山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

夏キノコふたたび

2023-09-03 15:23:41 | キノコ狩り
月初めの3日間は東北への遠征釣行を計画していたのだけれど
直前に民宿に問い合わせると本流も沢もカラカラで釣りにならないと言われた
やむなく遠征を延期して先々週のキノコ山にもう一度入ってみることにした

キノコは1~2週間の違いで状況が大きく変わつてしまう
前回はチタケにもタマゴタケにも1本も出会えなかったのに今回はご覧の通り
入山してほんの20分ほどの地点で色とりどりのキノコが林立していて思わず笑みがこぼれてしまう

しっかりとした茎と肉厚の傘をもったチタケの親子が実に美しい!



  



この写真を見るとタマゴタケの成長過程が手に取るようによく分かる
タマゴタケの名は幼菌を包むこの白いツボに由来するといわれている

 
 

タマゴタケの成菌はとても大きくて急斜面にあったこれも傘は11センチ、茎も15センチに成長していた
6本摘んだ成菌はソテ-にして頂くことにしよう



ほかにもヤマドリタケモドキ、シロヤマイグチ、アンズタケ、アカヤマドリと思しきキノコたちが
わんさか群生していたのだけれど良く分からないし食指も伸びないのでパスすることにした

 
 

さて林道を下って山飯に致しましょう
ここで頂くのはこれ、あとはバタ-ソテ-用にタマゴタケの成菌を3本使います
残ったチタケとタマゴタケは冷凍保存して時々家で味わおうと思います



殻を割ってみると幼菌が美しくて可愛い



タマゴタケの幼菌を割ってみると正にタマゴ、コレも名の由来になっているのかもしれませんねえ
幼菌は食感を楽しみたいと厚切りにしてトマトに載せてオリーブオイルと塩とレモン汁で頂きます
成菌のソテ-はバタ-と少々の塩だけ、ちょっと火を入れすぎましたが美味しく頂きました



さて〆はチタケそうめん

 

チタケの出汁で頂くそうめん、これを味合わないと夏が終わりません!



さあ来週?再来週?
遠征釣行は実現できるのでしょうか?
恵みの雨に期待したいものでございます






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夏キノコ振るわず、、、も

2023-08-20 15:21:46 | キノコ狩り
皆さん、お変わりありませんか?
毎日こんなに暑いと心が折れて出不精になってしまうものですが
2週間ぶりに空元気を出して夏キノコを探しに山に入ってみることにしました

登山口からここまで2時間半もかけて夏キノコを探しながら来たのですが
お目当てのタマゴタケはおろかウスヒラタケさえ1本も見つからず
諦めかけていたのですがこの倒木の裏に回ってみると



ようやくウスヒラタケに巡り合うことができました~!
ちょうど食べる分ほどは摘めたので早々に下山です



 

林道の車止めまであと20分ほどのところまで辿り着いたとき
どうも胸騒ぎがするので念のため登山道の右側をのんびり探索してみると



なんとブナの根方の大きなトンビマイタケが僕を手招きしているではありませんか?
舞茸と名の付くキノコは何年か前の黒部釣行時に登山道脇で見つけた黒舞茸以来のことです
ちょっと成長しすぎてはいますが傘の一片を手折って鼻に近づけてみると良い香りがしました



東北ではトンビマイタケも高級食材として珍重されているようなので幼菌でなくても美味しい食べ方は必ずある筈
全部は食べきれないので少しだけ持ち帰ってネットでレシピを検索してみると幼菌は様々なレシピがあるのですが
固くなりかけたトンビマイタケは、醤油、砂糖、日本酒、鷹の爪、少々の油で味付けして煮込んだあと
片栗粉をまぶしててんぷらにすると美味しい酒肴ができるということ、後日試してみようと思います



ここを下ればほどなく登山口の林道です



林道を下ってちょっと広めの空き地で簡単な山飯をば、これが今回収穫したウスヒラタケです



塩だけで味付けしたアスパラとウスヒラタケのソテ-



タマゴタケには敵いませんが思いのほか美味しく仕上がりました



今回はタマゴタケのサラダ、バタ-焼き、パスタのレシピに合わせて
山飯を準備していたのですがタマゴタケが1本も収穫できなかったので如何ともしがたく、、、、



タマゴタケのパスタの代わりに和風おろしそうめん、これはこれでなかなか爽やかで美味しゅうございました

 

何はともあれ思いもよらぬトンビ舞茸に遭遇できて嬉しい山遊びの一日となりました



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暑い日はこれが一番!

