています

私たちは誰もみな、いずれ人生の終わりを迎えます
その時に、あぁいい人生だったなあ、いい家族や友に恵まれて思い残すことは何もない
自分の人生をそのように肯定しながら終わりを迎えられたらどんなにか幸せなことでしょうか
そうなれるように家族や友との絆を大切にしながら最後まで思い通りに生きられるように
自分の人生は自分でデザインして、それを全うしたいと考えている次第です

皆様、今年も何卒よろしくお願いいたします。






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旅の途中で

2022-12-18 10:17:18 | 蕎麦、うどん、ラーメン
年に一度は釣りに訪れては地のお蕎麦を味わっていたのだけれど今年は訪れる機会がなかった
雪が来る前に訪ねておこうと信州奈川に向かう、その道すがら山形村の木鶏さんに立ち寄った




ノンアルコ-ルビ-ルのアテに砂肝の刺身をお願いすると品切れとのことで前回と同じ鶏わさに






今回は1日限定10食の『ぎたろう軍鶏の半熟とろとろ木鶏丼』を真っ先にお願いした




鰹出汁と鶏ガラを合わせたタレとぎたろう軍鶏の肉と卵を使用した木鶏丼は
メニュ-名が示すとおりとろっとろの美味しさ、もはや食レポの必要はありませんね!
カイワレのお吸い物と酸味のある赤かぶのお漬物がいいアクセントになっておりました




半分頂いたところで濃いお出汁を注いでさっぱりとしたお茶漬け風の味変を楽しみます
さしずめ親子丼のひつまぶし版といったところでしょうか?




〆は冷やしかけそば、木鶏丼でおなかがいっぱいになったと告げると半玉にしましょうかと作って頂いた
暖かいかけ蕎麦とは一線を画した蕎麦本来の食感と美味しさはそのままにお出汁の美味しさまで楽しめる一品でございます




お出汁がとっても美味しくて最後の一滴まで飲み干してしまいました




ごちそうさまでした




奈川から野麦峠を越えて、昨年原木ナメコを頂いたお宅を訪ねると
当のおじさんは入院されていてお会いすることは叶いませんでした
最後に福伝さんに立ち寄って投じ蕎麦を頂きほっこり温まって帰路につきました

今年も残すところあと2週間となりました
皆様くれぐれもご自愛のうえ良いお年をお迎えくださいますように!




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嬉しい贈り物

2022-12-13 22:50:23 | キノコ狩り
信州飯山の釣友寅さんから晩秋の山で大量のキノコを収穫したとの知らせが届いた
ならば焚火を囲みつつキノコ鍋をやりたいと熱烈におねだりして4人の釣り仲間が集まることになった
なのに予定していた当日は降雪予報で泣く泣く中止に、釣りも山もキノコ鍋も悪天候には逆らえない運命にある

その数日後のビッグサプライズ、大量のムキタケ、クリタケ、ナメコ、クロダイの切り身10切れが寅さんから届いた~!
しかもキノコに付着したゴミはきれいに取り除かれて冷凍されていてキノコたちは新鮮なまま密封されているではありませんか

寅さんに掌を合わせて有難く頂戴し、1日目はコショウを効かせて塩焼きにしたクロダイにレモン汁をちょいと振りかけて一杯
2日目はクロダイのアクアパッツァで一杯、ふっくらとした身が美味しいのは勿論、脂の乗ったとろりとした皮付きの身の実に美味しかったこと!

3日目は少々の油と、醤油、酒、出汁で水分がなくなるまでじっくり煮込んだナメコ
これは酒肴は勿論のこと、ご飯の上に敷きつめて頂くナメコ丼はもう毎日食べ続けても箸が止まらない絶品の美味しさでございました
廃棄される運命の養殖ナメコの茎を親戚から大量にもらって同じレシピで作る料理にも増して、この天然ナメコは際立った美味しさでございました
ムキタケも同じ調理方法で常備食として毎日の朝食のご飯の伴として美味しく頂いておりました、皆様も是非ご飯の伴として味わってみて下さいませ



さて先週の土曜日、久方ぶりにふるさとの雑木林でぐっすり眠ろうといつもの小ピークに寝床を設えたのですが
あろうことか快適に山の夜を過ごすための厳冬期用のシュラフを忘れてしまって、この日の天泊を諦めて下山することに(年のせいですかねえ?)



