この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

予想よりはるかに面白かったハッピードリームサーカス。

2017-06-10 23:04:51 | 日常
 久留米成田山の駐車場で開催中の《ハッピードリームサーカス》の久留米公演を観てきました。
 もうね、全ッッッッッッ然期待してなかったんですよ。
 だってこの公演のことを知ったのは、会社に来るヤクルトのおばちゃんが割引券をバラまいていったからなんですが、その割引券を利用するとサーカスの公演が自由席で平日だと500円、土曜祝日でも800円で観れちゃうのです。
 500円で観れるサーカスなんて大したことない、そう思うのも無理はないですよね。
 しかーし!!
 すっごく面白かったです。度肝を抜かれましたよ。
 自分は結局自由席ではなくプラス1000円払って指定席で観覧したのですが、その価値は十二分にありました。
 いくつか演目を紹介すると、、、

 幻想的な空中演舞のシルクファンタジー。


   

 この手の曲芸って主に男性が女性を吊ることが多いと思うのですが、その逆バージョン。のっけから呆気にとられました。
 演舞が終わり、地上に降り立つと二人は演技とは思えない熱い抱擁を交わしました。これで夫婦でも恋人同士でもなかったら笑えるのだけど。

 よく見る中国雑技団的なアクロバットですが、ちょっと見ないなと思うのは地上4、5メートルほどの高さで演技をするってことでしょうか。


   

 ちなみにクルクル回っている(回されている?)のは10歳ぐらいの男の子でした。この演目に限らず、ドリームサーカスでは子どものパフォーマーの活躍が目立ちました。

 思わず目が釘付けになるバイク&カースタントショー。


   

 上に向かって少しずつ広がっていく円柱状の金網の中で繰り広げられるスタントショーです。
 バイク三台によるスタントもスゲーなと思ったのですが、車が金網の中を重力を無視するかのように駆ける様はド迫力でしたよ。
 車ってその気になれば垂直の壁も登れるのですね。

 この他、定番の火吹き男や、


   

 空中ブランコもよかったですよ。


   

 早々忘れちゃいけないのが大車輪です。
 公演の中で行われるパフォーマンスではホイールが三つの大車輪を用いるのですが、終演後、テントの外にあるホイール二つの大車輪にお客さんがチャレンジすることが出来るのです。
 もちろん自分もチャレンジしましたよ!
 大車輪でぐるんぐるんと回ってきました。
 といってもパフォーマーの方が一緒に乗り込んでくれるので、スリルはあっても危険はないのです。

 《ハッピードリームサーカス》、本当に楽しかったです。機会があればまた行きたいと思います。
 お近くにお住みの方は是非行ってみてください!
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インスタグラム熱が冷めかけています…。

2017-06-09 23:12:30 | 折り紙・ペーパークラフト
 6月9日現在、インスタグラムのフォロワーは108名です。
 ちょうど一ヶ月前の5月9日の時点では24名でしたから、嘘みたいな増加数ですね。

 にもかかわらず自分の中のインスタグラム熱が冷めかけています。
 なぜかっていうと理由は単純で、これまでは自分のオリジナルの折り紙作品の写真をアップしてきたのですが、そのストックが尽きたのです。
 なので熱が冷めたというより、熱の入れようがないといった方が正しいかもしれません。

 さて、先日の記事で初めてのファンメッセージをもらった、ということを書きました。
 そのメッセージは「あなたの作品に感銘を受けたので折り方を教えてください。折り図のファイルをダウンロード出来ますか?」といった内容でした。
 折り方を知りたい、というぐらい作品を評価されることはとても嬉しいことではあります。
 ただ、嬉しいからと言って即折り方を教えるかというとそれはまた別の話です。
 このブログでも何度か講座を開きましたが、折り方を教えるのってすごく大変なんですよね。
 日本語でも大変なことを英語でしろと言われても出来ません。
 さらに言えばケチ臭いようですが、いくら作品を高く評価してくれても、面識のない人に折り方を教えてこちらに何のメリットがあるのか、という思いもありました。