2023-07-30 01:12:28 | フライフィッシング
暑中お見舞い申し上げます
酷暑の日々を皆様はいかがお過ごしでしょうか?
山歩きも森林限界を超えると灼熱地獄と午後の雷が恐ろしくて
結局足を向けるのはこんな清冽な流れ、冷たい水の中をじゃぶじゃぶと遡行しながら岩魚と遊ぶのが一番でございます



向かったのは甲州の渓、午前6時半に入渓したというのに渓畔はもう足跡だらけ
やる気のある釣り師の皆さんたちのご出勤はなんとお早いことでしょうか



竿抜けのポイントを丹念に探って、ようやくチビ岩魚が顔を見せてくれました
本日のフライはムネアカオオアリのパラシュ-ト一点張りでございました



あの白泡の右奥から、、



23センチのきれいな岩魚が、、、と言ってもピンボケで分かりませんよね?



そして当たりはパッタリ止まったまま午前9時過ぎに脱渓して左側の斜面を登って林道に



さて、これからが長~い一日の本番でございます
峠を越えて清里方面の立ち寄り湯でひとっ風呂浴びてから、さあビールです
美味しい岩魚と信州サーモンのお刺身を酒肴にビールが殊のほか旨し!



厚めの馬刺しもまた旨し!



小海産のそば粉を使用した手打ち蕎麦?
別注の50円のとろろを頂いてなめらかなのど越しを味わうことができました



蓼科牛のロ-ストビ-フ丼を注文したお隣のライダ-さんたちは
メニュ-の写真と全然違うこんなパサパサなローストビ-フはないでしょ
コレ取り換えてもらえませんかとフロア係に強烈なクレームを突き付けておりました
横目でちらちらと盗み見すると確かに紳士的な僕でもクレーム付けちゃうかなというくらいの代物でございましたねえ!

立ち寄り湯も食事は大切な要素のひとつであるわけでお客様の期待を裏切ってはいけませんよねえ!
ライダ-さんたちは1400円の食事を口にすることなく不機嫌そうに立ち去って行かれました

満腹になった僕は冷房の効いた休憩室で日暮れまで心地よく夢の国を彷徨っていたという次第でございます。

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解禁釣行

2023-07-17 10:32:31 | フライフィッシング
解禁釣行が年を追って遅くなっている
一昨年は6月11~12日に寅さんと北ア天泊釣行、昨年は7月17日に瑞垣で解禁を迎えていた

今年は7月16日、下界は38~39度の酷暑予報、何はともあれ涼しい渓で解禁を迎えたい
午前6時半入渓、深い木々に覆われた渓は空気が冷たくて上着を羽織らないといられない




渓相は申し分ないし




水量も充分なのに




岩魚がとても神経質になっていて10センチほどのちび岩魚がピチャっと反応してもフライを咥えない




釣れないからテンポよく遡行して1時間ほどで先行者に追いついて話を聞くと
この先にも先行者がいるのが分かったので諦めて脱渓するという




仕方なくミズナラの森を登って別の小渓へと転戦することにした




緑濃い穏やかな小渓に癒される、左側の白泡が消えるあたりから、、、




今日1尾目、鮮やかな柿色の腹の6寸岩魚で片目が開いた




このポイントも白泡の消えるあたりから




6寸岩魚で両目が開いた、6寸がこの小渓のアベレ-ジであろうか




この落ち込みはお留守、更に上流のポイントから、、、




今日一番の美しい魚体の7寸岩魚、この小渓にしては良型岩魚といえようか?