それでも山飯だけは味わって下山したいものでございます!
寅さんから頂いた垂涎ものの天然なめこは出汁を採るために水からじっくりと煮出します



茹でた天然ナメコの4枚をモミジおろしにして酒肴に、右のなめこは自宅から持参した煮込んだナメコです



どうですかこの天然ナメコのとろみ、口福に満ちてもうこれだけでビールと缶チューハイが進んでしまいます!



さて天然ナメコに合うラーメンなら蕎麦屋の出汁を使った和風ラーメンに限りますわねえ!



大きな天然ナメコを敷き詰めて、これに優るラーメンがあるのでしょうか?



天然ナメコの濃い味わいとコリッコリの食感、とろみの強いスープを纏った麺に酔いしれてしまいます

 

天然ナメコの出汁が効いたととろっとろのスープを飲み干して完食でございます



陽だまりで1時間ほど午睡をむさぼって下山



家に帰ったら残しておいたムキタケのてんぷらで舌鼓!
肉厚でぷりっぷりのムキタケのてんぷらはお約束の美味しさを味合せてもらえることでしょう!
キノコ三昧の口福のプレゼント、親愛なる釣友寅さんに感謝しきりでございます。






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ミニら~めん街道

2022-11-27 00:11:56 | 蕎麦、うどん、ラーメン
ここ国分寺街道沿いは何故か飲食店が定着しない。
35年前、僕がここに越してきた頃からラーメン、中華、焼肉、小料理屋、ショットバ-などが開店しては消えていく
ところが20年前、国立農工大学のはす向かいに『たまぞう』さんが出店すると開店前から行列ができるようになった
それから8年後、二郎系の『ラーメン英二』さんが出店すると2年連続で東京ラーメン百名店に選ばれ今でも行列ができている

                                          
                                                 
そして昨年5月、『中華そば ひら井』さんが我が家のすぐそばに出店し、出店したその年にラーメン百名店に選ばれた
府中で断トツ一位の評価を得ているこのお店は真夏でも雨の日も雪の日も開店前から閉店時まで多くの待ち客が絶えることがない
たった750mの範囲に三軒の人気ラーメン店ができたことで地元では『ミニらーめん街道』と呼ばれるようになった


この三軒にもオフピ-クとなる時間はあるもので『たまぞう』さんと『ラーメン英二』さんは午後7時を過ぎると空席が目立つようになる
3か月前の金曜日の午後、『ひら井』さんの店内を覗くと客は2人だけしか見えない
毎週金曜日は大人気のつけ蕎麦を出さない日なので午後1時を過ぎると待つことなく席に就くことができる                   

                    


券売機で中華そばの並を買ってカウンタ-に置いて待つこと5~6分で中華そばが運ばれてきた
具は分厚いチャーシュ-、太目のメンマ、焼き海苔、そして刻み葱がたっぷり乗っている

 

ス-プを一口すすると、豚のゲンコツ、鶏ガラ、牛骨の三種類を炊き上げた濃厚で深みのある動物系のスープに仕上がっている
僕は元々豚骨系のこってりスープよりも端麗な塩と醤油のスープ、細麺と細い平打麺が好みだけれどこれなら美味しく頂ける
分厚いチャーシュ-は、とろっとろで口の中でとろけてしまうほどの食感に驚いた

 

中太ストレ-ト麺に濃厚スープがよく絡み飽きることなく最後まで美味しく頂いた







先々週の日曜日、カミさんがつけ蕎麦を食べたいと言うので二人で並ぶことにした
9時45分に店内の券売機で券を買って並ぶと先客が13人、この人たちは一体何時から並んでいるのかとツッコミたくなる
有難いことに11時開店なのに10時半に暖簾が掛かって第一陣の9人が店内に、それから30分後に我ら第二陣が店内に案内された
極太の麺の茹で時間が13分を要するため9人分の麺を一緒に茹でようと先客全てが食べ終わった後に次の9人を入れる総入れ替え制に
なっているのかと推察する。そして待つこと5分ほどでつけ蕎麦が運ばれてきた



カミさんは一人前の小盛り、僕は三人前の大盛り
最初の一口は塩をつけて、スープに飽きたら柑橘系(ライム?)の果汁を麺に振りかけて味変を楽しめる



ス-プは中華そばのスープよりも更に濃厚で極太麺によく絡む
麺は程よいコシともっちりとした食感で、のど越しを味わうのでなくて良く噛んで小麦粉の美味しさを味わえる



最後はカミさんに手伝ってもらって完食!

