錦之助ざんまい

時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。

近況報告

2012-06-04 06:26:57 | 錦之助ファン、雑記
 5月中旬からずっとシナリオの執筆で忙しく、30日にようやく終って、一区切りついた。
 その間、13日(日)には故内田有作さんの納骨で明大前の墓所へ行き、18日(金)は故岡田茂氏の一周忌で善福寺での法事と東映大泉撮影所での式典へ参列した。
 22日(火)は錦之助さんの義理の息子の島英津夫さんと池袋で会い、2時間ほど飲みながら話した。島さんは7月に錦之助さんを称える一座を立ち上げ、池袋のグリーンシアターで時代劇の旗上げ公演をするというので、私も協力することになったからだ。
 25日(金)は友人の展覧会を見に渋谷へ行き、その後、京橋で荻上直子監督の新作『レンタネコ』を鑑賞。荻上直子の映画は好きでほとんど観ているが、『レンタネコ』は不出来だと思った。ネコ好きにとっても不満な映画だった。
 29日(火)は、渡部保子さんの著書「昭和のスター 最後の証言」の発行を祝い、渡部さんを励ます会を脚本家の石森史郎さん夫妻と俳優の石濱朗さんと私とで開いた。新宿の橙家で3時間ほどの楽しい会食だった。
 そんなわけで、最近20日間で外出したのはこの5日間くらいで、あとは仕事場に引き籠りだった。
 先週、ラピュタ阿佐ヶ谷の支配人の石井さんから電話をもらった。今度桜町弘子さんのトークショーをやることになったので、私に聞き手を頼みたいとのことだった。桜町さんにはご挨拶もせずにそれっきりになっていたので、6月2日の土曜の午前中にラピュタへ行き、お昼に映画が終ってから桜町さんに初めてお会いした。15分ほどの簡単な打ち合わせだったが、桜町さんは初対面とはいえ、ほとんど思った通りの方で、ざっくばらんに話が進む。私が二、三、質問をすると、いろいろなことをよく憶えていらっしゃって、へえと思うこともあった。東映に入るきっかけ、『隠密七生記』での錦之助さんとの共演の話をちょっとだけお聞きした。
 桜町さん「わたし、口下手だから、うまくしゃべれないわよ」「いや、ぼくがときどき質問しますから、あとはお好きなように話してください」「はいとか、いいえとか簡単にしか答えられないかも」「今、ちょっとお話聞いただけですが、大丈夫ですよ」「なんだか心配ね」
 桜町さん、私がお渡しした名刺を見ながら、「トークの前の日に電話するから、ちゃんと打ち合わせしましょう」とのことだった。
 ラピュタ阿佐ヶ谷での桜町弘子トークショーは、6月9日(土)『車夫遊侠伝 喧嘩辰』終了後、お昼の12時ごろからの予定。