 とはいっても初めてのファンメッセージだったので無下にする気にはなれず、こんなふうに返信しました(英語で)。
「ダウンロード用のファイルは存在しません。ただし、教えることは構いません、日本語でよければ。」
 日本語で教えることは譲れない条件でした。
 説明を一々英語に翻訳するのは面倒なことこの上ないですから。日本語がわからなくても、翻訳サイトで訳せばいいですしね。

 その返信に対する返信が先日届きました。
 内容はだいたいこんな感じ。
「返信ありがとうございます。日本語はわからないので日本語の説明はいりません。写真を望みます。」
 う~~~ん、、、写真を望むと言われても、写真だけでわかるとは思えないんだけど。
 
 何かもう面倒なので今度こそ放置させてもらうことにしました。
 まぁ自分なりに精一杯誠意を尽くして相手をしたつもり!
 
 いつか自分が英語に堪能になることがあったらそのときはあらためて連絡しようと思います。
 それまでしばしお待ちください…。
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そうだ、ポールダンスを観に行こう♪

2017-06-08 21:09:19 | 旅行
 今月の24日に大阪でグループ会社の総会があるので、一泊して翌25日は大阪で遊んでくるつもりだ、ということはすでに書きました。
 ネットで情報を仕入れたり、大阪に行ったことのある人にお薦め観光スポットを聞いたりして、あれから大阪のことをいろいろと調べています。ガイドブックも一冊買いました。

 しかし、、、今のところ、「ここだ!」というような、自分にとって魅力的な観光スポットは見つけきれていません。
 誰かにお薦めの観光スポットを聞いても、高確率で「やっぱりUSJかな」って言われますからね。
 一人で遊ぶ予定だって言ってるのに!!一人USJを堪能しろって言うんかい!!
 う~~~ん、大阪って何だかんだ言っても東京に次ぐ大都市だから、自分みたいな偏った趣味の人間にも簡単に面白観光スポットが見つかるのかと思ってましたよ。

 それでも時間があるときは【大阪 面白 B級】といったワードで検索して、いくつか自分向きな観光スポットを見つけました。

 まずいいなと思ったのは新世界にある【スパワールド 世界の大温泉】ですね。日本でも最大規模の温泉施設だそうです。にもかかわらず入館料が安い!大人で¥1200!!こちらでもちょっとした温泉センターに入ろうと思ったら¥1500前後はかかるからかなり安いと思います。
 こういう施設が地元にあったら通っちゃうかもしれません。それぐらい魅力を感じました。
 ただ、、、言うまでもなく今度の旅は移動が電車なんですよね。車であればある程度荷物が多くなっても構わないんですが、電車であれば逆に荷物は少しでも減らしたいです。水着やタオルなんかも荷物になりそうだし、今回はパスかなぁ。

 次に阪急梅田駅の地下街か、もしくは天神橋筋商店街。
 梅田駅の地下街は別名「大阪のダンジョン」と呼ばれるほどわかりにくいのだそうです。
 「大阪のダンジョン」を彷徨ってみるのも面白そうじゃないですかね。

 天神橋筋商店街は日本一長い商店街とのこと。見知らぬ商店街をうろつくのも自分は結構好きなのです。

 あとは【大阪 面白 カフェ】で検索してヒットした『パニックラビット84カフェ』
「大阪一危なくてSEXYでぶっ飛んだライブパフォーマンス空間」だそうです。
 何だか面白そう、、、初日の夜に行ってみようかな、ポールダンスって前から見てみたかったんだよね、、、といってもまともなポールダンスじゃないっぽいけど。笑。

 まだまだ面白大阪情報、受付け中です♪ 
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『空のない街』/第五話