更に上流の小さな落ち込みから朱点鮮やかな6寸の黒岩魚




更に遡行して 最後の落ち込みから
幼い容貌なれど朱点と腹の柿色鮮やかな7寸岩魚で本日の解禁の締めくくりとなった
さあ脱渓して、これから僕も冷えたビールにほろ酔って心地よく午睡をむさぼるとしようか?




脱渓点のブナとミズナラの森のなんと美しいことか!




涼しい木陰の車止めにテーブルとイスを設えて、先ずは冷えたビールで喉を潤した




缶チューハイもあっという間に空けて、〆のそうめんでおなかを満たして眠りにおちた



涼しい渓と美しい緑と愛しい岩魚のお陰で久々に癒された一日でございました。

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ブナの森散歩

2023-07-03 17:46:45 | 山歩き.散歩
長らくご無沙汰しておりました
仕事もひと段落して、これからは今までよりも自分の時間が持てそうでワクワクしております
久方ぶりにブナの森をゆっくりと時間をかけて歩いてみました




鶴寝山から眺める夏富士、やはり富士は雪を頂いた冬富士の方が断然美しいですねえ




今回もここから巨樹の道を辿って狩場まで歩いてみようと思います




下界は30度を超える猛暑だというのに頭上に繁るブナの葉のお陰で登山道は涼風が吹き渡ります




頭の中を空っぽにして、ひんやりとしたブナやミズナラの森を徘徊する解放感を久しぶりに味わうことができました




午前6時半に松姫峠を立って狩場で折り返し帰路は日向道を歩いて午前10時半、このベンチで山飯して眠ります




コンビニで手に入れた少々のタン塩に刻み葱とゴマ油とレモン汁を加えれば
軽くビール2本を空けて心地よく昼寝の準備が整ったという次第でございます




仕上げは、ここまで担いできた氷できんきんに〆たそうめんを
ごま油とニンニクと刻みネギと鶏ガラスープの素に少々の塩と白出汁醤油のつゆで、、、、
これ結構おいしくてビールがあったらもう1本イケちゃいそです!




午後3時過ぎまでたっぷり眠って山を下ります




午後の森はエゾハルゼミがうるさいほどに鳴いておりました




下山路にはカラマツの実や




ナラタケや




ギンリョウソウが、、、




さあ、これから秋までの間この森には盛りだくさんの楽しみが満ち満ちています




梅雨明けが待ち遠しい!


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会津麺紀行

2023-05-06 17:07:43 | 蕎麦、うどん、ラーメン
GW前半の3日間、相棒のオ-ちゃんと猪苗代のマンシヨンを起点にお蕎麦とラーメンのお店巡りを楽しんだ
帰ったら休みなく仕事に没頭する日々が続くことになる

(1日目)

4月29日午前1時に自宅を立って圏央道から東北道へと辿る道は幸運にも渋滞知らず
午前2時半、佐野SAに立ち寄って『さのや』さんで一杯目のラーメンを頂いた

コクのある端麗系のスープ、太目のメンマ、とろとろのチャーシュ-、ピロピロ系の平打ち麺
これが高速SAのラーメンかと見紛うほどの美味しい佐野ラーメンでございました
ラ-メンといえども料理として確立された領域なれば見せ方も大切な要素のひとつ
だからこそ、この深めの麺鉢、具の配置、美しく、そして美味しそうに見せる拘りにそそられた次第です

 


午前6時前に猪苗代着、マンションの裏手には目の前に磐梯山が聳えます



昼過ぎまでたっぷり仮眠をとってから喜多方へ
今回は何度も訪ねている坂内食堂、まこと食堂、源来軒、陽華楼などの老舗はパスして初めてのお店の味を楽しみたい
1軒目は『生江(なまえ)食堂』さん、僕は塩ラーメン、オ-ちゃんは醤油ラーメンを頂いた
喜多方ラーメン特有の中太の平打ちちょいちぢれ麺、塩味を抑えた優しいスープが美味しくて飲み干してしまいました