 

残ったスープに生姜の効いたスープを注いで爽やかに味変したスープを味わった、ご馳走様でした!
カミさんがまたつけ蕎麦を食べたいと言い出した。麺も濃厚スープも後を引く美味しさの証左であろうか?


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1年ぶりに一献

2022-11-20 17:07:41 | 川飯.B級グルメ
もうかれこれ1年も顔を合わせていない釣友ヒロキチちゃんを誘って一献傾けることになった
ここは武蔵小金井に残る懐かしい横町に佇む『buchi』さん、もう5~6年もご無沙汰してしまっている



予約の6時半ちょうどに暖簾をくぐってカウンタ-に案内して頂いた
先ずは大好きな鶏刺盛りと旨い串焼き(タンもと、せせり、つくね)を並べて生ビールで乾杯した



これも一級品の活き締めの鯖とレバ刺しで3杯目の生ビールを空ける

 

鯵のなめろうを頂きながら日本酒に切り替える
このお店で頂く日本酒はいつも『景虎(かげとら)』一点張りになる
並々と注がれた景虎は枡から溢れて受け皿にも満ちる、酒呑みにはこれがなにより嬉しい



2杯目の景虎を注いでもらってタンのたたきと焼き物を追加した

 

ヒロキチちゃんと同じペースで呑みすすんだ3杯目、最後はマグロのユッケと追加のレバ刺しで〆る
このお店は鶏刺しも魚のお刺身も焼き物もみな新鮮で以前とまったく変わらない美味しさが嬉しい



10時過ぎまで充分に呑んで語ることができた
仕事が順調で家庭も円満、息子さんたちもすくすくと育ち
父親としてのヒロキチちゃんの成長と自信を感じ取れただけで充分に満足で幸せな心持ちにさせてもらった



国分寺に帰っり着いて『MUTAHIRO』さんのラーメンで〆た
鶏塩そばの黄金色のスープは甘みとコク深く相変わらず美味しかった



 


家庭の味もラーメンもお蕎麦も小料理屋さんの味も進化しつつも変わらないのが嬉しい
思っていたとおりの変わらない味を感じられることで何故かほっとするのは私だけだろうか?
おつきあい頂いたヒロキチちゃんありがとう、来年こそはまた一緒に山釣りを楽しめるといいなあ!
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紅葉ドライブ

2022-11-06 16:08:12 | 蕎麦、うどん、ラーメン
霜月初旬、山粧う只見線『大白川駅』を再訪した
午前8時45分、駐車場はすでに満杯で階段の踊り場のキノコ蕎麦の看板を横目に2階に上がると
11時開店だというのに平石亭さんのノ-トには僕の前に何と13組の名前が書きこまれていた

 

開店まで2時間もあるので駅の周辺をのんびり散策してみることにした
これはラッセル車でしょうか、雪深い季節に備えてきれいに整備されている



ホ-ムの右下には波間川が流れ、国道252号線沿いに佇む駅舎の2階に平石亭さんが営業している



国道沿いを歩いて行くと波間川に架かる鉄橋の下流の山々も秋化粧を始めている



更に30分ほど歩いた先には深い峡谷が、岩魚の里の看板があるほどなので来年はロッドを携えて訪ねたい



開店30分前に駅に戻ると木々が陽に照らされてまさに山燃ゆるの感
駅舎の2階からはトントントントンと蕎麦を裁つリズミカルな音が聞こえてきた



11時50分、二巡目に案内されて着いた席は厚さ30センチを超えるケヤキの4人用のテーブルに僕ひとり(コロナ対策かな?)
もちろんキノコ蕎麦をお願いして待つこと15分、大きくて分厚い丼にてんこ盛りのキノコ蕎麦が運ばれてきた



お蕎麦の上には食べきれないほどのナメコと少々のシメジとヒラタケ、そしてマイタケと大きなシメジのてんぷらが1本づつ、殆どお蕎麦が見えない



レンゲでふた口み口お出汁をすすると、お蕎麦とキノコの素材を引き立てる優しい味わいに仕上げられている
熱を加えられたお蕎麦を手繰ると、あの蕎麦本来の研ぎ澄まされた鋭い角が削り取られたまろやかな食感で
キノコと共に秋を味わうにはちょうど良いお蕎麦の表情に姿を変えている、キノコのお出汁が美味しかった~!