2017-06-07 22:15:09 | 空のない街
 オーレリー・ローシェルとマーク・ハプスコットの両刑事がその救護院を訪れたのは、ウォルター・マードックが殺されてからちょうど一週間目のことだった。
 オーレリーの危惧していた通り、捜査会議は実にお座なりで、お粗末なものだった。会議に出席していた連中は誰もが、もちろん口に出して言ったりはしないものの、キッズビジネスで荒稼ぎしていたクソ野郎が殺されたところで真面目に犯人探しなぞやっていられるかといった態度だった。士気もきわめて低く、陣容も満足なものだとはいえなかった。実際人手が足りないことはオーレリーも承知していたので、そのことで文句は言えなかった。事件は敵対するマフィア同士の抗争の末の殺人として捜査は進められることとなった。
 捜査方針を限定することにオーレリーは異を唱えたが、人手が足りないことを理由にそれも却下された。
 現場に残された凶器からは指紋は検出されず、ただ大手メーカーの量産品であるということしかわかっていなかった。現場付近の聞き込みは連日行われて入るものの、それも今のところ成果は上がっていない。
 救護院への訪問は捜査活動の一環というよりオーレリーの独断だった。被害者であるウォルター・マードックに関するファイルをめくっていた時気になる記事があったのだ。マードックは会員制の幼児売春組織の元締めをしていた。その組織に属していたと思われる少女が二年ほど前に殺されている。少女の名前はエミリー・リーヴェ。彼女には二つ違いの兄がおり、その少年もまた妹が殺された時に犯人から暴行を受けている。少年の名前はジョシュア・リーヴェ。彼は現在市内のある救護院で暮らしている。
 正式な捜査活動の合間を縫って行かなければならなかったので、その救護院にオーレリーたちが着いたのは午後八時をすぎていた。そういった施設を訪れるにはいささか遅い時間といえたが、応対してくれたタウンゼントという名の神父は少年に引き合わせてくれるという。ただし、保護者代理として彼がその場に同伴することを条件に出した。オーレリーとしても無論異存はなかった。
 二人は応接室に通された。応接室といっても古びたソファが向かい合うように並べてある質素な部屋だった。しばらくの間待たされ、ハプスコットが膝を揺すり始めた頃、応接室のドアが開いた。
「お待たせしました」
 そう言って現れたタウンゼント神父の影に隠れるように少年は立っていた。少年を見たときのオーレリーの第一印象は、ずいぶんと線が細いな、というものだった。部屋の照明が充分でなく、また少年がうつむいていたために表情はうかがえない。
 少年は母親に幼子が甘えるように神父から離れようとせず、また椅子にも座ろうとしなかった。
「こんばんは、私はオーレリー・ローシェル警部よ。夜遅くにごめんなさいね」
 差し出した右手をあからさまに無視され、もしくは拒絶され、オーレリーは苦笑した。これでも子供の扱いには慣れているつもりだったが、どうやら嫌われてしまったようだ。
「すみません、人見知りが激しくて」
 神父は代わりに謝ると、少年を横に座らせた。少年の表情は相変わらず強張ったままで、オーレリーたちの方を見向きもしない。
「ねぇ、怖がらなくていいのよ。ジョシュアといったかしら。別にあなたを取って食べようというわけじゃないから」
 オーレリーの冗談めかした言葉にも反応は無し。オーレリーは人形に話し掛けているような気分になった。
「少しだけ、話が聞きたいの。十分でいいわ」
 ジョシュアからの返答は無し。ただ一瞬オーレリーの方をちらりと見たようだったが、それも彼女の思い過ごしかもしれない。
「ウォルター・マードックを知っているわね、モンツェリーニ・ファミリーの幹部だった」
「知らない…」
 消え入りそうな声だった。注意していなければ聞き落としそうな、目の前の少年が発したとは思えないほど小さな声。だが、少年がようやくしゃべってくれたことにオーレリーはほっとしていた。