午後4時半、近くのスーパ-で食材と酒をしこたま仕込んでマンションに戻ったら
先ずは誰もいない温泉にゆったりと浸かって今日の疲れを癒します



マンションの周りを散策して行者ニンニクを7~8本摘んでおいた



先ずは馬刺しで一杯やってから、賞味期限間近で半額になっていた米沢牛をステーキに
付け合わせはモヤシと行者ニンニク、オ-ちゃんが育てたエンドウも柔らかくておいしゅうございました






(2日目)

朝からあいにくの雨なので、ゆったりと朝風呂に浸かってのんびりしてから、、、、



午前11時過ぎにマンシヨンから車で数分の『蕎麦物語 遊山』さんを訪ねます
往時を偲ぶ心持ちで長居門をくぐると、、、、、



7500坪もの自然庭園に密生する木々の若葉がしっとりといい雰囲気を醸しています



雨に濡れた石段を踏みしめながら進んだ先には蔵造りのお店が、長い時を超えてきた佇まいに風格を感じます



店内に一歩踏み入ればアンティ-クな調度品の数々、懐かしいポスタ-や車のオモチャたちが、、、
この異空間に身を置くと、いつもわくわくしてしまいます

 

この雰囲気に包まれると、何故かあがた森魚の赤色エレジ-のメロディーが蘇ってしまいます
子供の頃、父に買ってもらったコルト45のモデルガンとシェリフ(保安官)のバッヂが懐かしい



さて今回は鬼おろし蕎麦3枚をオ-ちゃんとシェアして頂きます
そばつゆに大根の荒おろしと鰹節、信州高遠藩から会津に伝わった高遠蕎麦のつゆでございます



大正時代の器に盛られた細切りのきりりと締まったお蕎麦の何と美しいことか



地下400mから湧く湧水で打たれた更科系十割蕎麦の心地よい歯ごたえと喉越しを心ゆくまで堪能させて頂きました



今回も美味しいお蕎麦とともに懐かしいひとときを過ごさせて頂きました、ありがとうございました





さて2軒目は喜多方ラーメン『一平』さんへ
午後2時だというのに先客が23人、さすが人気店のひとつです



待つこと30分ほどで席に案内されて
オ-ちゃんは王道の醤油ラーメンを、僕は背脂チャッチャ系のじとじとラーメンをお願いした



豚の拳骨と煮干しと昆布を煮出した濃いめの醤油スープが際立って背脂のあま味のある脂があっさりと中和されている
このスープが中太平打ちの手もみ縮れ麺によく絡み大満足の一杯でございました
ニンニクの効いた餃子も美味しくて病みつきになりそうです、ごちそうさまでした~!







(3日目)

さて最終日は午後から雷雨の予報です
早起きして裏磐梯スプリングフィ-ルドでロツドを振ってみることに
と言っても僕はレストハウスでコ-ヒ-をすすりながら本を読んだり湖畔でオ-ちゃんの釣りを眺めていたり、、、、



沖の小島の付近ではカヌ-が2艘、時々大物を掛けてカヌ-が引っ張られるシ-ンが見えたりして



これはオ-ちゃんが釣り上げた45センチのブルックトラウトでしょうか、いい面構えをしています!