 

さて、キノコで満腹にはなったものの平石亭さん本来のお蕎麦を味わって帰りたい
前回は鬼面蕎麦ととろろ蕎麦を頂いたので今回は定番の源流ざる蕎麦をお願いした



透明感のある艶めかしいお蕎麦を一口すすると、噛めばきゅっと音が聞こえそうな凛々しさが嬉しい
今回は忙しかったのかお蕎麦にむらがあるけれど律儀に切り揃えられたお蕎麦よりも僕はこちらの方が好きだ



秋の味と定番の凛々しいお蕎麦を頂いたことで、とても得した気分でお店を後にした
さて、夜のお蕎麦にはまだたっぷり時間がある、来シーズンのために岩魚の渓を探索しておこうか



国道252号線と別れて左に進み、更に山奥へと渓に沿った道を進むと、、、、



岩魚の気配ムンムンの波間川支流の渓が現れる
来年はこのあたりで岩魚と遊んでからお蕎麦を頂くことにしようか



里に下るころには陽が陰ってきて夜のお蕎麦屋を決めなければ、、、、
へぎ蕎麦が美味しかった清兵衛さんは午後3時までだし、越後屋さんも由屋さんもいいけれど折角だから呑みたいし、、、



けっきょく落ち着いたのは小千谷の道の駅
ここなら隣接する天然温泉で疲れを癒せるし呑んでお蕎麦を頂いてから安心して車中泊もできる



生ビールを2杯飲み干すころを見計らって運ばれてきた緑がかった細切りのへぎ蕎麦、これは期待できるかも



薬味は刻み葱と天かす、添えられた生ワサビに真剣勝負の心意気を感じる
ひと口啜ると、むむっ、、、鰹出汁の効いたつゆに細切り独特の小気味よい食感と滑らかなのど越し、これは旨い!

 

あっという間に完食すると、すかさず蕎麦湯を運んできた花番さんに、、、、ちょっと待った~、これもう一枚お願いします~!



いやはや立ち寄り湯のお蕎麦をなめていた自分が心底恥ずかしい!



温泉に浸かってビールにほろ酔い旨いへぎ蕎麦で〆てぐっすり眠る



こんな安上がりで安らげる蕎麦巡りの旅もたまにはいいものでございます(大満足!)
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丹波山へ

2022-10-30 16:00:12 | 川飯.B級グルメ
昨日、2年ぶりに丹波山(たばやま)でお蕎麦を頂こうと『やまびこ庵』を訪ねてみた
ここのお蕎麦が好きで年に一度は訪ねていたのだけれど2~3年ほど前から休業の札がかかるようになった
そして今回も案じていたとおり休業の札が、、、
ならば『TABAテラス』か『のめこい湯』のお蕎麦でもいいかと道の駅に向かったのだけれど気が進まない

河原に降りて適当に作ってビールを飲るのもいいかもと直売所を覗いてこんな食材を手に取ってみた
650円のワサビはちょっとお高いけれど、たっぷりの原木ナメコ190円とラデイッシユ108円の安さに陥落した

 

河原に降りて陽だまりのベンチに腰を据えてさ~ビールだ!



ラディシュは薄切りにして塩をまぶすだけでも十分に美味しい!
葉は卵とじにしたかったのだけれど卵もないし油も切らしていたのでお浸しが唯一の選択肢となった



お椀二杯分のナメコ汁を作りながら、いつも持ち歩いている百均の下ろし金でワサビをおろす



ホカホカのアルファ米に鰹節を敷き詰めて生ワサビをたっぷりと載せ
醤油をぐるりとかければ簡単ワサビ丼の出来上がり~!
鼻につ~んと抜ける香り、まろやかな辛味が実に上品で
一気に掻き込んでしまいました~!
やはりおろしたてのワサビ丼の美味しさは群を抜いておりますねえ!