「やっと、しゃべってくれたわね、ジョシュア。でも嘘はいけないわ」
「知らない、そんな奴、知らないよ・・・」
 ジョシュアは首を振った。何度も、何度も。まるでそうすることによってそれに関する記憶が頭の中から消えてしまうかというように。
「知らない、知らないよぅ、僕、そんな奴、知らない…」
 少年は椅子に座ったまま膝を抱えた。
「マードックが死んだわ。そのことは知ってる?」
 少年は小さく頷いた。
「うん、テレビの、ニュースで、見た・・・」
「そのことで、ジョシュア、あなた、何か知ってることはないかしら?彼のことを怨んでいる人とか知らない?」
 少年は首を振った。今度は力無く。
「知らない…。知らないよ…。いや…」
 ジョシュアは突然立ち上がった。
「僕だよ、マードックのことを一番怨んでいたのは僕だよ。マードックなんて、あんな奴、死んじゃえばいいってずっと思ってた。死んじゃえばいいって、死んじゃえばいいって!!」
 少年は泣いていた。泣きじゃくっていた。
「あんな奴、死んで当然だよ!誰が殺したかなんて知らないけど、し、死んで、と、当然なんだ!」
 ジョシュアがウッとうめいた。足元に水溜りが広まっていき、ほのかに湯気が立った。
 少年は失禁していた。
 署へと戻る車の中、オーレリーは我ながら見当違いなことを考えていたものだと半ば自棄になって自嘲した。
 とてもあの少年がマードック殺しに関係しているとは思えない。あのような神経の細さでは到底人を殺せるものではない。ましてマフィアの幹部など。わずかでも疑っていた自分が恥ずかしい。
「見当違いもいいところでしたね」
 ステアリングを握るハプスコットに心の中を見透かされたようにそのままズバリと言われ、オーレリーはムッとした。そうね、とぶっきらぼうに応えた。
 そう、見当違いもいいところだ。あの少年はマードック殺しとは無関係だ。彼女は自分にそう言い聞かせ、しかし同時に納得できていないもう一人の自分の存在に気づいた。
 本当にそうなのか。
 オーレリーは思い返す。
 ぶるぶると震え、顔をくしゃくしゃに歪めながら、涙を流しつつ神父に許しを乞う少年の姿を。
「ご、ごめんなさい、神父様。汚い言葉を使ってしまいました。それに、床を…、よ、汚して…」   タウンゼント神父は穏やかな眼差しでジョシュアを見つめ、そして頭を優しく撫でた。
「よいのだよ、ジョシュア。この世に、許されない罪など、何も無いのだから…」
 それから神父はオーレリーとハプスコットの方を見た。
「見ての通りです。ジョシュアは過去の傷を癒そうと必死なのです。昔のことを忘れようと懸命なのです。今夜のところはこれでお引取りください。もうこれ以上、彼から何かを聞き出すことは出来ないでしょう」
 神父の言葉に従うまま、二人は救護院を後にした。
 オーレリーは窓外の景色に目をやった。ハプスコットと目を合わせたくなかった。
 何かが引っかかった。見落とし。違和感。わだかまり。どう言い換えたところで同じ何かだ。
 オーレリーは胸ポケットから残り一本になった煙草を口にくわえ、火を点けようとしたとき、不意にその何かがわかった。
 神父のあの言葉だ。
 神父は、少年が昔のことを忘れようとしていると言った。しかし本当にそんなことが出来るのか。
 生まれたときから二人きりの家族だったという。その絆は我々が考えるよりもずっと強いものだろう。
 たった一人の家族である妹を殺され、それを一年や二年で忘れることは出来るものなのだろうか。
 もう一度オーレリーは少年のことを思い出してみた。
 頬を伝う涙、神父に懺悔する姿、弱々しい態度、感情的な行動、途切れ途切れの言葉…。
 それらは全て自らを弱者に見せかける演技ではなかったのか。
 自らの想像に慄然とし、彼女は唾を飲み込んだ。
「着きましたよ、警部」
 ハプスコットにそう声を掛けられるまで、オーレリーは車が止まったことにも気づかなかった。