快調に釣果を上げてツ抜けを果たしたオ-ちゃんは2時間ほどで竿を畳んで
桧原湖畔の裏磐梯茶屋に山親父さんを訪ねてみたのですが残念なことに体調をこわされて閉店しておりました
山親父さんの一日も早いご快癒を心からお祈りしつつ再会できる日を楽しみに待ちたいと思います



マンションに戻る道すがら再度『蕎麦物語 遊山』さんに立ち寄りました



桧原湖畔の『北の茶屋』さんで十割蕎麦を頂いたばかりなので今回は鬼おろし蕎麦を1枚づつ



これで心置きなく帰路に就くことができそうです

 

訪ねたお店はほんの数件に過ぎませんが美味しいお蕎麦とら-めんに癒されるひとときを過ごすことができました
『さのや』さんの拘りの佐野ラーメンが美味しゅうございました
『蕎麦物語 遊山』さんの異空間で頂く更科系の十割蕎麦も相変わらず味わい深いものがありました
120軒が凌ぎを削りつつ地元の人たちに愛され続ける喜多方ラーメンのお店を制覇するのは至難のこと
それでもこれからは1軒でも多くの新しいお店の味を楽しみたいと思います(おしまい)























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71才になりました

2023-04-11 01:16:37 | 山歩き.散歩
4月5日、またひとつ年を重ねました
自分が71歳になったなんて俄かには信じられないのですが
息子が41歳になり、孫たちが11歳と9歳になったのですから潔く受け入れないといけませんね

4月3日には孫たち二人がプレゼントを抱えて泊まりにきてくれました
仕事の合間に散々遊んでくったくたになった翌日5日は苦楽を共にしてきた妻と水入らず
ここまでつつがなく生きてこられた奇跡に感謝しながらしみじみと酒を酌み交わしておりました

 

さて、そんなとき釣友のヘッポコ釣り師さんから3発ものミサイル直撃弾を喰らってしまいました



この時期にタラの芽とは今年は季節が進むのが早いのか、こりゃうかうかしてられないと1ヶ月半ぶりに野に出てみました

 

いつもの小渓の畔で食べごろの独活を8本と、、、



タラの芽を15本、伸びすぎていてもてんぷらなら味も香りも食感も全然問題ありません



快晴のこんな日は富士を眺めながらの山飯がいい
厳道峠まで上がって赤鞍ケ岳への道を辿ります

 

ちょっと歩いただけで得られるこの絶景、やはり富士を眺めるとスカっしますねえ!



ここに腰を据えて富士を眺めながら山飯にしよう
独活のキンピラだけの貧祖な酒肴なのに殊の外ビールが旨し!



独活のペペロンチ-ノ、味は完璧なのに釣友寅さんのような映える写真が撮れないのが悲しい



左側に目を転ずれば萌黄色の若葉が目に優しい!
やっぱり山はいいものですねえ!



仕事に忙殺されて久方ぶりの午睡、身も心も軽くなった一日でございました
今年も年齢なりの体力相応の山や山釣りや旅を楽しめれば本望でございます。


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飯田商店の冷凍ラーメン

2023-02-27 03:00:50 | 川飯.B級グルメ
この時期は忙しくて休日も事務所に缶詰めになっていて散歩にさえ出られず急激に足腰が鈍ってしまいます。
この日はカミさんが外出していたので前から気になっていた飯田商店監修の冷凍ラーメン(具なし500円)を食してみました。



このラーメン(セブンイレブン)の特徴の一つは二種類のスープでしょうか?
かえしの方にはチ-ユ(鶏油)がたっぷり入っていてスープの半分ほどが白く固まっているのが分かります。
このスープとかえしを40度のお湯で温めてからスープとお湯で冷凍麺を茹でて、かえしの入った器に盛りつけます。



この麺についてのユ-チュ-ブやブログを見るとチ-ユが多すぎてスープを残してしまう方が多いようです。
確かに器の表面にチ-ユがたっぷり浮いているので麺とスープをよく絡めてから麺線を整えますが僕の箸捌きでは麺線を美しく整えるのは難しい!



具なしのラ-メンに自前の具をのせるとこんな感じになりました。
お気に入りのチューブわさびでワサビ丼も頂きます、この日は炭水化物が多すぎるなあ~!





さて実食
先ずはスープをひと口、チ-ユのコクが効いて可なり美味しい!
柔らかめで滑らかな麺も僕好みです、でも感動的な美味しさかというとちょっと疑問符?
湯河原のお店で頂くと1600円の高価なラーメンで
日本のラーメン店主の皆さんが日本一の高評価を下し、日本一予約が取りにくいラーメンなのだそうです。



やはり食事はシチュエ-ションも大事なのかも、お店で頂くともっともっと美味しく感じるのかも知れませんねえ!