さて、ひとり取り残された熱々のナメコ汁を頂きましょう
とろみのある汁を半分ほど飲み干すと、たっぷりのナメコがゴロゴロと顔をのぞかせている
こりこりとした優しい食感とつるんとしたのど越しを味わいながら体の芯からホカホカしてくるのがありがたい



ビールにホロ酔ったら吊り橋を渡って『のめこい湯』に浸かり閉館の午後7時までたっぷり眠ろう





近場にもこんな楽しみが溢れている、嬉しいじゃありませんか!
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某月某所 釣り日和

2022-10-18 00:26:14 | フライフィッシング
いつのことだったやら、この山深い渓にはいつになく穏やかな時間が流れていた
ゆったりとしたアクションでテンカラを振る寅さんの幸せそうな表情がこの日のすべてを物語っている



ジンクリアな流れの先にロールキャストを決めるオ-ちゃんの動作もなぜか緩慢に見えてしまう
滑の一枚岩の先では、よしよしいい子だからおとなしくしてね~と寅さんが優しく岩魚を取り込んでいる



激渋でなかなか岩魚と出会えないオ-ちゃんは急ぐこともなくフライをチェンジしながら
こういう時間が好きなんだよなあと、まるで釣果なんてどうでもいいんだとでも言いたげに、、、、







さて、僕はと言うと

そりゃ勿論、幸せでございましたとも

なんてったって、シャクヨンスンに出会えたんですからねえ

シャクヨンスンって言ったって、韓国の麗しき女性のことではない訳で

尺四寸、正真正銘42センチの大岩魚、この日僕が出会えたのはこの一尾のみでございました








この渓には餌になる虫が少ないのでしょうか?
ちょっと痩せてはいるけれど、厳つい顔、黄色味を帯びた腹、ヒレピンの尾びれを見ていると
厳しい大自然の中でひもじい思いをしながらも厳然として生き抜いてきたこの大岩魚の風格を感じてしまいます
これから迎えるであろう雪に閉ざされた厳しい冬に餓死せずに何とか生き延びて欲しいと唯々祈るばかりです



さて寅さんはというと
グリ-ンバックの美しい26センチの雌岩魚



泣き尺の雌岩魚



可愛そうなくらい痩せてはいるけれど何と36センチの雌岩魚、30センチのネツトを大きくはみ出しています
この3尾ともみなヒレピンの尾びれが美しい、これがこの渓の岩魚の特徴といえましょうか?
このあと寅さんは更にロッドを振って35センチを筆頭に激渋の条件にも関わらずツ抜けを果たして『釣る男』の面目躍如と相成った次第です





さて、釣りは刺身のツマとはよく言ったもので
一日のうちで一番楽しい時間というのは釣りの後にやってくるくつろぎの時間にある訳でありまして
この夜も唯々寅さんの振舞料理にひたすら舌鼓を打ちながら幸せな時間が流れてゆくのでございました



お刺身でもいけそうな新鮮なきびなごのムニエルに

 

ちょいとレモンを振りかけて頂けば、カリッ、フワッの食感とバタ-の深い風味に
まるで高級料理を味わっているような感動を『うまっ!』『うんまっ!」の一言でしか
感謝の気持ちを表現できないボキャブラリ-の乏しさを痛いほど感じた夜でありました



きびなごのムニエルの後は、寅さんが越後の海で釣りあげた70センチ、4キロの鯛で鍋を作ってくれました
肉厚の鯛のほか、豚肉、豆腐、シイタケ、シメジ、エノキ、水菜、白菜、長ネギ、ニンジンの10種類の食材を使った鍋は



レモン風味のツユがことのほか美味しくて飲み干してしまい、〆のウドンを煮込む頃には殆どツユが残ってなくて
追いつゆを作る寅さんに心の中で申し訳ないと詫びた次第です(平打ちのウドンも実に美味しゅうございました)





寅さんの絶品料理とランタンの灯りに癒されたオ-ちゃんは
〇ボの無念もいつしか消えていつもの穏やかな笑顔と語り口を取り戻しておりました



美味しい料理とほろ酔い酒と仲間との何気ない語らいが
こんなにも穏やかな心をもたらしてくれる幸せをいつになく感じさせてもらえた一日となりました
唯々心置きなく語り合える親愛なる相棒たちに感謝する次第です!