                          *『空のない街』/第六話 に続く
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私的オールタイムベストホラームービー10!!

2017-06-06 21:15:00 | 旧作映画
 しばらく前にオールジャンルのベストムービー10を発表しました。
 続けてベストSFムービー10も発表しました。
 こうなると当然このベスト10も発表しなくちゃいけないでしょう、そう、ベストホラームービー10です。


①『マーターズ』
②『死霊館 エンフィールド事件』
③『エンゼル・ハート』
④『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』
⑤『バイオレンス・レイク』
⑥『キャンディマン』
⑦『リンク』
⑧『トライアングル』
⑨『フレイルティー』
⑩『ヒドゥンフェイス』

 まずは個人的にホラー映画の到達点だと思っている①。ツイストがハンパなく、脚本も舌を巻く出来ですが、エグさも超一流なので鑑賞には相当の覚悟が必要です。
 基本的に不死身の殺人鬼が次から次に人を殺しまくるだけのホラー映画って退屈だと思っています。その点②は散々怖がらせるだけ怖がらせておいて家族愛と夫婦愛で締めますからね。お薦めです。
 ドンデン返しはホラー映画の十八番ですが、その最たるのが③ですね。
 意外に思う人もいるかもしれませんが、ホラーとコメディって案外相性がいいのです。星の数ほどあるホラーコメディの中で一番個人的に好きなのが④。見るたびにケラケラ笑えます。
 どんなハッピーな人でもこれを見れば鬱になるに違いない、そんなバッドエンドなホラーが⑤。
 アンパンマンに出てくるキャラクターのような名前ですが、これまた怖いホラーなのが⑥。何が怖いって口からあれがうじゃうじゃと出てくるシーンは悶絶もの。。。
 アニマルホラーの傑作である⑦ですが、ミステリーとしても秀逸です。誰が誰を殺したのか、その点に留意して鑑賞すると物語の悲劇性がアップします。
 不条理ホラーの傑作が⑧。これってどういう意味だったの?と見た者同士で語り合いたくなること必至です。
 正直ホラーにジャンル分けしていいか微妙なのが⑨。正確にはオカルトサスペンスだと思いますが、ホラーが苦手という人にもお薦め出来る一作です。監督であり、主人公の父親役を演じたビル・バクストンは先日亡くなっちゃいましたね。合掌。
 これまたジャンル分けに悩む⑩ですが、怖い映画であることには間違いないです。おっぱいがいっぱい♪

 次点としては『ヘルレイザー』かな。ベストテン入りしてないのはDVDを持っていないため。また見たくなったので、今度DVDを買おうっと♪

 以上です。
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G(の)ショック!(閲覧注意)

2017-06-05 20:48:56 | 折り紙・ペーパークラフト
 2日続けての閲覧注意記事なのです。
 といっても大したことないけど。

 先週の土日で2日間ぶっ続けでひたすら折り紙を折り続けたので、しばらく折り紙はいいかなと思っていたのですが、ネットで【超難解折り紙】なるものが話題になっていたので、いっちょやったるか!と週末にチャレンジしてみました。

 元々はKINCHOの新聞広告で(読売、産経、西日本、中日の27日の朝刊)、その広告の紙の色が黒であれば、出来上がるものも自ずと想像がつきますよね?
 というわけでドン!


   

 はい、5シーズンぶりです。
 超難解というだけあって難しいことは難しかったですけど、動画を見ながら製作できるので、コンベンションで受講したペンギンよりかは易しかったかな。
 こっちは感覚に頼る部分はほとんどなかったし、あまり高度な折り方も求められなかったしね(あくまでペンギンに比べて)。

 不思議なのはこの5シーズンぶり、写真を見てもらえばわかると思いますが、左右対称じゃないんですよね。
 最初、工程的に左右対称にならないのかと思ったのですが、別にそういうわけでも何でもなかったです。
 すると実際の5シーズンぶりが左右対称ではないのか、、、う~ん、じっくり実物を見たことはないからはっきりとはわかんないけど、左右対称のような気がするんだけどなぁ。
 まぁたぶん「KINCHO」のロゴを目立たせたかっただけだと思うんだけど、だとしても左右対称でも構わない気がする。

 そこら辺のことはKINCHO(大日本除虫菊株式会社)か、製作者本人に聞かないとわからないのだけれど。
 製作者は誰なんだろう、、、超難解折り紙といえば何といっても神谷哲史氏ですが、この5シーズンぶりは神谷氏の手によるものではない気がします。
 理由、神谷作品にしては簡単すぎるから。笑。
 まぁ誰にせよ、その製作者は今ごろKINCHOから衝撃的なぐらいたくさんのGをもらってウハウハ間違いなしでしょう。
 これが本当のGショック。
 お後がよろしくないようで…。
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夏のシ者(閲覧注意)。

2017-06-04 22:17:13 | 日常
 夏が近づいて来てるな~と実感するのは日に日に上昇する気温もそうなんですが、あとはあれですね、虫なんかもそうですね。この前なんて家に帰ってから玄関にたどり着くまでの間に二匹も蚊を倒しましたよ。

 虫が多くなれば当然それに釣られてやってくる奴もいるわけです。そうです、カベチョロ。「カベチョロ」というのは福岡辺りの通称で、正式にはヤモリのことですね(notイモリ)。