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束の間の山

2023-02-06 23:17:44 | 山歩き.散歩
実家の近くのお客様を訪問した後で束の間の山時間に癒された
こうしてホッとできるのは3週間ぶりのことであろうか?
こんな暖かな日なら少し奥まで歩いてみたくなる



針葉樹林を抜けると常緑樹の樫の木の濃い青葉のトンネルが続く



ダイニングはここに決めようか
尾根の南北に丹沢山塊と陣馬の山々の眺望が良い



帰りにちょっと山飯すると言ったらお客様から太くてずんぐりした深谷葱を頂いた
鍋がいいなと言いながら里芋と油あげも包んで持たせてくれたので仰せのとおり薄切りの葱鍋をば



シャキシャキの葱ととろりとした里芋と油揚げの取り合わせが確かによろしい!



〆のラーメンは日清極楽ラ王の濃厚背脂醤油!

 

これ可なり美味しい!
マルちゃんの旨豚醤油と食べ比べて大差でラ王に軍配が上がった!



陽だまりで体を横たえて眠りたかったのだけれど
平日だというのに次々と11人の登山者が通りかかって言葉をかけられ昼寝もままならなかった



あぁ次はいつ山で眠られるのだろうか?

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初山詣で 2023

2023-01-14 13:33:39 | 山歩き.散歩
1月9日快晴、今年初めての山歩きはふるさとの石砂山(いしざれやま)を徘徊した



てっぺんを踏まないノンピ-ク登山、ふるさとの山をのんびり気ままに歩くだけで癒される



この登りを詰めて縦横に交錯する仕事道を1時間ほど徘徊してから



穏やかな登山道に戻った



今日のダイニングはここにしようか



温かい陽だまりに佇むクヌギの根方にザックをおろして腰を落ち着けた



北側には生藤山や陣馬山が連なり、南側には丹沢山塊の焼山が大きく聳えている



さあ山飯、一人で山にいるときには食べることが唯一の楽しみになる
今日はキャベツと豚バラだけの芸のない貧祖な鍋しゃぶ
4分の1玉のキャベツを千切りにしたつもりなのだけれど
恥ずかしいほど雑な千切りになってしまった、山の中だもの仕方ないよね

 

半分投入したキャベツがくたっとなったら豚バラをしゃ~ぶしゃぶ



たっぷりのキャベツを丸め取って熱々のまま口の中に放り込んだら冷たいビールをグビっと飲っての繰り返し
野菜をたっぷりとれるし、体がほっかほかに温まってくるし真冬の山飯にこれはとってもありがたい
文庫本(清く貧しく美しく)を読みながら二度目のキャベツと豚バラを投入して時間をかけて缶チューハイを空けた



さて次は〆のラーメンのために具の一品を
かなり雑な太目の白髪ねぎを5分ほど水にさらすとぱっきぱきになりまして

 

味付けは、ごま油、鶏がらスープの素に少々の塩(今回は塩ラーメンなので塩を使います)
これに白髪ねぎと刻んだチャーシュ-を投入して絡めるとあっという間に出来上がり、これビールのアテにも美味しい!

 

今回は林泉堂さんの稲庭ラーメンの塩

 

なめらかな仕上がりの麺の舌ざわりと喉越しに思わずうっとりしながら笑みがこぼれてしまいます



 

久方ぶりの山飯に充分に満たされて午後1時
焼山の上空から陽光が降り注いで陽だまりはぽっかぽか
落ち葉の上で大の字になって二時間ほどまどろんでから山を下りました



春になるまでは低山を気ままに歩いてのんびりと楽しむ山飯
ガシガシ山を歩けなくなった身には雑木林のこんな山時間が至福のひと時なのでございます!
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