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ハナイグチ復活!

2022-10-09 17:27:19 | キノコ狩り
雨が降った翌々日、ハナイグチを探してカラマツ林に入山した
盛期は遠に過ぎているのだけれど食べる分くらいは何とかなるかもと淡い期待を抱いて、、、、



ところがである、湿気を含んだカラマツの落ち葉の中から今が盛りとばかりにハナイグチがにょきにょきと頭をもたげている
こんなことは何年振りのことであろうか、半径100mほどの範囲でほんの2~30分で食べる分のハナイグチが収穫できた

 
 


 

岩魚の棲む小渓に降りて下処理をしよう



幼菌成菌併せて17本、一人で食べるには多すぎるくらいだ



冷水でゴミを洗い流すと艶やかな美しいハナイグチに生まれ変わる



空が泣き出しそうなのでミズナラの枝葉が厚く茂った林道脇にダイニングを設える
ハナイグチは熱湯で湯がいてから冷水で〆る、それぞれの個性的な色合いとヌメリ具合にそそられますねえ!



ビ-ルのアテにはもみじおろしポン酢がいい
幼菌の方が美味しそうにみえるけれど実は肉厚の成菌の方が味が濃くて断然美味しい



左側の紙皿に載ったハナイグチはパスタの具に使う



今回はニンニクをたっぷり使ったペペロンチ-ノにしてみたけれどカルボナ-ラより遥かに優る!



疎林となったこのカラマツ林にもようやくハナイグチの復活の兆しが見え始めている
賑やかさを取り戻しつつある山を歩くのはうきうきして実に楽しいものでございます。





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30年ぶりのサッカ-観戦

2022-10-02 16:58:54 | 独り言
息子に招待されて30年ぶりに国立競技場で孫たちとFC東京の試合を観戦した
地元チ-ムのFC東京は春と秋の年2回、ファンのために楽しいイベントを催してくれる

競技場の外で催されていたゲームに孫たちが満足した頃合いをみて午後5時に入場すると
小雨降るピッチの外側では子供たちを楽しませるゲームなどの催し物が開かれていた

 
 

午後6時半、いくつかの出店でビールとツマミと孫たちの夕食を見繕って席に戻るとちょうどリトグリのミニライブが始まることろであった



息子が小学生の頃は今は無き横浜フリュ-ゲルスの応援に三ツ沢競技場まで足を運んだものである
左足の魔術師エドゥ-のフリーキックが弧を描いてゴールポストに吸い込まれるシ-ンに何度ウェーブを繰り返したことだろうか



佐藤工業がスポンサ-から撤退したフリュ-ゲルスは1999年の天皇杯の優勝を最後に横浜マリノスに吸収されて消滅した
加茂監督の下、ピッチに立つ楢崎、前園、三浦(淳)、山口(素)、永井(秀)、モネール、エドゥ-、ジーニョなど錚々たる選手が誇らしかった
そして今、息子はFC東京の一員となって憧れであったプロサッカ-に関わっているのも何かの縁なのであろうか?



午後7時、5万1千人のサッカ-ファンの見つめるなかでFC東京と京都サンガの第30節のホイッスルが吹かれた



FC東京の応援団は太鼓と手拍子と大応援旗で整然とエ-ルを送っている
コロナ禍のいま応援の様式も様変わりしたけれど、これはこれで素晴らしい!



試合はFC東京が終始押し気味に進行していた



そして前半28分、レアンドロのミドルシュ-トがゴールネットを揺らした
コロナ禍でなければウォ-という大歓声に包まれながらのウェーブがスタンドを2~3周していただろうに、、、、

 

ハ-フタイム、ここで追加のビールとツマミと孫たちのおやつを調達する



そして後半の33分、三田が放ったシュートのこぼれ球をアダイウトンが押し込んで2点目を決めた

 


30年ぶりのサッカ-観戦、しかもFC東京の勝利
小学生の息子と肩を叩きあった30年前の興奮が鮮明に蘇ったひと時でございました!
たまにはこんな一日もいいものでございます!





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