 このカベチョロが可愛いんですよ~。エサに何を与えればいいのかわからないので(正確にはわかってはいるけどわかりたくない)飼ったりすることはないのですが、毎年(のように)記事に取り上げています(こちら)。

 その夏のシ者であるカベチョロですが、今年はもう現れましたよ。トイレの中に。


   

 毎年だいたい見かけるときはガラス戸の向こう側に張り付いているものなんですけど、今年一匹目のカベチョロはトイレの床をチョロチョロ逃げ回ってました。
 それにしてもトイレってある種の密室なのにどうやって侵入したのでしょうか?
 換気扇に隙間でもあるのかなぁ?わかりません。

 トイレに現れたカベチョロ、文字通りチョロチョロ動いてすばしっこかったのですが、10分ほどの大捕物(小捕物?)の末、見事に捕獲、便器に捨てて水に流してやりましたよ♪

 嘘です、めっちゃ嘘。
 心優しい自分ですから(自分で言うな)玄関の外の壁にくっつけて逃がしてやりましたよ。
 これでいつかあのカベチョロも恩返しに来てくれるに違いないです。
 恩返しの品が虫10匹とかじゃなければいいんですけどね。笑。
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設定的には受け入れがたいが、物語的には面白かった『LOGAN/ローガン』。

2017-06-03 23:19:52 | 新作映画
 ヒュー・ジャックマン主演、ジェームズ・マンゴールド主演、『LOGAN/ローガン』、6/3、Tジョイ博多にて鑑賞。2017年21本目。


 『X-MEN』シリーズ最新作『LOGAN/ローガン』を観てきました。
 設定的にはいろいろ受け入れがたいものもありましたが、物語的にはそれなりに面白かったです。
 
 設定的にいろいろ受け入れがたいというのは、まず最初に登場するミュータントですね。『X-MEN』シリーズ前作の『X-MEN:アポカリプス」では主要登場人物だけで10名以上のミュータントが出てくるんですよ。
 けれど本作はミュータントが絶滅しかかった近未来が舞台で、最初ミュータントは三人しか出てきません。
 あれだけうじゃうじゃいたミュータントが三人しかいない、というのはすぐには受け入れられないです。
 一応作中で「新たなミュータントはもう何年も生まれていない…」というような台詞があるのですが、「新たなミュータントが生まれてこない」=「これまでいたミュータントがいなくなる」ことではないので、三人しかミュータントがいないのは考えてみればすごく変です。

 仮にミュータントだけが罹る流行り病があってミュータントだけが死んだとしても、残った三人のうちにプロフェッサーXがいるのはやっぱり変です。
 もっと体力自慢のミュータントがいくらでもいましたよね。ジジィのプロフェッサーXが生き残って、体力自慢のミュータントが先に死んだ、というのはちょっと考えにくいですからね。

 ただ、そこら辺の設定の無理矢理さに目をつぶれば、本作は物語的にそれなりに面白いです。
 何しろ命の尽きかけた男が娘のために最後の戦いに挑む、というお話ですから、観ていて熱くならないわけがない。

 まぁ設定的にはどこまでもぬるくて、ミュータントの子どもたちが国境さえ越えれば安住の地を得られると言っているのは、ミュータントの捕縛のために手段を選ばない追跡隊が国境を越えられてしまったぐらいで追跡を諦めるとは到底思えませんでした。そこら辺が作品の世界に完全に没頭できない理由となってしまいましたが、自分みたいに重箱の隅をつつかずにはいられない人間でなければ、『LOGAN/ローガン』は古き西部劇を思い起こさせる格調高い作品なので、多少残酷描写はありますが、老若男女にお薦め出来る作品です。
 


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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第7回折紙探偵団九州コンベンションに参加してきました。番外編。

2017-06-02 21:30:14 | 折り紙・ペーパークラフト
 第7回折紙探偵団九州コンベンションでの出来事はおおよそ一昨日までの日記で書き終えたのですが、コンベンションで撮影した写真があるので何枚か貼っていきますね。


   

 まずはティラノサウルスの骨標本。折り人知らず。
 相当レベルの高い作品ですが、これぐらいの作品であれば展示コーナーにごろごろあったりします。


   

 何てことはない鶏、、、と思わせて、背後のスーツケースと比べるとその巨大さがうかがえます。折り人知らず。


   

 たぶんほとんど人は上のティラノサウルスを見て、「スゲー!」と思うのでしょうけれど、個人的にはこちらの作品の方が「スゲー!」と思いました。だって、一枚の紙に切り込みを入れることなくスペードやクローバーを折ってるんだもん。う~ん、そんなことが出来るのか。折り人は稲吉秀尚氏。


   

 安定の川村さんのユニット作品。タイトルが「ミライスター」とあったので、へぇ、前向きなタイトルだなぁと思ったのですが、よくよく見たら「ミイラスター」でした。うん、そっちの方が川村さんらしい。笑。

 とりあえず、こんなところかな。
 そうそう、例の折り紙パヅル、コンベンション期間中に解けたのは前川さん以外で一人、大学生のBくんだけでした。
 そのBくんとは初日の前川さんの特別講習を一緒に受けた間柄なのですが、懇親会でも隣りに座らせてもらいました。
 聞くところによるとこのBくん、折り紙を始めたのは五、六歳の頃からだったらしいんですけど、同時に小学校から高校まではサッカーもしていたとのことです。しかもイケメンで、懇親会では韓国の女性から一緒に写真を撮って欲しいとお願いされていました。
 スポーツ万能なイケメンなくせして折り紙なんてやってんじゃねーよ!と思ったのはここだけの秘密です(←ひがみすぎ)。
 
 以上です。
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第7回折紙探偵団九州コンベンションに参加してきました。その4。

2017-06-01 22:34:35 | 折り紙・ペーパークラフト
 日曜日の朝は6時前に目が覚めました。
 朝早く目が覚めた理由は単純に寒かったからです。
 一応防寒対策でどてらを着込んだ上に毛布にくるまって寝たんだけどね。
 車中泊で快適な睡眠を得るのって難しいです。

 さらに災難は続き、朝食でカップうどんを食べようと思ったら、車載用の湯沸しポッドが壊れてました!あいーん。
 仕方なくお昼に食べようと思って買っていた冷やし中華を食べました。
 前の日の夕食にしこたま食べていたのでそれで充分だったのですが、予定が狂ったのは残念でした。

 9時前に佐賀大学に到着!
 しかしすでに参加者で大講義室は賑わってました。う~ん、早いな。

 実はこの日ショックなことがあって、それは何かというと4限目(2日目の1時間目)の前川さんの講習に参加者が定数に達して漏れてしまったんですよね。
 人気講師の講習だとままあることなんですが、自分には初めてのことだったので、マジかよ~、と思ってしまいました。前川さんの講習が一番の楽しみだったのに…。

 代わりに韓国人の方が講師を務める講習に参加しました。
 いつかは韓国の方の講習に参加してみたいと思っていたし、講習作品のカード入れが悪いってわけでもなかったのですが、前川さんの講習に落ちたショックで講習をまともに受ける気になれず、作品も完成しませんでした。ゴメンなさい。

 お昼休みを挟んで5限目の四つ畳み結びの講習を受けました。
 このコンベンションは折紙のコンベンションなのですが、なぜか折紙以外の作品の講習も結構あります。
 4限目のカード入れもそうだし、四つ畳み結び、つまり組み紐もそうですね。


   

 右の赤い方が講師の方が作ったもので、左の青い方が自分が講習で作ったもの。糸の端は解してないですけど、遜色なく出来ていません?組み紐作家になろうかな?(←増長しすぎ)


   

 6限目の講習作品のモンドⅡⅤ(紙飛行機)と7限目の犬。
 モンドⅡⅤの方は紙飛行機である以上飛ばすことが目的なのだから折紙用紙ではなく、コピー用紙などで折った方がよいのでは、と思いました。
 犬の方は1限目のペンギンほどでないにしても立体になっているところなど創作者のこだわりが見て取れます。

 コンペションは全体会を経て閉幕しました。
 2日間に渡って折り紙を折り続けてかなり疲れましたし、ショックなこともありましたが、九州コンベンション、参加してよかったです。
 来年も参加するつもりではありますが、講師はたぶんしないでしょう。講師過多のようだし、自分の作品はあまり人に求められていないようなので。
 まぁその方が気楽でいいです。ちょっと寂しい気はしますけどね。
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